• モタスポコラム その105-東京オートサロン2026に行ってきた! 〜幕張メッセ〜

東京オートサロン2026に行ってきた! 〜幕張メッセ〜

モタスポコラム その105 2026.01.23

あけましておめでとうございます!今年も東京オートサロンの現場より取材活動がスタートです。本年もよろしくお願いいたします!と言ってもまだオフシーズンですので、徐々に暖機して参りますのでよろしくお願いいたします!

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    (GRブースがある北ホール)

今年の東京オートサロン、コロナ禍以降最多の27万2383人の来場があったそうです。土曜日がピークで、場内を歩くのが確かに大変だったのでその大挙としてクルマ好きが押し寄せる感覚は、「肌」で感じました。インバウンドも今年も多かったですね。これだけの来場があるので、毎年海外からもいらして当然。円安の影響も大きく、日本は治安も良いし衛生的、食事も美味しいしとなれば評判はますます上がるばかりなのではないでしょうか。私はウェルカムです。芸能人の方が歩いていたり、ニュースやワイドショーでも取り上げられ、以前よりもますますスケールの大きさを感じ、ワールドワイドなお正月明けの風物詩と言っても良いでしょう。

例年、金曜日のプレスデーから取材をさせていただいておりますが、YouTube配信も多いこちらのイベントは、後からでもアーカイブでしっかり楽しむことができますので動画のチェックも必ずお願いしますね! では、サクッと行きます。

TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス
https://www.youtube.com/live/RF08Fnf-gx4

○GRブース プレスカンファレンス

まずは、イベントの最初!例年通りGRのプレスカンファレンスから。今回は、東京オートサロン開催直前に、TOYOTA GAZOO RacingからGAZOO Racing、TOYOTA Racingへの名称、ロゴの変更が発表され、イベントブースもロゴの変更は間に合わなかったというのが、何かとても臨場感がありました。

午前9時半スタートのプレスカンファレンス(以下プレカン)は、いつも通り大盛況で全く立っている場所からは見えません(笑)。これはオートサロンあるあるです。ブースに駆けつけた方と見えないねえとお話ししながら楽しむのが最近の私のプレカンですね。運営側のお仕事の時は逆に一番前で緊張しながらスタンバイしておりましたが、これはこれでお客様の気持ちがわかりますし、音声は良く聞こえますのでOK。

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    (開場当初からこのように写真を撮るのも大変なくらい賑わうブース)

そして、ブースにGR GT(prototype)、GR GT3(prototype)が鎮座をしていて、プレカンも大事だけれど晴れてお披露目されたこちらも見たいので、撮影したり遠いステージを見たりと忙しない空間でした。

クルマづくり、モータースポーツ活動について発表があったわけですが、社内会議を見ている感じですよね。その空間をみんなが見守ると。そんな雰囲気があるのがGRのプレカンの特徴。今回はグラフィックにAIを駆使したとのことで、モリゾウさん(豊田章男トヨタ自動車代表取締役会長)や周囲の方のお気持ちが、モニターに映し出されるグラフィックが表情などを具現化していて、一目で意図がわかるというのがこれまでと違いました。内部のみなさんで内容を“攻めた”プレカンでした。

個人的には、社名をTOYOTA RACINGと変更して戦うWEC-FIA世界耐久選手権に興味深々でした。すでに発表されているロゴもモニターに掲示されましたが、「我々はモリゾウの力を借りずに、トヨタのエンジニアだけで必ず今年のル・マン24時間レースで優勝し、そのトロフィーを叩きつける。これが私の約束です」という決意を述べた中嶋裕樹トヨタ自動車代表取締役副社長。何ごと?と思いましたが、トヨタのエンジニアだけで勝つんだとお話になった時になるほど技術畑ご出身の方なのかと、一般客(私、社員ではないので)として感想を持ちました。

これはリリースを何度も読み直さないといけません。そもそも、このロゴの経緯などの説明が聞きたくて私はそこに居たんですよね。上記の言葉でよくわかりました。トヨタモータースポーツと呼ばれた頃からロゴの変遷の問題を出したら100点取れるかも?と思っておりましたが、そんな事務的なお話でもなく、その時その時でしっかりとした理由や時代背景もありますね。嗚呼、時が良いクルマづくりを根底にしっかり流れて来たんだと思いました。

ロゴに関しては、「僕の感覚」とモリゾウさん。これは対外的な環境も踏まえてということも含んでいることでしょう。モータースポーツ活動を通して、今後整理されていくそうです。取り巻く環境と決意もあらたに、GR元年になるのかな。この発表があった時にそう思いました。

WECは、当面ル・マン24時間がターゲットとのこと。クルマのアップデートも楽しみですしル・マン24時間は6月の開催ですから5ヶ月先。あっという間でしょうね。昨年は苦しいシーズンでしたので、楽しみにしたいと思います。

こちらもぜひ公式YouTubeでチェックです。

○GR GT(prototype)、GR GT3(prototype)満を持して登場!

