F1第18戦ブラジルGP 中嶋一貴は17位で完走
F1世界選手権
2008年のF1世界選手権最終戦となる、第18戦ブラジルGPが10月31日(金)から11月2日(日)に渡って、ブラジルのインテルラゴス(サーキット名:アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)で開催された。F1世界選手権には、TDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦している。
今季からF1にフル参戦を開始した中嶋だが、F1デビューは昨シーズンの最終戦ブラジルGP。昨年中嶋は、F1初レースながら10位完走を果たしており、更なる好成績を目指し2度目のブラジルGPに挑んだ。
31日(金)の公式練習では、1回目16番手、2回目10番手タイム。1日(土)午前中の公式練習3回目では15番手タイムをマークしたものの、続いて行われた予選では、第1セッションで終盤惜しくもかわされ、16番手。第2セッション進出はならず、16番手グリッドから決勝に臨むこととなった。
2日(日)午後3時から行われた決勝レースは、スタート直前に急な降雨があり、スタートは10分延期。各車ウェットタイヤでのスタートとなった。16番手グリッドの中嶋は、スタート直後、他車の接触に巻き込まれ、スピン。17位にポジションを落としてしまった。
この接触で車体とサスペンションにダメージを負った中嶋だったが、レースを続行。終盤にも再び激しい雨に見舞われるという難しいレースを走り抜き、17位でチェッカーを受けた。
中嶋はF1フル参戦初年度を、18戦中16戦完走、5回の入賞で9ポイント獲得、ドライバーズランキング 15位という成績で終えることとなった。
中嶋は、来シーズンも同チームからF1に参戦することが発表されており、フル参戦2年目の活躍に期待がかかる。
ドライバー | 車番 | 第18戦 | 最終ポイントランキング | |
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予選 | 決勝 | |||
中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ) | 8 | 16番手 | 17位 | 15位(9ポイント) |