今日、パナソニック・トヨタ・レーシングは、2008年のF1シーズン最後の定期テストを開始し、ヘレスで3日間に渡って行われるテスト初日の幕が開けた。南スペインの暑い天候の中、チームのサードドライバーである小林可夢偉がドライビングを担当
した。彼は、来週開催されるシンガポールGPの準備に焦点を合わせることに一日を費やし、ブレーキとその他のシステムに関する作業を行いながら、高いダウンフォース設定で走行を行った。彼は、何の問題もない一日を過ごし、100周近い走行を行った。可夢偉は、明日も引き続きテストを担当する。
小林可夢偉 : TF108/04
ベストラップタイム:1分20秒759
順位:5位
周回数:94周
走行距離:415.8km
「今日は、来週のシンガポールGPで使用する予定のダウンフォース・レベルで走行を行った。大きな技術的問題もなく、何のトラブルもないまま、すべてのプログラムをやり遂げることができた。プログラムには、ブレーキ及び他のシステムに関する作業が含まれており、我々は良い進歩を遂げ、役立つデータを集めることができた。全体的に見て、今日は良い一日だった。」
ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「今週は、各チームにとって、2008年シーズンを締めくくる残り4つのレースの前に、テストを行える最後のチャンスだ。今日は、来週開催されるシンガポールGPの準備に労力を注ぎ、史上初の市街地でのナイトレースに備えて、高いダウンフォース設定で走行を行った。可夢偉は問題のない一日を過ごし、午前中はシンガポールに向けたセットアップ作業に専念し、その後、ブレーキとソフトウェアの作業を完了させた。明日は、カレンダー上に残る他のレースの準備に、焦点を切り替える予定だ。」
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