とうとう御尊顔を拝めました。FIA GT3車両となるGR GT3(prototype)も登場ですが、私はそちらがきっと近い存在になりそう。

とうとうトヨタがFIA GT3(市販されるレース車両)を本格的に手がけたという現実に、驚きと喜びがありました。
これまでにもLEXUS RC F GT3という印象的なマシンが存在していましたが、今回の取り組みは、トヨタとしてGT3カテゴリーに改めて強い意思をもって向き合っていることを感じさせます。ずっと私は待っていました(結構本気で)。日本では、日産自動車のGT-RのFIA GT3車両が2010年に世に出てから、メーカーサポートも継続して行われていて今も現役でサーキットで走っています。日本の他メーカーでも世に出ましたが、もう姿を見なくなりました。

ちなみにこちら3枚が、コロナ禍明けの2022年、2年ぶりに開催された東京オートサロンで展示されたGR GT3 Conceptです。ここからまた沢山の知見を得ていったのですね。

ほんとにこんなガチのスポーツカーをトヨタ自動車が作ったの?というルックスもポイント。そしてこのマシンが、サーキットでお目にかかれる日が必ず来ると思うとワクワクしかないのです。諸々の条件をクリアすれば晴れてサーキットに登場!

今の興味は、それがいつになるのか、ここまで来ているのだから近い将来であるとは思いますが、国内、世界の4輪のレースでサーキットを走る姿を待ちたいと思います。

開発ドライバーたちが言ったこだわりを実現したメーカー担当者たち。全くクルマのカタチのない状態から1台のクルマを作り上げたストーリーは、とても興味深いですのでこちらもぜひ公式YouTubeを。

それと、今回世界初走行を遂げたGR GT(prototype)とGR GT3(prototype)のデモラン動画で、動きと音もぜひチェックして欲しいですね。GR GT(prototype)の車両の大きなボディから想像のつかない滑らかな走りが確認できます。え?という感じでした。GR GR GT3(prototype)は、そこに力強さを感じました。そして、みなさんの大好きなエンジンの音。そのみんなが待っていた咆哮。何も言うことはないですね。私は人混みでさっぱり見えなかったので、屋外に戻りモニターで見ていましたが。エンジンは、小林可夢偉選手ベタ褒めです。これも全て公式YouTubeをチェックです。

GR GT/GR GT3 デモラン
https://www.youtube.com/live/FB4QmejhbeM

ブース内には、 両車種で初採用となったオールアルミニウム骨格や、排気量4000cc級のV型8気筒ツインターボエンジンのカットモデルも公開していました。これは貴重ですね。

最後に付け加えさせていただくと、このGR GT(prototype)は、東京国際カスタムカーコンテスト2026 コンセプトカー部門で最優秀賞を受賞していました!おめでとうございます!クルマ作りに携わったみなさまの大きな励みになることでしょう。引き続きガンバってください!

○軽トラ対決

おもしろいこと考えましたよね。GR Garage対自動車メーカーでクルマ作りを競うという。ダイハツさん(大企業の軽トラ命の開発者たち)は、「ハイゼットトラックジャンボ スタークライマー」。GRは、佐々木雅弘さんがGR Garage(町工場体制)と共に作った「GR HIJET MORIZO K-Trail」。親子対決と称したこの戦いは、会場内の投票で決まるという趣向。カスタマイズの詳細は省きますが、これ、おもしろいライブコンテンツ(投票は会場で行われていました)ですね。

佐々木選手が、「設計図はおれの頭の中」というのが頭に残っています。そして、軽トラの荷台にシートを置くって…。子どもの頃、軽トラの荷台に乗ったことありますよ、親戚のお家でね。そうです、私有地ならOK。こんな仕事、楽しくてしょうがないに決まってると思いながらトークショーを拝見させていただきました。

結果は、GR 3,579票、ダイハツ 3,520票でGR佐々木選手の勝ちになりましたが、勝敗はオマケだと思っています。このコンテンツは、クルマづくりが大好きな人たちが一番楽しんだこと、それが大切なのだと思いました。

