F3ユーロシリーズ第2戦で小林可夢偉が2戦連続3位表彰台
F3ユーロシリーズ
第2戦:
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーの小林可夢偉が参戦しているF3ユーロシリーズ第2戦がイギリス・ブランズハッチのショートコースで6月8日(金)から10日(日)にかけて開催された。
7日(木)に行われた2回のテストでは6番手、7番手、8日(金)の予選に先立って行われた公式練習では5番手と着実にポジションを上げていった小林可夢偉は、第1レースのグリッドを決める予選で4番手を獲得。
9日(土)に行われた第1レースでは、2列目4番手からスタートした小林可夢偉は3位でフィニッシュ。今季初の表彰台を獲得した。
10日(日)の第2レースは、第1レースの結果から、上位8台のみが逆順としてグリッドが決定されるため、小林可夢偉は6番手グリッドからスタート。狭く、追い抜きの難しいコースにもかかわらず、好スタートで一気にポジションを上げ、3位に浮上。そのポジションを守り抜き、2戦連続で3位表彰台へ上ることとなった。
次戦第3戦は6月22日(金)から24日(日)にかけて、ドイツ・ノリスリンクで行われる。
ドライバー | 車番 | 第2戦 | 第2戦終了時のポイントランキング | |||
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第1レース | 第2レース | |||||
グリッド | 決勝 | グリッド | 決勝 | |||
小林可夢偉(ASMフォーミュラ3) | 1 | 4番手 | 3位 | 6番手 | 3位 | 7位(10ポイント) |
全日本F3選手権
第7,8戦:
6月9日(土)と10日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで、全日本F3選手権第7戦、第8戦が行われた。
9日(土)午前中に第7戦、第8戦の予選が行われ、TDPドライバーの石浦宏明が2戦共にポールポジションを獲得。第8戦はコースレコードを更新する速さを見せた。ルーキー関口雄飛はどちらも5番手グリッドとなった。一方、大嶋和也は第7戦の予選中にクラッシュを喫し、予選通過タイムに達せず、また、第8戦予選にも出走出来なかったが、嘆願書を提出し、両レース共に最後尾12番手から決勝レースに臨むこととなった。
9日(土)午後4時10分に開始された第7戦決勝では、ポールポジションの石浦宏明が好スタートを決めると、そのまま後続を大きく引き離し独走。今季初優勝を飾った。関口雄飛は一つポジションを落とし6位でフィニッシュ。最後尾スタートの大嶋和也は追い上げを見せ7位でチェッカーを受けた。
10日(日)の第8戦決勝レースは、午後12時40分のスタート直前に、予想外の降雨があり、多くのドライバーが急遽レインタイヤへと変更。セーフティカーに導かれてのスタートとなった。しかし、スタート後まもなく雨は上がり、路面は徐々にドライコンディションへと改善されて行った。最後尾グリッドから、スリックタイヤのままスタートを切った大嶋和也は、この機を逃さず猛烈な追い上げを見せ、2位でチェッカー。関口雄飛は6位。レインタイヤのまま走行を続けたポールポジションの石浦宏明は7位に終わった。。
ドライバー | 車番 | 第7戦 | 第8戦 | 第8戦終了時のポイントランキング | ||
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グリッド | 決勝 | グリッド | 決勝 | |||
石浦宏明(TOM'S) | 37 | 1番手 | 1位 | 1番手 | 7位 | 3位(102ポイント) |
大嶋和也(TOM'S) | 36 | 12番手 | 7位 | 12番手 | 2位 | 4位(95ポイント) |
関口雄飛(Now Motorsport) | 33 | 5番手 | 6位 | 5番手 | 6位 | 7位(40ポイント) |