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Grand Prix Tests
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F1ヘレス合同テストに参加 夏期休暇を前に次戦へとテストを開始
R.ゾンタとO.パニスが2日間テスト。最終日はR.シューマッハーとJ.ト ゥルーリが継続
 
2006年7月19日(水)(スペイン・ヘレス発)
 

猛暑のフランスGPを終え、パナソニック・トヨタ・レーシングは、再び同様に 暑いスペイン・ヘレス・サーキットでの3日間のテストに戻ってきた。初日とな った19日(水)は、サードドライバーのリカルド・ゾンタとテストドライバー のオリビエ・パニスがタイヤテストに従事。今週のテストでは、チームはタイヤ プログラムに主に焦点を当てているが、これは、今回のヘレステストが、夏期休 暇期間前の最後のテストとなるからである。そのため、チームは来る3レースの ためのデータを収集する必要があり、それらのレースは全て、高温が予想され、 タイヤ選択が大きな影響力を持つことになる。リカルド・ゾンタとオリビエ・パ ニスは明日の2日目もテストを続行し、最終日の金曜日は、ラルフ・シューマッ ハーとヤルノ・トゥルーリがテストを引き継ぐ。

リカルド・ゾンタ : TF106/06B
ベストラップ:1分18秒986 
周回数:123周 
走行距離:544.644km

「今日は混み合ったコースと高温の中で、多くの周回をこなした。“TF106B” のパフォーマンスは良く、特に問題になるような点もなかった。今日は一日を通 して、次戦ドイツGPを見据え、タイヤコンパウンドを比較しながらロングランを 行っていた。また、良いバランスを見出すためのセットアップ作業も行った。明 日はやはり同様のコンディションが予想されるハンガリーGPでもそのコンディシ ョンを利用するべく、ロングランテストを続行する予定だ」

オリビエ・パニス : TF106/10B
ベストラップ:1分19秒143 
周回数:103周 
走行距離:456.084km

「今日は多くの作業を行い、プログラムを遂行した。今回のテストはフランスGP 前に行ったものに似ており、非常に暑く、若干の風の下で行われた。リカルド・ ゾンタ同様、私もロングランテストを行い、良好な結果を得ている。明日もより 進化を遂げられるよう挑戦し、ラップタイム向上を狙うつもりだが、全体的に見 て、今日の作業と結果には満足している」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー

「今週は特に3レース分の情報を得なくてはならないため、ハードなテストにな らざるを得ない。ここで経験している高温は、ドイツGPとハンガリーGPとい う、F1カレンダーの中でも高温下でのレースとして知られる2戦へ向けて、大 きな強みとなるはずだ。タイヤの性能をテストし、摩耗について学ぶだけでなく、 細かい点で、信頼性改善に励んでいる」