• モタスポコラム その18-新ドライバーの活躍と安定の2強 ~2021スーパーフォーミュラ 第2戦・第3戦~

新ドライバーの活躍と安定の2強 ~2021スーパーフォーミュラ 第2戦・第3戦~

モタスポコラム その18 2021.5.28

新ドライバーも大暴れの若さ溢るるシーズン。変化を感じるシーズンですね。3戦を終了し、さてどうなるのかなと思っては見たものの、Honda野尻智紀選手、トヨタ平川亮選手の2強の安定感は否めないと思っています。平川選手、第3戦は残念ながらスタート直後の接触でリタイアという非常にもったいない結末ではあったけどね。5戦の有効ポイント制でここは逆に助けられた(?)と思うことにしましょう。あと2戦落とせる野尻選手が、2勝でランキングトップ。優位にシーズンを突き進んでおりますね。では第2戦、第3戦振り返ります。

〇鈴鹿ラウンド

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    (写真 トヨタ自動車)
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トヨタ勢最上位は2位。平川選手が入りました。やれること全てやって得た表彰台でした。Honda勢ホームコース強し。Honda野尻智紀選手、開幕戦に続き2連勝。予選ではHonda福住仁嶺選手が初ポールと、とうとう来たかと思う一番時計でした。オフテストから速さを随所に見せていましたが、本物感出た、強敵がさらに強敵になったという思いを抱きました。

昨年は、Hondaさんちの若手が大暴れの印象が強かったですが、今季はトヨタの若手も奮起しています。この鈴鹿では、平川選手2位、関口雄飛選手4位とインパル勢に続き、宮田莉朋選手が6位フィニッシュ。頑張りました。全身アグレッシブ莉朋は、きっちりポイント積み上げています。ちなみに第3戦は予選2番手で決勝は4位。彼の完成度は、一気に開花しています。全日本F3選手権、SFL、長く乗って頑張った甲斐がありますね。

そして、鈴鹿で変化と感じたのは、carenex TEAM IMPUL、19号車、20号車2台共に速かったこと。オフシーズンのテストの時は、19号車の関口選手のクルマがよくガレージに入っていたかな。ベテラン関口選手の調子も爆上がりで安堵しました。ほっ。

それとジュリア―ノ・アレジ選手がWEC参戦との兼ね合いで参戦できない中嶋一貴選手の代役でデビューしました。スーパーフォーミュラライツとのかけもちで、きつきつのスケジュールで走りまわっていました。21歳と若いし体力ありますので、へとへとになりながらもレースはきっちり。代役参戦1戦目でしたが、あと何戦代役をするのかなあ。中嶋一貴選手と小林可夢偉選手不在も正直さみしいです。

(SFが終わりすぐSFLの決勝がスタートするので、時間がなく思わず走ってしまっているジュリアーノくん タイトなスケジュールでした)

多忙のレースウィークですので、ジュリア―ノくんの取材はチームがストップしています。そうですよね、少しも休む時間がないので、これは仕方ない。でも、ジュリア―ノくんは楽しそうなんですよ。たくさん走ることがね。そんな中でも話しかけてくれるようになってびっくりです。

女優のお母様とお姉さんの姿も、オフのテストの時からサーキットにありました。御殿場に住んでいるというジュリアーノくん。日本で長く走りたいという希望を叶える為に、これから基盤を築いて行くのかなと思っています。チームが外国人ドライバーのマネージメントに長けていることはみなさんもおわかりかと思います。SFLもこれからだし、まずは行く末を見守ります。

そうそう、鈴鹿では国本雄資選手が鈴鹿の130Rで一回転。ポールの福住選手も同様にタイヤのバーストでリタイアとなりました。見た目に派手なクラッシュで心配でしたが、直後にチームに無線も送ってきたそうで、とにかく無事で良かったです。

タイヤの内圧ギリギリまで攻めましたかね。パンクしたらやはり怖い。ビーチボールの空気が抜けかけたものは、床と接地面積増えますよね。それがタイヤだったら、走行中のタイヤは表面がとけていて路面をしっかり捉えグリップが得られます。でも重みで空気抜けすぎちゃうとパンクしちゃう。タイヤがパンクするとすぐビーチボールを妄想しちゃいます。とにかく安全第一です。

〇オートポリスラウンド

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    (写真 トヨタ自動車)
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次は、オートポリスラウンド。悪天候に翻弄されたレースウィーク、トヨタ勢、ピット位置が功を奏して予選で上位につけました。決勝は、やはりその悪天候により赤旗、再開されることなく終了しました。現地に行く前からやーな予感はしておりました。天気予報が良くなかったもん。過去にも、スケジュール通りにプログラムが進まなかったことも何度かあったんだよね、そうこの時期ね。

搬入日だけ晴れましたが、土日は土砂降りと濃霧。山ですので「霧」というより「雲」とおっしゃる方も。天候がバラエティに富んでいるのはデフォルト。サーキットの方には申し訳ないけど、そんな“いつも”のオートポリスが出迎えてくれました。

