NASCAR SPRINT CUP SERIES
第27戦 Sylvania 300
開催日:9月20日
波乱の幕切れとなったレースでデニー・ハムリンが2位
"チェイス"初戦で2位フィニッシュを果たしたデニー・ハムリン(#11)
9月20日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・
シーズンは今大会を含め残り10戦となり、前大会終了時点でのランキング上位12台は
18日(金)午後3時10分より予選が行われ、ハムリンが2列目4番手グリッドを確保。
20日(日)午後2時16分、1.058マイルオーバルを300周(317.4マイル:約510km)して
2列目4番手グリッドのハムリンは、スタート直後から上位を争い、3周目には2位に浮上。ポールポジションのファン・モントーヤ(シボレー)、トニー・スチュワート(シボレー)らとサイド・バイ・サイドでのバトルを展開した。
レースが折り返しに近づいた141周目、この日3度目のイエローコーションが出されると、上位勢は一斉にピットイン。146周目に再スタートが切られ、トップのモントーヤとハムリンは激しく首位を争うが、148周目にハムリンがついにモントーヤをパスし、この日初めて首位に浮上。
その後、比較的短い間隔でイエローコーションが発生し、各車異なるピット戦略を採った
ほぼ全車がピットを終えた272周目には、ハムリンは他車よりも圧倒的に速いペースで
この日10度目のイエローコーションからは、残り3周での再スタートとなった。またも
5番手スタートのカイル・ブッシュは中盤20位前後までポジションを落とすなど苦しんだが、セッティングの変更が効を奏し、徐々に上位へと復帰。5位でチェッカーを受けた。26番手と後方からのスタートとなったヴィッカーズは、中盤ピットでのホイールナット脱落トラブルに
次戦第28戦は9月27日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インター
ドライバー デニー・ハムリン:
「着実にレースを戦うことができた。レースが残り50周に至るまでは、恐らく我々は勝てる状態ではなかった。その後、グリーン下でのピットストップ後に状況は改善され、我々は他車よりも1周あたりコンマ5秒も速いペースで、5号車(マーク・マーティン)と2号車(カート・ブッシュ)を捕らえようとしていた。このままグリーンが続けば、いけるかも知れないと思っていたが、コーションが出され、イン側から再スタートを切るというあまり良くない状況になってしまった。再スタートでは、第1コーナーでスリーワイド(3台が横一線)となった前走車に阻まれ、その後方でバトルするしかなかった。そのような状況で、再スタートで5位まで落ちながらも、2位フィニッシュを果たせたことは誇らしく思う」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 14 | 5 | マーク・マーティン | シボレー | 300 | ||
2 | 4 | 11 | デニー・ハムリン | トヨタ カムリ | 300 | ||
3 | 1 | 42 | ファン・モントーヤ | シボレー | 300 | ||
5 | 9 | 18 | カイル・ブッシュ | トヨタ カムリ | 300 | ||
11 | 26 | 83 | ブライアン・ヴィッカーズ | トヨタ カムリ | 300 | ||
12 | 13 | 0 | デイビッド・ロイティマン | トヨタ カムリ | 300 | ||
20 | 31 | 47 | マーコス・アンブローズ | トヨタ カムリ | 300 | ||
21 | 33 | 20 | ジョーイ・ロガーノ | トヨタ カムリ | 300 | ||
24 | 28 | 7 | ロビー・ゴードン | トヨタ カムリ | 300 | ||
27 | 21 | 55 | マイケル・ウォルトリップ | トヨタ カムリ | 298 | ||
31 | 27 | 82 | スコット・スピード | トヨタ カムリ | 297 | ||
39 | 30 | 64 | マイク・ウォレス | トヨタ カムリ | 48 | ||
40 | 20 | 87 | ジョー・ネメチェク | トヨタ カムリ | 41 | ||
41 | 43 | 36 | マイケル・マクドウェル | トヨタ カムリ | 36 | ||
42 | 15 | 66 | デイヴ・ブレイニー | トヨタ カムリ | 23 | ||
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NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第19戦 Heluva Good! 200
