2010年9月14日(火)配信

中山雄一をFCJ第9戦からTDPドライバーとして支援

 トヨタ自動車(株)は、10月9日(土)と10日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されるフォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)の第9戦、第10戦から、中山雄一をTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとして支援することを決定した。

 中山は東京都出身の19歳。6歳より始めたカートレースで多くのタイトルを獲得。2006年、2007年にフォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受講し、FCJに参戦。今季は開幕から新記録となる8戦連続でのポールポジションを獲得し、全12戦中8戦を終えた時点で6勝。8月8日(日)のもてぎ大会第8戦で、残り4戦を残して早くも今季のシリーズチャンピオンを確定している。

FCJにおいて、今季中山の達成した5連勝と、8回のポールポジションは、これまでの4連勝(国本雄資他)、年間7回ポールポジション(国本雄資)という記録を更新するものとなった。

次戦の鈴鹿ラウンドからは、中山のドライビングスーツ及び車両にTDPロゴが配され、車両名「TDPスカラシップFCJ」でレースに参戦することとなる。

中山雄一の主な戦歴
1997年
-2004年
カートレースデビュー 以降数多くのタイトルを獲得
02、03年東日本ジュニアチャンピオンカップ
スーパージュニアクラスチャンピオン
03年SL茂原シリーズ Sクラス チャンピオン他
2005年JAFジュニアカート選手権 FP-Jrクラス チャンピオン
ARTAチャレンジカートレース RSOクラス チャンピオン
2006年イタリアンオープンマスター選手権参戦 ICAJrクラス参戦
M4シリーズ 東地域 チャンピオン
2007年全日本カート選手権 FAクラスシリーズ 3位
CIK-FIAアジアパシフィック選手権 KF2クラス 7位
2008年フォーミュラチャレンジ・ジャパン参戦 シリーズ 13位
FJ日本一決定戦 S-FJクラス 2位
2009年フォーミュラチャレンジ・ジャパン参戦 シリーズ 4位
2010年フォーミュラチャレンジ・ジャパン参戦中
8月の第8戦を終えた時点で4戦を残してシリーズチャンピオン確定

※ご参考:TDPの概要
 TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)とは、トヨタ自動車による若手ドライバーの支援プログラム。
 世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍出来るレーシングドライバーの発掘・育成を目的として、多くの若手ドライバーを支援し、数々の成功を収めている。
 今季は、F1で活躍している小林可夢偉を筆頭に、中嶋一貴、フォーミュラ・ニッポンやSUPER GTで活躍する平手晃平、石浦宏明、大嶋和也、井口卓人、そして全日本F3で快進撃を続けている国本雄資と蒲生尚弥の8名が支援ドライバーとして活躍しており、今般、中山がこのメンバーに加わることとなる。