○SUPER GT/SUPER FORMULA ドライバートークショー

こちらも大盛況でしたね。GRのモータースポーツ活動は今季も話題満載! 大注目のWRCワールドチャンピオンのカッレ・ロバンペラ選手やシンデレラボーイ?小林利徠斗選手が日本のトップカテゴリーのシートを獲得!早速話題が振られていましたね。

ステージ上にいる利徠斗くんから話しますと、SUPER FORMULAでは、チームメイトが小林可夢偉選手。このコンビは、年齢差もキャリアの差も恐ろしい。しかし、可夢偉くんらしいですね、何気に面倒を見てしまう感じが見ていて微笑ましかったです。彼のそういうところがね昔から尊敬しちゃうところ。私に対しても偉大なドライバーは常に同じ土壌で話をしてくださるんですよね。いつもありがとうございます。続いてSUPER GTもGT500へ昇格!チームメイトは、大湯都史樹選手。この個性の塊のようなコンビも今から楽しみでなりません。みなさんもそうですよね?

次にカッレ・ロバンペラ選手。カストロール・トヨタ・フォーミュラ・リージョナル・オセアニア・トロフィー(ニュージーランドで開催)が開幕し、今月フォーミュラカーのレースに実戦デビューを果たしたばかりのロバンペラ選手。彼にもみんなが興味深々です。世界を制したキャリアをお持ちのドライバーと年齢が近い若いGRドライバーたち。シーズン中にちゃんとGRの仲間になって行くんだろうなと思うとちょっと楽しみです。

昨年末のSUPER FORMULAのルーキーテストを、体調不良で切り上げてしまいました。あとは、来月の公式テストのみ。他のドライバーたちも同条件ではありますが、短い期間で諸々補っていただいて頑張って欲しい! 慣れてしまえば格の違いを見せつけそうという期待を込めて応援しますね。

こちらにも触れておきます。大嶋和也選手が昨シーズンでSUPER FORMULAを引退し、そのシートを引き継ぐのが福住仁嶺選手となりましたよね。このトークショーで、MCからのフリで開幕戦でもう表彰台を期待される流れになっておりましたが、アリですね。アリよりのアリというか、実現してくれそう!彼のレベルがそう言わせてしまうのですよ。

大嶋くんがシーズンを通してチームに帯同するようで、ご自身が実現できなかった“モリゾウさんをポディウムに連れていく”ということを実現して欲しいとトークショーで語っていました。これは優勝しないと出来ないことですね。体制が新しくなりチームは大きな期待を仁嶺くんへかけています。チームにとっても節目の年!頑張ってください!

こちらのトークショーもYouTubeをチェックしてください。GRドライバーたちの個性がよくわかりますので。

SUPER GT/SUPER FORMULA ドライバートークショー
https://www.youtube.com/live/gLi5hgNUXBQ

○ROOKIE Racing、GT300クラス参戦発表!
これね、間に合わなかったんですよね。発表をすると現地で情報が入ってきたのですが…。昨シーズンでSUPER GT、 GT500クラスからの卒業を発表していた石浦宏明選手。今思えば、SUPER GT最終戦の引退セレモニーには登場せず、あれ?と思った方が多かったと思います。あの時、ステージで花束を受け取ったのは、日産 松田次生選手とHonda 伊沢拓也選手でした。そういうことだったのねという感じですね。

引き続き走ってくださること、もちろんうれしいです! 石浦くん、正式発表まで何も言えなかったけど、ようやくという感じなのかな? 昨シーズンの後半、だいぶ周囲にこのシートに関していじられていましたからね。来季も居るのね?って私も思っていました。

GT500クラスで優勝を何度も経験し、現役のままGT300クラスとなるとこれはかなり強力な活躍が予想されます。ご自身のSUPER GTでのキャリアもさらに長くなるのではと思いますね。まるで大型ルーキーを迎えたような気分です。

注目の相方はSUPER GTデビューとなる鈴木斗輝哉選手。昨年のFIA F4チャンピオンですね。育成プログラムの大先輩とコンビを組むこととなります。育成プログラムといえば、2007年に石浦くんは、GT300クラスで大嶋和也選手とシリーズチャンピオンを獲りました。もうあれから18年ですか。ついこの前の感覚にも思えます(笑)。

あれから大嶋和也選手と共に歩んだ感じもしますね。昨年それぞれスーパーフォーミュラ、SUPER GT500クラスを卒業し、あらたなステージへと進むのが2026年、節目の年となりますね。

話を戻して…、ROOKIE RacingのピットはGT500クラスのROOKIE Racingの隣りかしら?兄弟チームですから。石浦くん、鈴木斗輝哉選手のお二人にとってどんなシーズンになるのか、今から楽しみにしてますね!

