F1モンツァ合同テスト初日
初日はヤルノ・トゥルーリが担当
2008年8月27日(水)イタリア・モンツァ
ドライバー: |
ヤルノ・トゥルーリ
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コース長: |
5.793km
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ヤルノ・トゥルーリは、9月14日に開催されるF1第14戦イタリアGPの準備のため、パナソニック・トヨタ・レーシングの3日間のテストをモンツァでスタートした。朝のコンディションは暑く、晴れ渡っていたが、詳細な調査を必要とするいくつかの機械的な問題により、テストチームは難しいスタートを切った。その後、ヤルノは、モンツァ仕様に改良され、イタリアGP特有の低いダウンフォースに合わせた空力パッケージを導入した“TF108”のベースラインのセットアップを行うことに専念した。また、70%のフルスロットル走行を特徴とし、1周が3箇所のシケインで分かれているこのコースでは、ブレーキングの性能と安全性が重要となる。そのためヤルノはTF108の反応に関してできるだけ多くのデータを集めるため、特にブレーキとサスペンションに焦点を合わせて多くの走行を行った。 明日も、引き続きヤルノがドライビングを担当する。
ヤルノ・トゥルーリ : TF108/04
ベストラップタイム::1分24秒510
順位:9位
周回数:92周
走行距離:532.956km
「モンツァでは、できる限り少ない空気抵抗で走行しようとするため、他のサーキットほどダウンフォースを持たないから、クルマに対する感覚が非常に重要なんだ。スタートで遅れが出てしまったけれど、その後、我々は異なるレベルのダウンフォースでクルマを試して、イタリアGPで使用する予定のブリヂストン・タイヤのコンパウンドを評価すると共に、ブレーキ作業に専念した。最終的に、90周以上の走行を行い、明日のテストを続けるための多くのデータを集めることができた。」
ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「少し遅れが生じたため、朝のスタートは理想的にはいかなかったが、走行を始めた時にはすべてが順調に運んだ。ケルンで分析しなければならない、いくつかの機械的な修正を行わなくてはならなかった。午後には、サスペンション・データの収集と他のテスト項目に重点を置いて、組んであったプログラムをこなすことができた。速いラップタイムを計測することが目的ではなかったが、ティモが金曜日のテスト最終日を引き継ぐ前に、我々は、明日ヤルノと共にさらなる進歩を遂げられるであろう。」