グランプリ > テスト > 記事
Grand Prix Tests
tests
F1シルバーストーン合同テスト1日目スタート
初日はサードドライバーの小林可夢偉がテストを担当

2008年6月24日(火)イギリス・シルバーストーン
ドライバー: 小林 可夢偉
距離: 5.141km

ヤルノ・トゥルーリが、日曜日のフランスGPで表彰台を獲得してレースを終えてからまだ間もないが、パナソニック・トヨタ・レーシングは、今日から行われる合同テストのためにシルバーストーンへ戻った。チームは、マニクールの結果からいまだ興奮冷めやらぬ状態だが、次週イギリスGPの準備のために3日間のテストをスタートした。サードドライバーの小林可夢偉にとっては、初めてのシルバーストーンでのドライビングとなった。彼は、早朝にコースを学習してから、空力とセットアップに関する作業のために82周を走行した。トヨタはここで行われるレースの準備を続けるため、明日はヤルノ・トゥルーリがテストを引き継ぐ予定だ。

小林可夢偉 : TF108/04
ベストラップタイム:: 1分21秒335
順位 : 4位
周回数 : 82周
走行距離 : 421.6km

「昨日、コースをチェックするためにスクーターで回りはしたけれど、シルバーストーンで運転するのは、今日が初めてだった。早朝の周回は、サーキットに慣れるために費やした。ここは面白いコースだね。Beckettsの広い、高速コーナーが特に気に入った。最後のセクターはトリッキーで、特にLuffieldのダブルヘアピンでは、パーフェクトなラインを見つけるのが難しい。我々は、セットアップ及び異なる空力設定をテストするのに一日を費やした。プログラムをうまくやり遂げることが出来たので、良い一日だった。」

ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー

「週末のレースで好結果を獲得した後、我々は、今週ここでテストという新たに忙しい週を過ごすことになる。 今日は、可夢偉が空力とセットアップに関する作業からテストプログラムをスタートした。 彼がシルバーストーンを走行するのは初めてだったので、コースに慣れるため、早朝に数周の走行を行った。その後、彼は多くの走行を行い、我々が計画していたすべてをやり抜き、よく頑張ってくれた。我々は来週のグランプリの準備をここで続けて行うため、明日はヤルノがテストを引き継ぐことになる。」