2019 Rd.2 FUJI

86/BRZ Race 2019 第2戦 富士スピードウェイ

    86/BRZ Race 2019年 第2戦 富士スピードウェイ 大会情報

    2019年シーズンの新たな
    フォーマット
    1大会2ヒートで
    競われる富士スピード

    ウェイラウンド

    3月23日(土)~24日(日)に亘って実施された鈴鹿サーキットラウンドで2019年シーズンのスタートが切られたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race。
    初戦の大会情報でもお伝えしたが今シーズンは、クラブマンシリーズが「エキスパートクラス」と「オープンクラス」の2クラスへ移行したことや、8大会中5大会で2ヒート制を用いるなど大幅な変革を行なった。これにより、より幅広いエントラントがひとつの大会で多くのレースを楽しめるようになっている。来場者にとっても観戦できる機会が増えることで、より魅力的になっているはずだ。
    開幕戦はスーパー耐久との併催だったために従来通りの1大会1ヒートとなっていたが、今回の富士スピードウェイラウンドは2ヒート制で競われることになる。タイムスケジュールを確認すると、4月20日(土)に「プロフェッショナルシリーズ」「クラブマンシリーズのエキスパートクラス・オープンクラス」の予選を、4月21日(日)にはそれぞれ2回づつの決勝ヒートが行われる。21日には併催されるNetz Cup Vitz Raceでも2つの決勝レースが行なわれるので、丸一日ワンメイクマシンの激しいレースが見られる。

    さて開幕戦を振り返ると、プロフェッショナルシリーズは、予選でトップ10に入ったドライバーがコースレードを更新する激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。決勝レースは2番手からスタートした♯206松本武士選手が、迫る後続を振り切って初優勝を飾った。エキスパートクラスも予選の上位10台が従来のコースレコードを上回るタイムをマーク。決勝レースは♯305水野大選手がポールトゥウィンでこちらも初優勝。初開催となったオープンクラスは♯759湯川祐太朗選手が優勝し、初戦の栄冠を手にした。3クラスともにコースレコードを更新する予選となり、決勝レースでは3名の初優勝ドライバーが現われた。

    開幕戦を優勝で飾った♯206松本武士選手。第2戦での注目の的だ
    開幕戦を優勝で飾った♯206松本武士選手。第2戦での注目の的だ

    第2戦のエントリーリストは現時点で暫定となるが、オープンクラスが51台、エキスパートクラスが38台、プロフェッショナルシリーズが34台の計123台となっている。
    前述の通りで、今大会では1大会2ヒート制で競われる。予選から決勝の2ヒートを通して使用できるタイヤは4本に限られている。開幕戦の決勝レースを見る限りでは、タイヤメーカーによって使用するコンパウンドが異なることから、決勝の1ヒートが得意なメーカーと、2ヒートまで性能を維持しそうなメーカーと別れている。どのメーカーのタイヤを履いているかも勝負の分かれ目となるかもしれない。

    2クラス制となったクラブマンのエキスパートクラス。初優勝は♯305水野大選手(写真右)
    2クラス制となったクラブマンのエキスパートクラス。初優勝は♯305水野大選手(写真右)

    2ヒート制の場合は1ヒート、2ヒートともにポイントが与えられるが、それぞれのヒートを完走することがポイント付与の条件となる。すなわち、1ヒートで優勝しても2ヒートでリタイヤするとポイントが加算されないのだ。2ヒート制の場合は、1ヒートと2ヒートで優勝すると合わせて30ポイント、加えてポールポジションとファステストラップにも1ポイントが与えられるので、最大で33ポイントが獲得できることになる。

    クラブマンはオープンクラスの導入で近いレベル同士で競い合えるようになった
    クラブマンはオープンクラスの導入で近いレベル同士で競い合えるようになった

    プロフェッショナルシリーズは、開幕戦を欠場していた♯34佐々木雅弘選手と♯121蒲生尚弥選手がエントリー。ともに表彰台を狙える実力を持っているドライバーなので、より混戦となることは必至だ。一方、クラブマンシリーズのエキスパートクラス、オープンクラスではともに開幕戦で上位に入ったドライバーはエントリーしている。富士スピードウェイを得意としたスポット参戦ドライバーもいるので、予選から白熱したタイムアタックが見られるだろう。

    プロ34台、クラブマンEX38台、クラブマンOP51台。総勢123台が富士スピードウェイに集結する
    プロ34台、クラブマンEX38台、クラブマンOP51台。総勢123台が富士スピードウェイに集結する

    1大会2ヒート制で、どのような争いになるか楽しみなTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第2戦は、4月20日(土)に予選、21日(日)に決勝1ヒート、2ヒートが開催される。

    大会基本情報

    日程:
    4月20日(土)~21日(日)
    開催サーキット:
    富士スピードウェイ
    住所:
    静岡県駿東郡小山町中日向694
    1周距離:
    4.563km
    コース幅:
    15~25m
    コースレコード:
    2'03"263 近藤翼
    周回数:
    10
    ヒート距離:
    45.630Km
    ヒート制:
    2ヒート
    最大決勝出走台数:
    45台

    コース図

    OYAMA TODAY

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    過去の結果

    プロフェッショナルシリーズ
    年度 優勝者 優勝タイム FL記録者 FLタイム PP記録者 PPタイム
    2018 佐々木雅弘 21'16.933 佐々木雅弘 2'06.748 服部尚貴 2'05.177 リザルト >>
    クラブマンシリーズ
    年度 優勝者 優勝タイム FL記録者 FLタイム PP記録者 PPタイム
    2018 庄司雄磨 21'23.738 庄司雄磨 2'07.509 庄司雄磨 2'06.892 リザルト >>

    FL:ファステストラップ、 PP:ポールポジション

    TOYOTA GAZOO Racing
    86/BRZ Raceを
    テレビで観戦!

    TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceをテレビで観戦!

    全戦の模様が、CSのスポーツチャンネルJ SPORTS 3の番組「MOTOR GAMES TV」にて放映決定!レースの模様から裏側まで、観戦がもっと楽しくなる情報をお伝えします。

    第2戦 富士スピードウェイ 放送スケジュール
    1ヒート 5月13日(月)21:00~21:30
    2ヒート 5月20日(月)21:00~21:30

    (※放送後にはTOYOTA GAZOO Racing WEBサイトにて番組動画を公開する予定です。)