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(写真:トヨタ自動車)
ル・マン24時間と同時開催!スーパーGT第3戦!
モタスポコラム その21 2021.8.27
こんにちは!コロナ禍で5月より8月へと延期となっていた第3戦が8月21日(土)、22日(日)、鈴鹿サーキットにて開催されました!同時に、フランスの地では、ル・マン24時間が開催されました。録画を見終わり、モータースポーツに心満たされる自分がいて気分良く執筆に入ることが出来ます。鈴鹿でもパドックから移動が出来ないので、写真はあまり変化がなくて悩ましいですがお許しを。
旧盆の夏休みから雨に祟られていた日本列島。そして残念ながらコロナ禍の世の中もますます深刻に。レースに関わる関係者は、PCR検査、毎日の体調報告を行い、またサーキットの場内も動線がきっちりと管理された中で取材をして参りました。では、振り返り行くよ!
〇搬入日
一か月ぶりのサーキットは湿気でムシムシたまらん…。駐車場からトランポを眺めながらメディアセンターへ。
14号車のニューなトランポが登場。パドックはお客様入場できないので載せておきます。周囲の人たちは、何か見られている感じと話していて、愉快になりました(笑)。
声かけしたり取材したりしてまわっているうちに、公式車検も終了していない午後3時くらいにスコール。小雨が降り続き初日は通常通り早めに退散、ホテルへ入りました。
まん延防止等重点措置区域でもある三重県内。関係者は昨年から実施しているチームもありますが、外食禁止など当然自粛に努めています。残業するチームはお弁当を用意して対応していましたね。
搬入日のトピックを。19号車WedsSport ADVAN GR Supraのピットクルー。これ遊んでいるのではないのです。ピットボックスの位置をガムテでバミっているのですが、剥がれないようにどのチームも金づちでトントン叩いたりして彼らは、鍛えつつ、補強するんです。人生の大先輩は体力ありますねえ。この業界、総じてベテランたちはスキルだけではなく、体力がめちゃくちゃあるんですよね~。ほんと感心します。そしてメカニックは、鍛えている方が多い!チームで体力作りがルーティンになっているところもあるんですよ。タイヤ交換の速さにも影響しますからね。地道な努力を重ねてレースに臨んでいます。
そして出勤してきた宮田莉朋選手と雑談。シミュレーターのお話を。Gは当然感じないけれど、それなりに体力を使うとのこと。そして、彼はゲームの世界でも速さを活かして活動しています。実際のレースにもドライビングは反映されるので、トレーニングになるそう。シミュレーターでのトレーニングは、今やマシンの開発にも活かされている時代。時代が変わったなあと思います。そしてイマドキのドライバーさんは、ゲームの世界もどちらもイケる。いろんな意味で強いね。今後も楽しみです。
小雨が舞うもどうにか天気は持ち。それより、サクセスウェイトがキツイGRスープラ勢。苦悩の表情で我慢のレースウィーク。わかっていても辛い。予選は、残念ながら、Q2へ全車進出ならずという。サクセスウェイトを鑑みると、決勝ではポイントを1点でも獲得!明日もがんばろう!でした。
GRスープラ勢予選最上位は、19号車WedsSport ADVAN GR Supra。今季好調ですね。今出来うる最大限の巻き返しに期待することで予選日は終了しました。
〇鈴鹿でル・マン24時間
予選日の日中、鈴鹿サーキットでル・マン24時間開催直前のトークショーが行われました。グランドスタンド下のステージを使って行われたので、私は動線の関係上、取材には行けずモニターを見ておりました。MCはピエール北川さん。GRスープラ勢から脇阪寿一監督と、37号車、ハイパーカーを今年テストした平川亮選手もパドック側からエールを送っていました。また、ル・マンの現地から鈴鹿サーキットにいるスーパーGTファンへ、中嶋一貴選手と小林可夢偉選手のメッセージも届けられましたよ。Jスポーツさんありがとうでしたね。
翌日にも、ル・マン24時間のJスポーツさんのライブ中継を鈴鹿サーキットで見ることが出来ました。2日間、モビリティランドさんの配慮に感謝です。
