パナソニック・トヨタ・レーシングは、F1モンツア合同テスト2日目を迎えた。昨日に引き続き、2日目もヤルノ・トゥルーリがテストを担当。低ダウンフォースで戦われるイタリアGPへ向けた空力パッケージの開発を継続した。降雨のために、チームは若干の時間を失うこととなったが、実際のところ、降雨に見舞われたのは昼食時間帯であり、この間にギアボックスのチェックも行う予定であったため、影響はなかった。ヤルノ・トゥルーリは2日間のテストを成功裏に終え、セットアップ面で良い進歩を成し遂げた。テストは明日も続行され、ラルフ・シューマッハーが最終日を担当する予定。
ヤルノ・トゥルーリ : TF107/06
ベストラップ:1分23秒759 順位:4位 周回数:61周 走行距離:353.373km
「良い一日となり、多くの面で改善を成し遂げることが出来た。ブレーキング時の安定性と、空力セットアップでの強力な進歩を遂げられたことにとても満足している。ラップタイムも向上し、手応えを得ることが出来た。ここモンツァで開催される来週のイタリアGPでは、力強くレースを戦える自信がある。私の地元のファンは常に情熱的で、かつ熱狂的であり、この2日間のテストにおいても、それを実感することが出来た。彼らの応援に応えられる結果が出せることを望んでいる」
ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「モンツァ・サーキットはセットアップ面において他に類を見ない存在であり、我々は今日、空力とブレーキングにおいて著しい進展を成し遂げ、結果には満足している。ヤルノ・トゥルーリは車の仕上がりにとても良い感触を得ており、それはF1カレンダーの中でも最速のサーキットにおいて重要なポイントである。明日は新たにラルフ・シューマッハーとテストを開始する。天候次第ではあるが、予定されているプログラムを完了する事になるだろう」
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