福住仁嶺TGRで初優勝から早々2勝目!TGR勢ランキングトップへ 〜スーパーフォーミュラ第8戦 スポーツランドSUGO〜
モタスポコラム その115 2026.08.28
このポーズがレースウィークの全てを物語っているのかも。
さて行って参りました!今年も東北は暑かったです。昨年スケジュールが変更となりS U G Oでのお盆休み開催は2年目。今年も以前には見られなかった混み様でした。
この時期、青森県青森市の青森ねぶた祭、秋田県秋田市の秋田竿燈まつりとともに仙台では東北三大祭りの七夕祭りを開催中。ホテルや新幹線が混んでいるのもそれの影響とお盆かな。このお祭りたちを私はどれも見たことがないのが残念すぎますが、ホテルに夜帰る途中でもう少し小さな街でも夏祭りをさっきまでしていたんだなという光景を少し見られました。いいですよね、夏休み、夜にお祭りで出かけるのはワクワクしかなかったよね。夜更かしの特別感もこの上ない喜びでした。
そうそう、青森のねぶた祭りに行かれてから現場に入ったという関係者がおりまして、踊り手である「ハネト(跳人)」が身に付ける鈴をいただきました。「幸せになる」とのことでうれしかったです。ありがとう!
東北三大祭りもそうですが日本のお祭りの写真を撮りたいなと思って現場に入ったら、こちらがありましたよ。スーパーフォーミュラでの常設の「Nikonフォトサポブース」。カメラをお借りすることができます(レンタルのシステムはスーパーフォーミュラ公式S N Sなどをご参照)。スーパーフォーミュラもガンガン撮影を楽しみましょう!では、振り返ります。
先般の富士大会の3レース、前の週のSUPER GTを終えての現場は、とてもおだやかに感じられました。暑い現場ではありますが、森の風が少し助けてくれます。朝から居ましたが、あれこれ準備してピットに向かったのは午後でした。すでに公式アナウンサーの笹川裕昭さんが取材されていました。我が家では、ゴルフ番組なども見るのですが、笹川さんの声にすっかり魅了されていまして、落ち着きますね。カメラで写真もよく撮られていますね。暑い中、お疲れ様です!
車検やピット作業の練習なども始まるのが早かったように感じました。大体、聞くといつも通りと言われるパターンですけどね。給油タワーのカバーが今回から登場。かっこよくなったTEAM GOH!相変わらずおしゃれ〜。ブランディングは一歩先を行ってる感じがしますね。
ここまでの2レースはちょっとだけ現場での負担が大きかったので、今回の1レース、通常?のレースフォーマットは楽にも感じます。慣れたってことですね。2レースが通常となりつつありますが。今回は、予選がQ3(スーパーポール)まであリますし、賞金100万円がかかっています。ぜひ最後まで残って欲しい! 賞金の使い道とか聞きたいんだけど、Hondaさんちが速いので、Q3に残ること(予選5位までに入ること)の方が思いが強かったですね。
Hondaイゴール・オオムラ・フラガ選手にお目にかかれました。ちょうどサッシャ・フェネストラズ選手もいらしてお話を。前週のSUPER GTでスタート直前の大クラッシュは記憶に新し過ぎましたね。元気な姿が見られてよかったです。イゴールくんの所属チームの伊沢拓也監督とも話しました。タラレバで少し位置がずれていたら大惨事と思われる事故でしたが、まずは安堵でした。
この日、ピットロードにばかり居たので、ドライバーさんにほとんど会わず。メディアの方々も早い時間に帰路につかれていて、ちょっと驚きでしたが連戦でお疲れかと思うと納得でした。チームも退散するのが早かったように思いますね。夏の現場は睡眠が大事ですので、私も早めに帰還。恒例のお寿司を食べに行きました。海鮮も美味しいので外せないのです。牛タンは、SUPER GTでまた来る9月に!と勝手に予定を立てております。この日は、動画をたくさん撮影しておしまいでした。
2027年のカレンダーが前の週に発表になっておりました。現在申請中ですが、サマーブレイクの導入で、8月開催がありません。
【2027年カレンダー】
3月12〜14日/鈴鹿サーキット/三重県
4月16〜18日/モビリティリゾートもてぎ/栃木
5月14〜16日/オートポリス/大分県
6月25〜27日/スポーツランドSUGO/宮城県
7月16〜18日/富士スピードウェイ/静岡県
10月8〜10日/富士スピードウェイ/静岡県
11月26〜28日/鈴鹿サーキット(JAF鈴鹿グランプリ)/三重県
開幕がまた鈴鹿に戻りました。お盆休み開催のスポーツランドSUGOも今回が最後ですね。かなり前に梅雨の時期に開催されていましたが、6月開催に戻りますね。シーズンの終わりがますます後ろになりました。近年の暑い日本、11月下旬開催も昨年今年に続き「あり」ですね。レースフォーマットは、後日発表はということで、早いようであっという間にやって来る来年の予定を今から考えておいてくださいね!
