LGDAヘルメットカラーリングコンテスト｜ニュース｜トヨタ モータースポーツ

僕たちがどうしてヘルメットデザインコンテストを行ったか。その思いを表しているのが、ここの書かれている「僕らの夢、そして希望」という言葉でした。今回このコンテストに応募してくれたたくさんの子供たちの思いと共にこのヘルメットを被って富士のレースに出たいなと思います。ただペインターさんが反対側をどう描くか僕は知りませんけどね（笑）。

いま被っているヘルメットと少し似ていますけど、黒と白とシルバーをあしらったスタイリッシュかつシンプルなデザインがすごく気に入りました。実は自分の中でこんなヘルメットがあったらいいなとイメージしていたのですが、そのデザインに近かったのがこのデザインでした。あと自分の名前をモチーフにしたロゴもかっこ良くて気に入ってます。

大輔の大の字を分かりやすく配したデザインのヘルメットがあったら面白いなと密かに思っていたのですが、シンプルだけれどもすごく大胆で、さらに京都の大文字焼きをモチーフにした迫力あるデザインがとても気に入ったので選びました。ただ本当にたくさんの子供たちが応募してくれたので、その中からひとつだけを選ぶのは心苦しい部分がありました。

まず気に入ったのは僕の母国スウェーデンの国旗の色を配したデザインです。そこからこのチェッカーフラッグのデザインです。パッと見ただけでレースを連想させるカッコいい配置にあると思います。でもなにより気に入ったのは、僕のニックネームでもある熊（BJORNはスウェーデン語で熊という意味）の顔がとってもかわいく描かれているところです。

デザインはもちろんなのですが、「青空に虹がかかっているイメージ。富士のレースで石浦選手に1位になってもらいたいので、Hの模様は金色に塗りました」というメッセージがうれしくて選びました。実は大嶋が選んだヘルメットのもたまたまなのですが同じように虹が描かれていたので、「クラフトはふたりで虹コンビだな」と話していたんですよ。

ヘルメットのデザインはこれまでも細かく変更してきたのですが、こんなに大胆なのは初めてです。デザインがすごくきれいにまとまっていますし、「羽は速く進む、そして王冠は1位になってほしいという思いを込めて描きました」というメッセージも決め手になりましたね。あとはこの複雑なラインを担当のペインターさんがどう再現するか楽しみですね。

富士スピードウェイで行われるレースということで、まずはそのコース図が描かれているのが目に止まりましたね。すごくきれいな色使いですし、ヘルメット映えしそうなデザインだなと思いました。僕にはとても思いつかないデザインです。カートに乗っている頃から基本的にずっと今と同じデザインのヘルメットを被ってきたので、なんだか照れますね(笑)。

赤と白と青の配色がイギリス国旗と同じ配色で、緑は自分が生まれた故郷の北アイルランドをイメージするカラーなのですごく気に入りました。また富士スピードウェイのコース図がセクターごとに分かれて描かれているところがとてもユニークですね。このデザインを見ているだけでレースへ向けて自分の気持ちを奮い立たせてくれますし、アグレッシブな気分になってきますね。

上の部分から太陽、星、そして富士山をモチーフにした大胆なデザインがといてもユニークだなと思いました。そしてこれを5歳の女の子が描いたと知って本当にびっくりしました。あと「夜光る星のように輝き、太陽のようにサンサンと光ってほしい。そしてレースに勝って富士山のように日本一になってほしい」というコメントにも感銘を受けました。

きれいな色使い、そしてラインの引き方など、自分がデザインしたいなと思っていたヘルメットがまさにこんな感じだったです。そう思いながらも今まではなかなか自分で思い切って踏み込むことができなかったので、このデザイン画を見た時に「これだ！」と直感的に思いました。あと描いてくれた女の子だったというのも大きなポイントです(笑)。