○SUPER GTブース トムス

例年、SUPER GTのオフシーズンにはマレーシアのセパンサーキットでメーカーテストがあり、クルマはマレーシアに行ってしまうので現役のGT500クラスのマシンが無いことの多い東京オートサロン。今年は、そのテストが1月下旬に予定されているので、その前にこのイベントが行われた為、大変珍しくチャンピオンカーが登場しました!

SUPER GTブースにあったのですが、チャンピオンカーは、ゼッケンが黄金に輝いていました。SUPER GTの年間表彰式「SUPER GT HERO’S」のパーティーに登場した時の黄金のカラーリングのままだったのですが、一般の方もご覧になることができて良かったと思います。

○横浜ゴムブース

SUPER FORMULAの1号車の車両がこちらにお目見え。残念ながら今シーズンは、ゼッケン「1」を、Honda岩佐歩夢選手に渡してしまいますが、また頑張って取り戻していただきましょう! ファイト!

そして、このブース名物のSUPER FORMULAのドライバーがメインで登場する「ヨコハマトークラッシュ」! トークショーも毎回45分もあって、1日ここに居ても飽きないと思う内容。大湯都史樹選手と山下健太選手の回を偶然拝見できました。レースから食べ物の話まで具沢山だったのは言うまでもないですね。ドライバーのリラックスぶりがまたスゴイ。なぜでしょうね?二人だけというのが良かったのかな。とにかくここはモタスポ愛が詰まっていて、カスタムカーのイベントでありながらモタスポ、しかも濃いステージとなっておりました。ずっと居られないのが残念すぎ…。

○RACING PROJECT BANDOHブース

こちらは、メインスポンサーのWedsブースでマシンの展示とチームの物販を展開。ドライバーやレースアンバサダーのトークショーも例年大人気です。MCは、マサ(坂東正敬)監督が務めています。

今季は、SUPER GT GT500クラスのタイヤが来季より変更になる準備期間となります。タイヤメーカーが変わるチームは、実はとても大変でして、心配のあまりWedsブースを最初に訪れました。昨シーズン中に少しお話を伺っていたので心配でね。どうにか来季に向け準備が整うことをずっと祈っております。GT500クラスのGR陣営の最後の6台目に、ステップアップして来てGT500クラス入りしたチーム。ここまでいろんな苦難を乗り越えて「今」があります。レースを続けることはとても大変ですが、ずっと19号車の姿を見続けたいと思っています。チームのみなさん頑張ってください!

○SARD Racingブース

こちらも一緒にレースを戦うGRチームとしてピックアップ。毎年カスタムパーツのブースを展開しています。近藤チーム代表のもと出展していました。参戦しているSUPER GTは今季もドライバーラインナップは変わらず。脇阪寿一監督のもと戦います。昨年はリザルトが出入りの激しいシーズンでしたが、チーム力が上がったと手応えを感じることが何度もありました。引き続き、大輪の花を咲かせられるよう祈ってますね!頑張って!

○IMPULブース

こちらもSUPER FORMULAを一緒に戦うチームとしてご紹介。TEAM IMPULは、久しぶりにカスタムパーツのブースを展開していました。星野一義総監督と星野一樹監督親子も偶然いらしてお話を。

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    (クルマは、オーリンズブースに展示してありました)

スーパーフォーミュラが今季は一台体制。ドライバーは、ザック・オサリバン選手。ザックならきっとうちのチームと一緒に頑張ってくれる!とカズキング(星野一樹監督)。また2台体制になれるよう頑張ります!とのことでした。もちろん応援していますので、今季もよろしくね!

○GR86/BRZ Cup(NAPACブース)

こちらのブースを除いてみたら、GRのこのカテゴリーのご担当がいらっしゃいまして、久しぶりに楽しくお話しさせていただきました。TOYOTA 86がデビューした年は、TGRチームとしてスーパー耐久とこちらのカテゴリーも取材してましたね。もうあれから10年どころではないのね。覚えてない訳だ。

すっかりご無沙汰していますが、今でも気になってプロフェッショナルシリーズのリザルトだけはチェックしています。タイヤのことなどレギュレーションが変遷していく中で、ほんとにリザルトだけ見て来た今ですが、このカテゴリー、注視したいことがあるのです。

それは、メーカー育成外のドライバーもしっかり上位に来て活躍しているということ。そこです!自分がメーカー取材もしているせいか、そのサラブレッドたちの名前はよく存じているのですが、他にも速いドライバーたちがたくさん居て灯台下暗しなのです。

