グランプリ > テスト > 記事
Grand Prix Tests
tests
バルセロナ合同テスト最終日
雨のコンディションの中、ヤルノ・トゥルーリがテストを行う

2008年4月17日(スペイン・バルセロナ/カタルニア・サーキット)
ドライバー: ヤルノ・トゥルーリ
距離: 4.655km

順調に進んでいたドライコンディションでの3日間のテストの後、最終日のカタルニア・サーキットは予想通り雨となった。 ヤルノ・トゥルーリがインストレーションラップを終えた後、すぐに土砂降りになり、午前中の間に降り続いた大雨はサーキットを水浸しにした。ランチタイムに大雨が一時止んだので、その後各チームはコースに出た。 しかし残念ながら、午後に入っても雨は断続的に降り続き、午後の走行時間は更に短くなってしまった。他のチームとは異なり、ヤルノはドライタイヤで走行は行わなかった。来週、トヨタチームはスペイングランプリのためにここに戻ってくる予定だ。

ヤルノ・トゥルーリ : TF108/05
ベストラップタイム:: 1分32秒150
順位:8位
周回数:18周
走行距離:83.8km

「今日は雨になることが予め分かっていたから、作業が大きく進展することをあまり期待していなかった。最終的にウェットコンディションのセットアップで何周か走行はしたけれど、コース状況の変わり方があまりに大きかったため、いつもながらこうした状況で多くの結論を引き出すのは難しい。来週このサーキットに戻ってくるときは、再び異なるコンディションになっているだろうしね。しかし今年は、このサーキットでしっかりとテストを行うことができたから、自信をもってレースに挑めるよ。」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー

「残念ながら天気予報は正確だったため、雨が今日の重要な課題になった。予想はしてはいたが、雨はいつも有意義なテストを行いにくくする。ランチの後にウェットコンディションのセットアップの作業を行い、ウェットで何ができるか試し、学んだ。今日は雨であまり作業が出来なかったが、今週のテストはとても有意義なものだったし、来週のスペイングランプリに向けて準備も整った。」