終日、強風に見舞われたものの太陽には恵まれたポールリカール合同テスト2日目は、ヤルノ・トゥルーリと リカルド・ゾンタが走り込むには、十分なコンディションとなった。午前中は、両ドライバーが異なった
セッティングのテストを継続。午後は、これまでよりも、さらに柔らかいタイヤ・コンパウンドのテストを行った。 明日のテストは、オリビエ・パニスとリカルド・ゾンタによって引き継がれる。
ヤルノ・トゥルーリ :TF106/01
ベストラップ:1分05秒702
周回数:72周
走行距離:274.896km
「“TF106”の性能を発揮させる為には,よりソフトなタイヤを使わなくてはならないということが分かったので、 次戦オーストラリアGPに向けて、さらに多くのタイヤを持ち込み、セットアップのテストを行った。我々は、
“TF106”がどのような挙動を示すかを理解するには、様々な方法があると思っているがその一つとして、 今日の午後は、さらに柔らかいタイヤ・コンパウンドを使用してみた。次戦で戦闘力を示すべく今週は徹底して
テストを重ねており、オーストラリアGPで活かせる興味深いデータも会得したと確信している」
リカルド・ゾンタ : TF106/02
ベストラップ:1分05秒738
周回数:121周
走行距離:461.978km 「全てが上手く機能し、充実した一日であった。今朝の強風は、高速コーナーで車体を浮かすほどだったが、 コース路面は昨日より綺麗で、暖かさも加わり、我々にとっては、さらに良い日となった。その上、“TF106”は
信頼性が高く、何の問題も無く121周を走り抜くことが出来、大きな手応えを得られた」
ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「来たるべくレースへと多くのテスト項目を遂行出来て、本当に今日は良かった。両ドライバーと共に、 オーストラリアGPへとタイヤ選択のデータ収集を行った。昨日は、新構造のタイヤをテストしたが、今日は
新しいタイヤ・コンパウンドを試した。明日は、また新しいタイヤ・コンパウンドを使用してロングランテストを 行う予定だ」
|