いつもは綺麗な蔵王の夕焼けが見られるのですが、時間帯を外したのか、そもそも焼けなかったのか…。
朝のフリープラクティスは、暑い中、午後の予選に向けて良いセットをみんなが探しています。
マシンの側は暑いですが、メカさんたちお仕事頑張っています。下に潜ったらどれだけ大変なんだろうと覗いてみましたが、ピットも他のサーキットよりも手狭なので、申し訳ないと思いつつ、状況を拝見。がんばれ〜!
フリー走行の時間で、ピットを全て回りましたが、ロマン・スタネック選手は元気なさげでした。風邪かな。
ザック・オサリバン選手は、レース三昧でジェットラグとのことでした。フォーミュラEのリザーブもこなしていて大活躍です。彼のようなFIA F2まで登り詰めたドライバーたちは、F1の狭き門に直面し、次の活動の場を探していろんなカテゴリーで頑張っています。
レベルの高いドライバーたちが、その次のシートに、スーパーフォーミュラを選択するというのも嬉しいですね。そんな位置付けが当たり前のようになったことも凄いと感じる昨今です。ほんと彼らは速いです。もちろん、日本で育ったドライバーもアジアのトップカテゴリーですので、レベルはかなり高いですよ。その中でまたランキングがあるのはしょうがないけどね。
笹原右京選手、足立さんとお話し中。心配なのは、以前から報道されていますがマシンの振動。直ったり、また出たりで、彼の良さはいつ発揮されるんだろうと、心配は続きます。ガンバだよ!
Q3のスーパーポール、これにぜひ絡みたい、それだけが希望でした。Q2まで、SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGが2台が進みました。今季好調でいいですね。結局、Q3には行けなかったけれど、安定感出てます。
大注目は、KDDI TGMGP TGR-DC小林利徠斗選手です。山形県出身の彼、このスポーツランドSUGOでの開催は、きっとお友だちや彼に近い方が観戦されるのも多いでしょうし、期待を込めてしまいますよね。しっかりやってくれましたよ!
