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Grand Prix Tests
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シルバーストーン合同テスト終了 ヨーロッパ2連戦へ手応え
最終日はJ.トゥルーリが第8戦フランスGPと第9戦イギリスGPへ向けた
準備を完了


2007年6月21日(木)(イギリス・シルバーストーン発)

パナソニック・トヨタ・レーシングは、イギリスのシルバーストーン・サーキットで3日間に 渡って行われたテストを終了した。テスト最終日は夏至であり、1年で最も昼間の長い 一日だったが、チームは、イギリスにおいては昼の長さは保証されないということを知った。 一日を通じて空は雲に覆われたが、最悪の予報であった降雨には見舞われることなく、 午前中のセッションはドライコンディションで推移し、運の良いことに昼食時に激しい雨に 見舞われた。昨日に引き続きテストを担当したヤルノ・トゥルーリは、第9戦イギリスGPへ 向けたタイヤの評価に加え、システムやサスペンションに関しても更なる作業をこなした。 いつもながらの赤旗中断に阻まれながらも、ヤルノ・トゥルーリは70周をこなし、5番手 タイムを刻んだ。トヨタは今週末、イギリス南部のグッドウッドで行われる伝統的な モータースポーツイベントである、“フェスティバル・オブ・スピード”に、モータースポーツ 参戦50周年を記念して参加する。そしてその後、7月1日(日)に決勝レースが行われる 第8戦フランスGPへと、更なる競争力の高さを示すべく臨む。

ヤルノ・トゥルーリ : TF107/03
ベストラップ:1分21秒703
順位:5位
周回数:70周
走行距離:359.9km

「今週は我々にとってとても上手く行った週だった。主に来月に迫ったイギリスGPの 準備に集中したが、それ以外にも、来週末マニクール・サーキットで行われるフランス GPへ向けた準備を行った。今日はタイヤ比較と、“TF107”の他のシステムに関して 距離を重ねた。この3日間、我々はまずまずの速さを見せることが出来たが、重要なのは、 実際のレースでそれを実現することだ。今シーズンはこれまでのところ、望み通りに 進んできたとは言い難いが、これからの数週間へ向けて、今のパッケージから最高の ものを引き出すべく努力を続けていく。シルバーストーンでは良いパフォーマンスが 見せられると信じており、楽しみにしている。しかし、まだ3週間あり、それまでには 天候も侮れない」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー

「我々は今日、もっと高い降水確率を予想しており、ウェットコンディションにおける 作業の準備もしてあったが、走行出来た時間の大部分はドライコンディションで推移し、 幸運であった。ヤルノ・トゥルーリは午前中タイヤの比較も行い、異なるセットアップと、 サスペンションや他のシステムをテストした。午後もドライコンディションが続いたことで、 空力や、異なる重量配分に関しても作業を行えた。今日作業が中断させられたのは、 唯一たびたび出された赤旗によるものだけで、我々は計画していた全てをこなすことが 出来た。全体的に見て順調な一週間であり、今回学んだことを、これからのレースで 活かせることを期待している」