パナソニック・トヨタ・レーシングは、ヘレスで3日間のテストの最終日を迎え、ティモ・グロックがサーキットに戻ってきた。昨日の大雨の後で、今日のコンディションはかなり向上し、雨による中断はなかった。ティモは、この後に控えているシンガポールと日本を含むレースに向けた、空力比較のプログラムを行うとともに、ブレーキと他のシステムの作業に取り組んだ。彼は、忙しい一日を何のトラブルもなく過ごし、100周以上の走行をしてテストを終えた。今日は、2008年シーズン最後の公式テストセッションだった。トヨタF1チームは、今年を締めくくる4レースの1戦目となる、来週のシンガポールGPで活動を再開する。
ティモ・グロック : TF108/04
ベストラップタイム:1分20秒482
順位:6位
周回数:111周
走行距離:491.0km
「今日は、この後に控えるレースの、それぞれのコースに合わせて、多くの作業を行ったので、非常に忙しいテストデイだった。我々は、多くの周回を重ね、何の問題もなく、プログラムをやり遂げた。今日は天気が安定していたが、新しいコース表面に昨日雨が降ったため、一本のラインしかなく、他の部分は汚れていたので、まだ少しやりにくかった。それにもかかわらず、我々は満足のいく進歩を遂げ、シーズン終盤で役に立つ情報を集めることができた。」
ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「昨日の雨による中断の後で、今日は走行を行うことができ、昨日よりもはるかに忙しい一日を過ごした。ティモのプログラムは、残りのレースに向けたブレーキと他のシステムの作業とともに空力に関する作業を含んでいた。今日は、技術的な問題はまったくなく、多くの役立つデータを集めることができた。全体的に見て、昨日の天気による中断にもかかわらず、実りある週となった。我々は好ましい進歩を遂げた。そして、自信をもって最後の4つのレースに向かうことができる。」 |