2025 Rd.4 TOKACHI

GR86/BRZ Cup 2025 第4大会 十勝スピードウェイ

    GR86/BRZ Cup 2025年 第4大会 十勝スピードウェイ 大会情報

    ファンとの距離が近い十勝スピードウェイで
    どの選手がシリーズチャンピオンに近づくのか
    接近戦のバトルを間近で観戦してもらいたい

    プロフェッショナルシリーズ、クラブマンシリーズともに年間7戦のシリーズで競われている2025年のTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup。6月14日-15日にはスポーツランドSUGOで第3戦が行なわれ、シーズンのほぼ半分が終わったことになる。
    折り返しとなる第4戦は舞台を北海道の道東に移し、十勝スピードウェイで7月12日-13日に開催される。

    まずは前回のスポーツランドSUGO大会を振り返ると、プロフェッショナルシリーズでは#7堤優威選手がポールトゥウィンを達成し、2023年以来の優勝を果たした。2位には#121蒲生尚弥選手、3位には#88井口卓人選手が入り、ブリヂストンタイヤを履く3台がポディウムを独占した。スポーツランドSUGOは今季からコースが新舗装となり、その路面とブリヂストンのPOTENZA RE-10Dがマッチしたようだ。一方のダンロップDIREZZA β06を履く選手は苦戦を強いられ、今大会での巻き返しが期待される。

    2023年以来の優勝を果たした堤優威選手
    2023年以来の優勝を果たした堤優威選手

    クラブマンシリーズでは今季、旋風を巻き起こしている#338ナキブ・アズラン選手がポールトゥウィンで2勝目を挙げた。第2戦は欠場していたため、実質的には2連勝となりシリーズチャンピオン候補の筆頭に躍り出た。2位にはチームメイトの#339アメー・ハリス選手が入り、マレーシア勢でのワンツーフィニッシュとなった。

    ナキブ・アズラン選手とアメー・ハリス選手のマレーシア勢ワンツーフィニッシュ
    ナキブ・アズラン選手とアメー・ハリス選手のマレーシア勢ワンツーフィニッシュ

    さて、第4戦のエントリーリストでは、プロフェッショナルシリーズが22台、クラブマンシリーズが21台の計43台が参戦予定。

    プロフェッショナルシリーズは前戦で2位に入った蒲生選手や、いつもは98号車を駆りエントリーしている元嶋佑弥選手が欠場となる。だが、49ポイントでポイントスタンディングのトップに立った堤選手、35ポイントで2位の井口選手、31ポイントで3位の#1菅波冬悟選手を始めとした上位勢はエントリー。この十勝スピードウェイは堤選手や井口選手、#293岡本大地選手などが得意としていて、これらのブリヂストン勢に菅波選手や#504冨林勇佑選手などのダンロップ勢がどのようなバトルを見せるのかが注目ポイントだろう。

    一方のクラブマンシリーズは、参戦した2戦中2勝と絶対的な強さを示しているナキブ・アズラン選手が北海道でのその速さを見せるのかが見物だろう。ポイントランキングでは44ポイントのナキブ・アズラン選手を35ポイントの#990竹村寛成選手が追い、29ポイントのアメー・ハリス選手が3位、27ポイントの#707箕輪卓也選手が4位となる。この4選手は十勝スピードウェイ大会にも参戦していて、ナキブ・アズラン選手の連勝を止められるのか選手が現われるのかも見逃せない。

    十勝スピードウェイの観戦ポイント
    十勝スピードウェイは、道東に広がる十勝平野の中央部に位置していてサーキットは起伏のないフラットなコースになっている。グランプリコース、クラブマンコース、ジュニアコースなどがあるが、GR86/BRZ Cupではクラブマンコースを使用。距離は3,405mでGR86/BRZ Cupが開催される7つのサーキットの中ではもっとも短い。そのため決勝レースは14周で競われる。クラブマンコースは10のコーナーで構成され、比較的に似た90°の曲率と路面にカントがないのも特徴となる。フルブレーキの箇所があまりないためパッシングの機会が少なく、過去のデータを見てもポールトゥウィンの確率が高い。

    十勝スピードウェイでの観戦はインフィールドのみとなっていて、コースの外側からレースを観ることができない。ホームストレートや各コーナーも内側から見ることになるが、コース自体はフラットで見晴らしが良いので、ピットの2階から観戦するのがお勧め。また、2025年5月にはサーキットテラス横に高さ5.5メートルの観客席が完成した。これまで十勝スピードウェイのインフィールドに観客席がなかったので、こちらも絶好の観戦ポイントになりそうだ。

    今回も7月13日(日)の10時20分からサーキットテラスの2階でプロフェッショナルシリーズに参戦するドライバーのサイン会が実施される。他のサーキットと異なりインフィールドに選手やファンが集うことになる同サーキットでは、ファンと選手の距離が近いことでも知られる。

    ファンサービスも楽しめるGR86/BRZ Cupの十勝スピードウェイ大会は、7月12日(土)の12時05分からクラブマンシリーズ、12時35分からプロフェッショナルシリーズの予選が、13日(日)の9時40分からクラブマンシリーズ、12時10分からプロフェッショナルシリーズの決勝レースが実施される。

    ●現地観戦情報

    7月12日 (土)
    • GR86/BRZ Cup公式予選(クラブマン、プロフェッショナル)
    • GR86/BRZ Cup 予選後記者会見
      (13時30分ごろ、サーキットテラス2階)
    7月13日 (日)
    • GR86/BRZ Cup 決勝レース クラブマン:14Laps
    • プロフェッショナルシリーズサイン会(サーキットテラス2階)
    • GR86/BRZ Cup 決勝レース プロフェッショナル:14Laps
    • Yaris Cup 公式予選
    • Yaris Cup 決勝レース 12Laps
    入場料
    詳細はサーキット公式ウェブサイト等をご確認ください
    http://tokachi.msf.ne.jp/

    YouTube動画配信情報
    パソコン・スマホから観戦ください!

    7月12日(土)~13日(日)開催の十勝スピードウェイは、T.R.A.事務局公式チャンネルよりYouTube動画配信を実施予定です。

    公式予選/決勝レースのライブ配信(タイミングモニター or レース映像)です。
    現地観戦が難しい方も、下記URLから選手たちの白熱必至の戦いを応援してください!
    あわせて、「T.R.A.事務局公式チャンネル」の登録もお願いいたします。

    URL: http://www.youtube.com/c/TRA事務局

    大会基本情報

    日程:
    7月12日(土) ~ 13日(日)
    開催サーキット:
    十勝スピードウェイ
    住所:
    北海道河西郡更別村弘和477
    1周距離:
    3.40587km
    コース幅:
    13.5~15m
    周回数:
    14
    レース距離:
    47.670km
    最大決勝出走台数:
    36台

    コース図

    十勝スピードウェイ コース図

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    全戦の模様が、CSスポーツチャンネルJ SPORTS 3の番組「MOTOR GAMES TV」にて放映決定!
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