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Grand Prix Tests
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ポールリカール合同テストに参加
第3戦オーストラリアGPへ向け準備開始
ラルフ・シューマッハーとリカルド・ゾンタが主にタイヤに関するデータを収集
 
2006年3月22日(水)(フランス・ポールリカール発)
 

先週のマレーシアGPで進歩を見せたパナソニック・トヨタ・レーシングは、次戦オーストラリアGPへ向け、 数多くのテスト項目をこなすべく、ポールリカール・サーキットへと戻って来た。チームはタイヤプログラムに 集中し、特に、“TF106”の挙動に適合するための、セットアップおよびタイヤ温度に関する、データ収集を 行った。テスト初日は、ラルフ・シューマッハーとリカルド・ゾンタがテストに参加。午前中は寒い天候に 見舞われたものの、午後には気温も回復し、両ドライバー共にテストと評価を行うことが出来た。 明日23日(木)は、ヤルノ・トゥルーリとリカルド・ゾンタがテストを継続する予定。

リカルド・ゾンタ :TF106/02
ベストラップ:1分06秒311
周回数:79周
走行距離:301.622km

「午前中は気温の上昇を待ち、ゆっくりとしたスタートとなった。昼食後、タイヤプログラムに関する作業を 開始し、予定されていた全てを終了した。私は、異なるコンパウンドおよびタイヤ温度セッティングを試し、 バランスのセットアップを行った。明日も異なる項目に関するテストを継続する予定だが、より気温が上がって くれそうなので、良い成果が得られるだろう」

ラルフ・シューマッハー :TF106/01
ベストラップ:1分07秒060
周回数:40周
走行距離:152.72km

「今日は全体的に非常に寒く、タイヤの温度を上昇させるのに苦心した。午後は若干の走行はしたが、些細な 電気系の不調に見舞われ、他の問題を引き起こさないためにも、そこでテストは終了した。今日のテストは 成功したとは言えないが、明日もチームはヤルノ・トゥルーリとリカルド・ゾンタと共にテストを続行し、次の レースへ向け、何かを得てくれるだろうと確信している」

ゲルト・プファイファー :テスト・チーム・マネージャー

「今日は、“TF106”の異なるセットアップにおいて、タイヤが必要な温度を得られるように、構造についての いくつかのテストを行った。興味深い結果を得られたので、残る2日間も作業を継続する。明日は予定を 変更してラルフ・シューマッハーに代えてヤルノ・トゥルーリにテストを任せることにした。これは、テスト最終日と なる金曜日に、悪天候が予想され、ヤルノ・トゥルーリに、良い状況でのテストの機会を与えるためだ」