開催日:9月19日
カイル・ブッシュが今季5勝目
出場レース3連勝で今季5勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#51)
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第19戦「Heluva Good! 200」が9月
19日(土)午前10時5分から予選が行われ、マイク・スキナーが、自身今季2度目の
午後3時16分、1.058マイルオーバルを200周(211.6マイル:約340km)して競われる決勝レースがスタート。
最前列に並んだ2台の"トヨタ タンドラ"がサイド・バイ・サイドのままスタートを切り、トップ争いは接触しながらの激しいバトルを繰り広げたが、ポールポジションのスキナーが首位を堅守し、Ky.ブッシュが続いた。しかし、Ky.ブッシュはその後もスキナーを攻め、17周目についに首位を奪取。
38周目に最初のコーションが出されると、全車ピットイン。このピット作業でケヴィン・
66周目にホーナディからの猛追を受け、これをブロックし続けたKy.ブッシュであったが、68周目に惜しくもホーナディに首位を奪われてしまった。
その後も常にホーナディを追い、2位での走行を続けたKy.ブッシュであったが、140周目前後より右フロントタイヤの振動というトラブルに見舞われ、4位まで後退。
この日はイエローコーションがほとんど出ず、各車170周目前後より最後の給油ピット
190周目にこの日3度目のイエローコーションが出され、193周目に再スタート。首位での再スタートとなったKy.ブッシュは、ホーナディとハーヴィックからの追撃を振り切り、見事
キャンピング・ワールド・トラック・シリーズにスポットで参戦しているKy.ブッシュに
次戦第20戦は9月26日(土)に米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・
ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日は素晴らしいレースだった。この"トヨタ タンドラ"を仕上げるためにハードワークをこなしてくれたスタッフとクルーチーフを本当に誇りに思う。最後のピットストップで、我々は4秒間燃料を入れた。あとコンマ5秒多く入れればより安心だったとは思うが、我々はこのピット作業で首位に立ち、勝つことができた。我々は33号車(ロン・ホーナディ)や2号車(ケヴィン・ハーヴィック)に比べれば若干速さでは劣っていたが、最後は正しい量の燃料を入れたことがポイントになった。このコースで、これまでで最高の走りができた」
リザルト
決勝結果 | |||||||
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順位 | 予選 | No. | ドライバー名 | 車種 | 周回 | ||
1 | 2 | 51 | カイル・ブッシュ | トヨタ タンドラ | 200 | ||
2 | 3 | 33 | ロン・ホーナディ | シボレー | 200 | ||
3 | 5 | 2 | ケヴィン・ハーヴィック | シボレー | 200 | ||
6 | 14 | 60 | ステイシー・コンプトン | トヨタ タンドラ | 200 | ||
7 | 6 | 16 | ブライアン・スコット | トヨタ タンドラ | 200 | ||
8 | 1 | 5 | マイク・スキナー | トヨタ タンドラ | 200 | ||
12 | 25 | 11 | T.J.ベル | トヨタ タンドラ | 200 | ||
13 | 15 | 24 | デイビッド・スター | トヨタ タンドラ | 200 | ||
16 | 11 | 25 | テリー・クック | トヨタ タンドラ | 199 | ||
19 | 19 | 17 | ティモシー・ペターズ | トヨタ タンドラ | 198 | ||
20 | 13 | 81 | テイラー・マルサム | トヨタ タンドラ | 197 | ||
21 | 23 | 15 | アリック・アルミローラ | トヨタ タンドラ | 196 | ||
22 | 22 | 9 | マックス・パピス | トヨタ タンドラ | 196 | ||
24 | 16 | 30 | トッド・ボダイン | トヨタ タンドラ | 151 | ||
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