予選6位! Q3には5番手までのドライバーが進出できますので、あと1人倒せば!です。その相手は今回は、VANTELIN TEAM TOM’S坪井翔選手だったのですがね。やっぱ、利徠斗ってスゴイ。モニター見ながら、今季SUPER GTも含めて随所で一番上に名前が来たりで何度驚かせていただいたことか。スーパーフォーミュラってすごい!という「語彙」のままでミックスゾーンでインタビューを受けていたのですが、それもまたいろんな意味で驚き。素直な青年の気持ちだったと思うのですが、個性も含め彼の才能は無限大だと思いましたよ。
予選7番手は、NTT docomo Business ROOKIE福住仁嶺選手。尊敬する彼は、移籍してますます才能を発揮できる環境になったと思っています。もう書くまででもないですけどね。彼は、坪井翔選手とTGRのエース!共に上位は定位置のドライバーだと思っていますよ。ほんと色々上手いなあと予選でも決勝でも思いますね。
坪井くんのVANTELIN TEAM TOM’Sピットへ移動しQ3を見ました。5台進出しビリでも5位だという坪井くん。もちろん上位に食い込むことを期待しますよね。最大限のパワーで頑張ってくれたのですが、現状維持の5位で予選を終えました。いつも孤軍奮闘。
この日のミックスゾーンでは「どんなにやり直しても自分がポールポジションを取ることはない」と悲観的なコメントを残していました。それだけHonda陣営にどうしても追いつけない、自分ではどうすることもできない要因があることを示唆した感じ。さらっと「苦悩」を吐露していましたね。
朝の天気予報で、予選時は大雨予報となっていて心配していましたが、サーキットを雨雲が避けて移動してくれたようで、雨に遭うことはありませんでした。ほっ…。
予選トップ3(Honda陣営独占)記者会見もまた出ないことになりましたが(もちろん出て良いのですが、取材に走っていることがほとんど)、これはこれで残念です。スキップする回数が増えてしまうのはね。翌日の決勝T O P 3記者会見には行きたいなと思うわけです。
取材も終わり、夜、灯りも消え真っ暗なサーキット。メディアセンターの建物だけ明かりが灯っていました。ってことは、生き物は明るい方向へと寄って来るので、虫のサイズが普段見る3倍?の姿を見る恒例行事が始まりました。夜になっても蝉が鳴くのも不思議で、いや我が家の周りも鳴いてるか。昼間はもちろん爆音で気づかないのですが、静寂に包まれた夜に耳にやけに残るB G Mはそれだったなと改めて実感。少し鎌倉のセミとは違うなあとかそんなことふと思ったり。
建物めがけて飛ぶセミや虫に驚く関係者の悲鳴に最初は笑っていましたが、私が帰る時は声すら出なかったという、怖すぎて(笑)。そもそも「暗いの怖い」の情けない人間です。毎年、地方のサーキットは周囲の協力で帰路に着く感じ。いつもありがとうございます、メディアのみなさま、で2日目終了!
予選日に実は熱中症になってたみたいで、思いあたるのは朝の移動前に水分を控えてしまったこと。これが失敗。頭痛と寒気がしましたが、空調の真下の席で仕事をしていたというのもあって、つくづく体調管理が難しい夏を実感しました。普段もエアコンとの寒暖差の攻略が出来てなくてね。室内は一枚羽織ればいいだけか…、エアコン奉行にはなりたくないしね。梅干しをくれたチームもありました。これが美味でね。みんな優しいですほんとに。自分は少し我慢すれば仕事ができると思っているタイプで、自分を雑に扱ってしまうお母さんなので、これがダメね。
この日は、シャキっと晴れないのと決勝時の雨予報をまた心配しつつ出勤。イベント広場も朝は雨がポツポツ来たりで人が少なめに見えました。幸い、ポツポツで済み、決勝に漕ぎ着けることができましたが。
朝の走行もピットウォークも、蒸しむし。こちらの方をピットウォークで発見。F1日本G Pなどでも見る頭にマシン乗っけちゃうスタイル。この応援スタイルがもっと浸透しないかなと以前から思っています。何なら自分もアフロとかかぶって応援したいタイプ。MotoGPに結構アフロで応援されている方を見かけるんですけどね。こちらはチャチャっと作って参戦とのこと。暑い中、サーキットに来てくださってありがとうございます!
