2025 Rd.2 MOTEGI

GR86/BRZ Cup 2025 第2大会 モビリティリゾートもてぎ

    GR86/BRZ Cup 2025年 第2戦 モビリティリゾートもてぎ 大会情報

    シリーズを優位に進めていくドライバーは!?
    第2戦も予選から白熱のバトルを見逃すな

    ついに開幕した2025年シーズンのTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup。今季はシーズンのスタートが従来から1ヶ月早まり、4月6日に大分県のオートポリスで第1戦が行なわれた。
    今季もGR86/BRZ Cupは全7戦で構成されており、オートポリス、モビリティリゾートもてぎ、スポーツランドSUGO、十勝スピードウェイ、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、そして岡山国際サーキットと、日本各地の国際サーキットを転戦する。開幕戦からエントリー台数は非常に多く、メーカーや販売店関係者はもちろん、レースファンからの注目度も年々高まっている。

    オートポリスで開催された開幕戦のプロフェッショナルシリーズでは、ブリヂストンがPOTENZA RE-10Dの改良モデルを投入。予選では#7堤 優威選手が2020年以来のポールポジションを獲得し、トップ10に6台のブリヂストン装着車が並ぶなど、昨年苦戦していた勢力が巻き返しの兆しを見せた。決勝レースでは、フロントローからスタートした昨年のシリーズチャンピオンとなる#1菅波冬悟選手が1周目の攻防を制して首位に立つと、その後は堤選手の猛追を退けて開幕戦を制した。王者らしい走りを披露した菅波絵選手に対して、堤選手も一歩も引かないパフォーマンスを発揮していたので、今季のプロフェッショナルシリーズは熾烈なシリーズチャンピオン争いが期待される。

    開幕戦を制した昨年シリーズチャンピオンの菅波冬悟選手
    開幕戦を制した昨年シリーズチャンピオンの菅波冬悟選手

    一方、クラブマンシリーズでも大きな話題が生まれた。昨年のチャンピオンとランキング2位の不在により、序列がリセットされたなかで頭角を現したのがマレーシアから初参戦し、初めてオートポリスを走行したという#338ナキブ・アズラン選手。予選でポールポジションを獲得すると、決勝でも終始安定した走りで後続を寄せ付けず、完璧なポール・トゥ・ウィンを達成。3位には同じくマレーシアの#339アマー・ハリス・ジェフリー選手が入り、2台揃って表彰台に登った。2位には昨年のランキング4位となる#707箕輪卓也選手が食い込み、シリーズ経験者としての存在感を示した。

    完璧なポール・トゥ・ウィンを達成したナキブ・アズラン選手(右)と3位のアマー・ハリス・ジェフリー選手(左)
    完璧なポール・トゥ・ウィンを達成したナキブ・アズラン選手(右)と3位のアマー・ハリス・ジェフリー選手(左)

    迎える第2戦は、5月24日(土)-25日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される。プロフェッショナルシリーズは31台がエントリーしており、今大会から新たにTeam Takutyへ移籍した#89奥本隼士選手が参戦。昨年は岡山国際サーキットで表彰台に立つなど高いポテンシャルを見せており、チーム初戦から上位進出が期待される。また#87は久保凜太郎選手の代役として篠原拓郎選手が出場し、その仕上がりにも注目が集まる。

    もてぎを得意とする菅波選手や、#3青木孝行選手ら経験豊富なベテラン勢がシリーズを牽引する一方、勢力図を左右するのはやはりタイヤだろう。昨年のもてぎ大会においては、ダンロップ勢が強さを発揮したが、今季はブリヂストン勢の躍進も予想される。予選、決勝レースともに路面コンディションに合ったモデルが有利となる。

    クラブマンシリーズも混戦必至だ。今大会は48台がエントリーし、決勝レースの出走台数が45台に制限されていることから、予選順位のわずかな差が命運を分ける。開幕戦を制したナキブ・アズラン選手とアマー・ハリス・ジェフリー選手は引き続き上位を狙うが、地元の茨城トヨペットを母体に持つチームへ移籍した箕輪選手にとって、もてぎは“ホーム”ともいえるサーキット。昨年もこの地で初勝利を飾っていて、開幕戦と同様の展開となるかもしれない。

    モビリティリゾートもてぎの観戦ポイント
    モビリティリゾートもてぎは、観戦スタイルの幅広さも魅力だ。GR86/BRZ Cupは選手とファンの距離が近く、パドックにも気軽に入ることができる。そのため、ドライバーやメカニックの作業を間近で見ることができる。観戦ポイントとしては、サーキット前半の複合セクションが一望できる4コーナー先や、シケイン周辺などが臨場感あふれるシーンを捉えやすい。利便性を重視するならグランドスタンドも快適だが、コースとの距離があるため、迫力を重視するならぜひ現地を歩いてお気に入りのスポットを見つけてほしい。

    また、レース以外の魅力も充実している。敷地内にある「ホンダコレクションホール」では、F1マシンや往年の名車がずらりと並び、モータースポーツの歴史を肌で感じることができる。さらに、子ども連れでも楽しめるアスレチックやジップラインといったアトラクションも豊富で、家族での週末レジャーとしても最適な施設だ。

    激戦必至の第2戦は、5月24日の11時05分からクラブマンシリーズAグループ、11時30分からクラブマンシリーズBグループ、12時からプロフェッショナルシリーズの予選が、25日の10時05分からクラブマンシリーズ、11時05分からプロフェッショナルシリーズの決勝レースが実施される。

    ●現地観戦情報
    開催日:5月24日(土)86/BRZ Cup公式予選(クラブマン、プロフェッショナル)
               86/BRZ Cupコンソレーションレース 5Laps
               Yaris Cup 公式予選
               Yaris Cupコンソレーションレース 4Laps
               Yaris Cup決勝レース 8Laps
        5月25日(日)86/BRZ Cup 決勝レース
               (クラブマン/プロフェッショナル各シリーズ:10Laps)
    入場料:※詳細はサーキット公式ウェブサイト等をご確認ください
        https://www.mr-motegi.jp/
    YouTube生配信:T.R.A.事務局 - YouTube

    YouTube動画配信情報
    パソコン・スマホから観戦ください!

    5月24日(土)~25日(日)開催のモビリティリゾートもてぎは、T.R.A.事務局公式チャンネルよりYouTube動画配信を実施予定です。

    公式予選/決勝レースのライブ配信(タイミングモニター or レース映像)です。
    現地観戦が難しい方も、下記URLから選手たちの白熱必至の戦いを応援してください!
    あわせて、「T.R.A.事務局公式チャンネル」の登録もお願いいたします。

    URL: http://www.youtube.com/c/TRA事務局

    大会基本情報

    日程:
    5月23日(土) ~ 24日(日)
    開催サーキット:
    モビリティリゾートもてぎ
    住所:
    栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
    1周距離:
    4.801km
    コース幅:
    12~15m
    周回数:
    10
    レース距離:
    48.010Km
    最大決勝出走台数:
    45台

    コース図

    モビリティリゾートもてぎ コース図

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    全戦の模様が、CSスポーツチャンネルJ SPORTS 3の番組「MOTOR GAMES TV」にて放映決定!
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