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Rd.1 Grand Prix of Australia
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2008年F1世界選手権 今週末 オーストラリアGPで開幕
J.トゥルーリとT.グロックが大きく進歩を遂げた“TF108”でポイント獲得に挑む

2008年3月10日(月)

パナソニック・トヨタ・レーシングは、明るいムードの中、切望していた新しいドライバー ラインアップでレースシーズンを始めるために、2008年FIA F1世界選手権の 開幕戦に向かっている。 GP2チャンピオンのティモ・グロックが、新しく活躍の 期待されるTF108を運転するヤルノ・トゥルーリに加わった。TF108は、先月の バルセロナのテストでアップデートされた仕様で、オーストラリアに到着する。 このアップデートされたパッケージは他のメカニズム部分の改良と同様に車体の 改良も含まれている。今週末にヤルノは、彼の12回目のオーストラリアGPを 記録する。一方で、ティモは、2004年に金曜日の練習走行でメルボルンストリートを 走った経験があるが、今週末に、初めてアルバート・パークのグリッドに並ぶことに なる。トヨタは、レースシーズンに備えて準備してきたチームとドライバーのすべての 厳しい作業を終え、上位ポイント獲得を今週末の明確な目標に据え、興奮し、 明るい見通しをもっている。

ヤルノ・トゥルーリ : カーナンバー11

「新しいシーズンの始まりはいつも興奮する。そして、今年は、これまで以上に やる気が湧いている。テストは新車でとても上手く行ったし、我々は、取り組むべき 正しい方向が分かっていたから素晴らしい進歩を遂げた。だから、楽観的に捉えて いる。今年の車は大幅に良くなった。TF108は、TF107とは全然異なっていて、 我々がテストで見た進歩を続けられる多くの可能性がある。 私は、特に オーストラリアとメルボルンを訪問するのを本当に楽しんでいるから、いつもの アルバート・パークがそうであるように、いい天気と熱心な観衆を楽しみにしている。 このサーキットは最も挑戦的なコースではないけど、運転するにはとても良い サーキットだから、いい競争ができることを願っている。今週末に良い結果を 出すために完全に焦点を合わせているし、我々にはポイントを獲得する十分な チャンスがあると思っている。」

ティモ・グロック : カーナンバー12  

「オーストラリアグランプリが、トヨタでの私のレースデビューになるから、とても 興奮している。アルバート・パークのコースは絵のように非常に美しい公道 サーキットだけど、ドライバーにとって、カレンダー上で最も挑戦しがいのある サーキットではない。このコースはちょっと変わっていて、オーストラリアグランプリに のみ使用されるだけで、1年間、他のモータースポーツで使用されることはない。 つまり、我々がそこに行く時は、いつもタイヤラバーが付着していないコースが あって、グリップがまず第一に全くない。そして、そのため時々セットアップ等で 正しい方向を見つけるのがかなり難しくなる。 でも、これは皆にとって同じだし、 私にはヤルノと言う経験豊富なチームメイトがいるから、少し助かるだろう。 オーストラリアのファンはいつもすごい熱心だから、彼らの前でレースをするのを 楽しみにしている。今年の目標は、あくまでポイントを獲るために争うことであり、 メルボルンで強いシーズンを始めることを望んでいる。」

パスカル・バセロン : 
シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー

「モータースポーツへの情熱のためにこのビジネスにいるならば、最初のレースが 近づいてきた時は、興奮せずにはいられないだろう。だから、我々は皆、 オーストラリアを楽しみにしている。一般的に、メルボルンは平均的なF1 サーキットを代表するものではなく、非常に特定されたコースで、舗装された コースは非常に滑らかで、ウォームアップ不足やタイヤグリップの不足を招くため、 車のバランスをとるためにそれに対処しなければならない。 それはメルボルンに おける事実であり、我々はそれを受け入れて対処しなければならない。 我々は 今週末に対して明るい見通しを持っている。なぜならば、冬季テストの、特に 後半がうまく行き、バーレーンでのテストよりも競争力の評価が明らかに向上して いるからだ。 そのため、我々は、上位に近いところで競争できると思っている。 我々の目標は、ポイントを獲ってトップ6以内に入ることだ。我々の前にある 事実に照らしてそれは現実的な目標だ。」