きっと、若い頃にすでにメーカー育成枠を競っていたのかもしれません。たった数秒の差なのか、キャリアのスタート時期の差なのか、何かが彼らの道を分けてしまったのだと思っています。

そう考えると、こうして同じ舞台で戦っていて、しっかり他のカテゴリーでもお互いがガンバっていることは、彼らはかけがえのない日本のモータースポーツの「宝」なのだと思うのですよ。

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    (向かって右から2番ん目が、菅波冬悟選手)

昨年、SUPER GTのGT300クラスでタイトルを獲得した65号車のコンビ。蒲生尚弥選手と菅波冬悟選手。蒲生選手は、育成のルートで全日本F3選手権(現在のスーパーフォーミュラライツ)のシートを獲得しましたが、1年で枠からはずれてしまいました。現在は、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦し続ける自動車メーカーのTOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TGRR)のドライバーです。

菅波選手はメーカー枠ではないですが、自力で頑張って来られたドライバーさんです。タイトルを取った昨年の年間表彰式で、メーカー枠ではない自分の為に走らせてあげようとする方々が居たことを話していて、そのおかげでキャリアが途絶えなかったことを知りました。様々なストーリーのドライバーがいて、その4輪でのドライバーの活躍を見られるのもこのカテゴリーです。

4輪のレースが一人のドライバーで完結するのは、このカテゴリーだけとGRのGR86/BRZ Cupカテゴリーのご担当に説明を受け納得。確かに! 他のカテゴリーもレースを戦う上で、良い力試しにもなるはず。もちろんシートを得ることは簡単ではないですが。

周回数は少ないかもしれないけどスプリントレースは、シンプルにわかりやすいです。個人的には長い耐久が好きですが、そこにはドライバーの才能以上にいろんなことが加味されてしまいます。それはそれで感動するので大好きですが、スプリントレースはとにかくわかりやすいのです。

今年はチャンスを見つけ、久しぶりに見に行きたいですね!みなさん頑張って!

○おわりに
他メーカーのブースなども色々拝見しながら、珍しく関係者にもあまり会わずにウロウロし最後は足が棒。その割に撮れ高がなかった不思議な東京オートサロン。来月の大阪オートメッセへと続きますので、今回来られなかったみなさま!ぜひ楽しみにしていてくださいね!では、また!

大谷幸子の近況

年末にエジプトに行って来ました。カイロからルクソール、アスワンと1000キロ先までナイル川をクルーズしながら旅をして来ました。ピラミッドが見たい!から始まった旅でしたけどね。アフリカは2度目ですね、ちょうど1年前のケニアに続き。世界史が大好きなので、歴史がらみの旅は病みつきになります。珍しくお腹を壊し大変でしたが、念願のピラミッドの中にも潜入。通路はめちゃくちゃ狭いし、一人分しか通らない通路をかなりの斜度の中、すれ違い譲り合いながら(しんどい)低い天井に身をががめ(ますますしんどい)、ピラミッド内部まで上がって行くという短いけれどちょっと大変な行程。普段使わない筋肉を駆使し筋肉痛になるアクティビティでその後ロボット状態(筋肉痛)。ピラミッドはカラダのあちこちも覚醒させる神秘の空間なのかもしれません。世界中の方々(たまたま男性ばかりとすれ違う)が私を通す為、壁に張り付いてくれました。そこをThank you ! I’m from Japanでした。

何千年も太陽の光を浴び続け、換気もないピラミッド内部は非常に暑くてたまりませんでした。顔から滝汗、ピラミッドの内部に着くとさっさと出て来ました(感動はどうした?)。来た行程を今度は下るパターンです。出口付近で行列して待っている人たちにどうだった?と感想を聞かれましたね。どこからか生還した勝者扱いでしたね。大汗の人ばかり通ったら何ごと?ってなりますよね。

夏に行くのは無理。エジプトのベストシーズンは、12月から2月ですって!最近、旅の多い理由は、もともと好きで一人旅に行っていましたが、コロナ禍で10年パスポートが切れ放置していましたが仕事で必要になり。パスポートなんか持たせたらじっとしている訳がなく。また、人生の終わりに思うことの中で「もっと旅をすれば良かった」…という言葉を目にするようになり、そうか!と真正面から受け入れてしまった為、旅に動けるうちに行くぞキャンペーンとなった訳です。オフシーズンの時だけですけどね。家族が「旅」に全く興味がないというのは好都合(笑)。好きに動けますからね。そんな感じで、また一つ夢の叶ったエジプト旅でした。では、また!