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Grand Prix Tests
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F1ヘレス合同テストに参加。
暑さの中で“TF106B”をさらに開発
初日はR.ゾンタとO.パニスがテスト。残り2日はR.シューマッハーとJ.トゥルーリが継続
 
2006年7月5日(水)(スペイン・ヘレス発)
 

第9戦カナダGP、第10戦アメリカGPの北米遠征2連戦で連続ポイント獲得を果たしたパナソニック・トヨタ・ レーシングは、再びヨーロッパでの戦いを前に、スペイン・ヘレスサーキットで行われているF1合同テストに 参加している。初日となった7月5日(水)は、サードドライバーのリカルド・ゾンタとテストドライバーのオリビエ・ パニスが参加。気温は30度に届き、路面温度も40度を超えるという暑いコンディションとなった。 今週のテストプログラムは主に次戦フランスGPへの準備であり、初日は全体的なタイヤテストとセットアップ 作業に集中した。

明日からの2日間はレースドライバーのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリがテストを継続する。

リカルド・ゾンタ : TF106/06B
ベストラップ:1分18秒743
周回数: 99周
走行距離:438.372km

「今日はタイヤテストに時間を費やした。午前中はグリップに問題を抱えており、非常に滑りやすかった。 午後は良くなり、グリップも改善された。また空力のテストを行い、ラウンチコントロールのテストも完了した。 “TF106B”は快調であり、開発が順調に進み続けていることを感じている」

オリビエ・パニス : TF106/10B
ベストラップ:1分19秒059
周回数: 85周
走行距離:376.38km

「今日は主にタイヤ構造に関するテスト作業を行ったが、路面があまり綺麗ではなく、多くの粒状摩耗に 悩まされた。最初から良いペースで走行出来、アメリカGPでのヤルノ・トゥルーリのようなパフォーマンスを 得られたが、まだ改善の余地は大きい。それでも我々はポイント獲得が可能なレベルにあると思うし、それは チームを安定させるために必要なことだ。“TF106B”は改良が進んでいるがトップチームとの差を埋める ためにまだやるべきことはある」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー

「今回のテストはヘレス・サーキットにおける“TF106B”での初めてのテストであり、ここでは多くのテストを 予定している。フランスGPへの準備を行うと共に様々な新型部品をテストし、異なるタイヤ構造でのデータを 収集していく。今日のテストでは、これからのレースで利用するための全体的なデータ収集を行ったが、 明日からは2人のレースドライバーが次戦フランスGPに特化したセットアップ項目に集中する」