ピットビルの廊下まで霧…。それは良いとして、このピットの位置、一番前のピットのトムスの2台が予選ワンツーでした。視界を得て満足にアタックする為には、ストレート1本分の距離が必要そう。それだけ間合いを取ってアタックすると、後方のピット位置は不利になります。今回の雨量と霧、早く出ていったクルマの水煙、視界不良になる要素が多いですよね。スピンをして赤旗などが出てしまった場合、後方のピットのクルマはますます勝負権がなくなってしまいます。

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    (写真 トヨタ自動車)

だからと言って、前にいるクルマがそのチャンスを生かせないと意味がない。先頭にいたのは、新ドライバーとトムスの2台。新人くんたち、ミスなくワンツー。ポールポジションを獲得したのは、今回も中嶋一貴選手の代役参戦のジュリア―ノ・アレジ選手でした。2番は宮田莉朋選手。

そしてこのピット位置は、昨年の戦績順ですので、チームが勝ち取ったものでもあるので、有利不利という言葉も若干抵抗があるかな。ジュリアーノくん、今回もSFLとダブルヘッダー。頑張りましたね。でもどのドライバーよりもマイレージを稼いでいる訳で、慣熟走行が実を結んだとも言えますね。

残念だったのが、スタートの1コーナーで平川亮選手、接触からのリタイアとなったこと。これは残念過ぎました。雨模様のレースウィーク、朝にピット作業の練習をしたりと、気合い入ってたんですよね。星野一義監督も今季はなんとかタイトルが欲しいと、やる気満々です。有効ポイント制でまず助かりましたが、残りをきっちり戦わなくてはね。ファイト!

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    (写真 トヨタ自動車)

阪口晴南選手が2位になりました。ご覧になりました?セッション中断中の一コマ。車載をのぞき込んでキュートな笑顔を見せてくれていたシーン。ジュリア―ノくんだけじゃなく、若手もイケメンばかりですので、お忘れなく。

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    (写真がちゃんと撮れてなくてごめんなさい)

決勝では5位にHonda野尻選手が入ってます。予選7番手、彼が予選Hondaさん最上位でしたが、これも少し信じ難いポジション。天候に左右されるラウンドは毎年確かにありますから。でもこんなコンディションでもきっちり前の方に来る。すごい。そしてランキングは大量にポイントリードでトップです。

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    (写真 トヨタ自動車)
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不完全燃焼とはなってしまいましたね。サーキットに来られたお客様には、残念なレースウィークでした。梅雨入りが例年より早すぎる今年ですが、もっとスカッとするコラム書きたいな。

ディレイ中のピット周りは、充実した時間だった。関係者のみなさんと少しお話が出来ました。ルーキーレーシングさんには、トヨタ自動車の社員さんもスタッフとして今季から参加しています。ニュルブルクリンクは彼らが大得意とするサーキット。毎年頑張っていらっしゃいました。モータースポーツを通してもう10年以上のお付き合いになりますが、まさか同じ現場で働くは思ってもみなかったとお互いで話しているところ。ねーさんねーさん言ってくださいますね。今後はお任せしましたから、頑張ってくださいね。

こちらでもいろんなメカさん、マネージャーさんとお話をしましたよ。手を止める時間なんて、通常のレースウィークはありませんからね。もちろんみなさん何かしらお仕事してましたけどね。ありがとうございました。あとはね、コンド―レーシングのマネージャーMさんのお誕生日だったので、ささやかに祝ってみたり。もちろん少しの時間でしたが。
そんなことをしながら、待ちました。

来月の第4戦菅生ラウンドは、東北ですね。無事に開催できるといいなあ…。

大谷幸子の近況

3月から怒涛の現場が3か月続きました。本来なら今週末、スーパーGT鈴鹿大会の予定でしたが延期。残念だけど、業界のみなさん少し休めるかなと。あれだけ料理していたのが、手抜きがハンパないです。料理沢山したいです。

毎日、鳥のさえずる声に癒されております。フクロウも夜鳴いてます。BGM配信サービスではないかと思うくらいの音量です。そして紫陽花も先始めました。紫陽花寺に行かなくてもそこら中に沢山咲き始めました。

5月の頭に、ひまわりの種を庭へ蒔きました。小学校以来です、こんなことしたの。こんなご時世だから、ひまわりを咲かせてみたくなったんですよ。狭い庭でも気分が上がるかなと思って。ただフツーの土で栄養もなく…、でも芽が出ました! ミミズがいるような土が良いそうですが、それはそれで怖いので(笑)居なくていいかな。

この3週間ばかり成長が楽しみで仕方ありません。子どもの頃、この手の事は嫌いでした。観察日記を書くのもね(笑)。今月の3度の出張から帰るとすぐチェック。もう10センチ以上の背丈。種を良くみたら大型の品種だったようです(笑)。2メートル以上になるそう。かわいいひまわり畑のはずが、ジャングルの予感しかしません。では、また!