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Grand Prix Tests
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スペイン・ヘレスでシーズン開幕前最後のテストを開始
ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリが2日間に渡って最後の仕上げ
 
2007年3月7日(水)(スペイン・ヘレス発)
 

パナソニック・トヨタ・レーシングは、2007年シーズン開幕前最後のテストをスペイン・ ヘレスで開始した。2日間に渡るテストの初日は、ラルフ・シューマッハーとヤルノ・ トゥルーリが、ヘレス・サーキットでのプライベートテストをこなし、チームと共に開幕戦 オーストラリアGPへ向け“TF107”の最後の仕上げを行った。今日はオーストラリアGP用の 新たな空力パッケージを初めて導入し、その煮詰めを行った。朝は、若干の降雨に よって路面温度が約18度と低かったが、午前中に路面は乾き、午後は路面温度も 22度へと上昇し、コンディションが回復。ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリは 多くの周回をこなし、開幕戦へと貴重なデータを収集すると共に、スタート練習も行った。 シーズン開幕前テストの最終日となる明日も、同じく2名のレースドライバーがテストを 継続する。

ラルフ・シューマッハー : TF107/01
ベストラップ:1分20秒389
周回数:81周
走行距離:358.6km

「今日のテストは非常に上手く行き、多くの有意義な作業をこなすことが出来た。 開幕戦が直前に迫る中で、我々はいくつかの異なるセットアップを試し、手応えを得た。 着実に進化を遂げており、トラブルも無く多くの周回をこなすことが出来、満足している。 我々には、シーズン開幕までにあと1日テストが残っており、その機会を最大限に 活かし、開幕戦オーストラリアGPへの準備を整えるべく努力する」

ヤルノ・トゥルーリ : TF107/04
ベストラップ:1分19秒710
周回数:112周
走行距離:495.9km

「2レース分の距離を超える、非常に多くの周回を走破し、その結果に満足している。 バーレーンでのテストの後、更に走行を重ね、いくつかのセットアップを試せるのは、 良いことだ。我々は、バーレーンの後いくつかやるべき作業を残していたが、今日は 良いスタートを切ることが出来た。テスト最終日となる明日も上手く進化を継続出来る だろう」

ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア

「朝は濡れた路面のためにややスタートが遅れたが、それでも今日はとても成果の 上がる一日となった。開幕戦へ向けた最後の準備のために、まだ試すべき多くの項目を 残していたが、今日は完全な空力パッケージでの初めての走行を行った。ヤルノ・ トゥルーリはトラブルに見舞われることなくテストプログラムを完了し、オーストラリア GPへ向けた最後の準備となるセットアップ作業をこなした。ラルフ・シューマッハーは 2回のスピンを喫し、若干時間をロスしたものの、大きな問題もなく、ヤルノ・トゥルーリ 同様にセットアップ作業を行った」