ピットウォーク時に、日本自動車会議所 モータースポーツ委員会が、日本レースプロモーション、GTアソシエイションと共に被災地の復旧や復興支援をしていますが、その「令和8年熊本復興支援」の募金活動が行われていました。SUPER GTでも行われていました。
いざ決勝!グリッドは空が暗く今にも雨が降りそう…。しかし、最後までドライ、雨は来なかったですね。今回はほんと台風が日本の周りにたくさんあったのにお天気頑張ったね。
走り始めだけ少しだけコースサイドにいましたが、レース展開がわからなくなるので、すぐメディアセンターに戻りました。わからないとミックスゾーンで質問すらできませんからね。
Honda勢のバチバチの戦いの中で、頑張るTGR勢。素晴らしいバトルが続く中、2台のマシンがストップしました。すぐにセーフティーカー(SC)が導入されず、このタイミングでいろんなことが起こってしまいました。この瞬間どうするのか。S Cの前にピットにすぐさま向かったクルマ、一旦ステイアウトしたクルマ、今回は明暗が分かれることとなってしまいました。それはS Cの入る位置で結果が左右されてしまいました。
S Cがコース上で必ずしもトップ車両を捕まえるという規定はなく、このときの処置はルール通りとのことで問題なしとのことでした。非常事態でS Cが入るので、場所など考えている時間はないと考えると確かに。ただ、入る場所によっては順位に影響が出てしまいますね。今回、その例となってしまったので、正しいS Cの運用だったけれどモヤモヤが残ってしまいました。
勝者となった福住仁嶺選手もごめんなさいポーズでクルマからおりました。これは状況を把握した上での気遣いでしたね。彼はコースにステイにするという好判断からこの勝利を得たので、それはそれでチームも素晴らしかったのですがね。
それまでトップだったHondaイゴール・オオムラ・フラガ選手は、ほんと良いバトルをしていましたが、3位表彰台では納得できずの表情でした。気持ちは痛いほどわかります。表彰式をボイコットしなかったのは、ワークスドライバーの役目とも理解しました。記者会見にもちゃんとお見えになリましたね。記者会見では、トップ3のドライバーがS C介入時の自分たちの位置を確認し状況を整理する場面もありました。こうはならなかったと言いつつも、正しい運用であるのでこの結果と。
S Cの運用など運営について要望を常に出しているという石浦宏明監督。S N Sが若干荒れていたところ、「あえて」投稿をしていました。私はチームを守るためだと認識しました。レースをしていたのは彼らです。しかし、S N Sは匿名性も手伝って心無い意見も飛び交っていたようです。私は、レース終了直後メディアセンターで状況をいろいろ話していて、珍しくパルクフェルメにも表彰式にも出遅れました。会話も最初はS Cの間違いなんじゃないかから始まりました(ルール通り問題なし)。運用を知らなかったということになります。
S N Sが議論の場となるのは良いと思うんですが、チームやドライバーなどに批判が及んだりするのは違うと思います。石浦くんも長いことS N Sをやっているので、炎上覚悟と書いて投稿をしていましたね。この件については、運営に携わる方々にお任せするしかないので、今後に期待したいと思います。
レースが終わって、ドライバーランキングが変動しました。仁嶺くんが今季2勝目を挙げたことで、TGR勢のトップ。ドライバーランキングは3位。坪井くんが6位となりました。トップのHonda太田格之進選手が大量にリードは変わらずで、次の大会でタイトルを決めちゃうんじゃないかまで来ていますね。圧倒的に強いシーズンですね。
ただ、大量リードされちゃっていますが、ここまでレースはめちゃくちゃ面白かったんですよ。見応えありまくりでね。少し、残念な終わり方をしてしまいましたが、また熱いレースを期待したいと思います!
次戦は、10月!少し間が開きますが、また富士での2連戦、最終ラウンドと楽しみにしたいと思います!
大谷幸子の近況
東北に住むいとこがレースを見に来てくれました。過去にここに来たことがあるそう。そして面白かった!と言ってくれました。久しぶりに会えて懐かしかったです。あまり時間もなく少し話せただけですが、次いつ会えるかわからないので、貴重な時間となりました。20年ぶりかしら(笑)。私、いとこ同士のグループLINEがあって、それぞれの生活で近況を報告しあったりしているんです。我々の「親」のこととかもね。頻繁に送らなくても大事な繋がりだと思っていて、作って良かったと思っています。オススメします。私も友人から聞いて真似をさせていただいたんですけどね。
仕事や旅で新しい世界に触れる刺激も良いけど、自分の人生に関わっている人たちや何か忘れていることはないかなと確認しながら、こんな時間を過ごすのも大切だなと思いました。
では、またサーキットで!
(写真 トヨタ自動車、日本レースプロモーション、大谷幸子 テキスト、大谷幸子)