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Grand Prix Tests
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F1バルセロナ合同テスト終了
来週に迫ったイギリスGPへ向け準備完了
最終日はヤルノ・トゥルーリとオリビエ・パニスが800km以上を走破し、重要なデータを収集
 
2006年6月2日(金)(スペイン・バルセロナ発)
 
パナソニック・トヨタ・レーシングは3日間に渡って参加したスペイン・バルセロナでのF1合同テストの日程を 終了した。ヤルノ・トゥルーリとオリビエ・パニスは次戦イギリスGPへ向けた最終準備を行い、両ドライバーは 合わせて842kmを走破。レース用セットアップ及びタイヤ選択のために重要なデータ収集を完了した。

ヤルノ・トゥルーリ : TF106/06B
ベストラップ:1分15秒010
周回数:104周
走行距離:481.208km

「今回のテストで、進化型“TF106B”はポテンシャルを示し、より良いバランスと、私にとって完璧なセットアップを 見出すべく作業を行った。今回テストしたタイヤは非常に良くなっていたが、もちろんまだやるべきことはある。 イギリスGPの行われるシルバーストーン・サーキットとモナコのコースはセットアップが大きく異なるので、 “TF106B”が高速コースでどれだけの力を見せるか確かめなくてはならない。今年、我々はシルバーストーンで テストを行っていないが、シルバーストーンでのレースはタフな戦いとなると思う。そして我々は確実にポイント 獲得へ向け懸命な努力を続けていく」

オリビエ・パニス : TF106/05
ベストラップ:1分16秒532
周回数:78周
走行距離:360.906km

「今日の主な目的は、何度かのロングランテストであったが、若干の振動を感じたため、感触が良くなるまで 異なるセットアップを試し、多くの時間を費やした。テストにおいてはよくあることであり、次戦に向けて、完璧な パッケージにするべく努力している。全体的にチームはハードな仕事をこなし、ローンチシステムやタイヤ構造、 そしてソフトウェアの比較などいくつかのテストを完了できた」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー

「ここカタルニア・サーキットでのテストでは、シルバーストーンにおけるいくつかのレース特性をシミュレート することが出来る。空力面とタイヤに関して、多くの長い高速コーナーを持つという点で、シルバーストーンは バルセロナと似ている。シルバーストーンはドライバーに多くを要求するサーキットであり、このため、今週 我々はドライバーが自信を持ってレースで全力を尽くせるよう、セットアップを確実にするべくハードな作業を 行った」