長年に渡りトヨタ自動車のモータースポーツ活動を支えてくださっているZENT様。スーパーGTでは、38号車ZENT CERUMO GR Supraをサポート。ZENT SWEETIESの浴衣姿は夏の風物詩ですね。グリッドにて今年も見られて良かったです。
こちらもグリッドにて、36号車au TOM'S GR Supraのグリッドにテント登場。
びっくりしました。チームのTwitterによれば暑さ対策とのことです。少々雨の予報もあったので、雨が来たとき作業が容易に出来ますね。ブルーシートをかけたり傘で覆いながらの作業よりスムーズに行くかも。
決勝は、予選下位に沈んだGRスープラ勢はバトルを繰り広げながらじわじわポジションアップ。38号車が今回は元気があってチカラ入りましたね。スタートドライバーの立川祐路選手!車の動きがきびきび、そして速さがあって輝いてるぞと。石浦宏明選手にスイッチしてからも、勢いは止まらず。コースオフしてしまったシーンもあったにせよ、速さを取り戻ししっかりバトルしていたことで、若干不調に見えトンネルに入っていたけれど、出口をこじ開けたかなと思っています。この調子で頑張って!とにかくうれしかったです。
レースは、アンダーカットしたGT-Rが優位にレースを進めて行きました。GT-R勢のバトルもあり、今回は比較的サクセスウェイトの軽い日産勢の独壇場。7年ぶりとのことですが、表彰台を独占しました。
そんな中、36号車の追い上げも見応えありました。翔タイム!もちろん関口雄飛選手もがんばって、それを坪井翔選手へ繋げての12番手から5位フィニッシュ!チームランキングが3位に上がりました。
37号車もサクセスウェイトがキツイ中、ミスもあったと阪口晴南選手SNSでおっしゃっていましたが、きっと次につながる走りになったのではと思います。タイヤみながら考える平川亮選手と大堀マネージャーおすすめの阪口晴南選手の前髪かきあげヘアをどうぞ。今季、助っ人などと言わせない素晴らしい活躍をしていますね。頑張って。
最大のハンデを背負う14号車は、とにかく辛いレースとなりました。もう少し我慢ですが、2戦ノーポイントで、ランキングトップをチャンピオン1号車STANLEY NSX-GTに明け渡してしまいました。燃料リストリクター2ランクは、かなり辛いですね…。周囲も重くなるのを待つしかないです。チームオーナーでもあるモリゾウさんが来られていて、レース後にSWおろせば大丈夫!とチカラ強く語ってくださいました。写真は、GT300クラスのポールポジションのSUBARUさんと近かった為、一緒に写真を撮られているときのもの。山下健太選手になぜかこの時以外遭遇しなかったレースウィークでした。
序盤5周目で大クラッシュした64号車の伊沢拓也選手。レース後、ピットの前にいらしたので、声をかけたら、俺のカラダは車以上に頑丈と元気に語ってくれて安堵。よくサーキットでもお話をするドライバーさんなのでとても心配でした。ウォームアップ走行でもタイヤが外れるハプニングが、GT300クラスでありまして、つくづく安全にはくれぐれも気をつけてと思いました。
雨もほとんど降らずどうにか行われた第3戦。ランキングの入れ替わりはありましたが、一喜一憂せずに、ハンデの時期をやりすごしましょう。元気のなかったGRスープラ勢ですが、これもレース。まずは、みなさま健康に気をつけてくださいませ。
大谷幸子の近況
今回同時開催だったル・マン24時間。8年前に仕事で行きました。当時のトヨタモータースポーツのSNSに沢山配信したのを記憶しております。当時は、TMGのトランポの中でお仕事させていただきました。夜中、ホテルに帰りましょうと言われたとき、せっかく来たので戻りたくないと言い、サーキットに残りました。フォルダーを開けてみたら、宝物がいっぱいですね。少し紹介しましょう。
中嶋一貴選手とWEC担当さんと3人で移動。若いですね、中嶋選手!初ル・マンは、何もかも写真におさめておきました。
今年ル・マンウィナーとなった小林可夢偉選手は、この年はフェラーリで参戦していました。トヨタ自動車がF1に参戦していた当時、サードドライバーでしたから、TMGスタッフは知っているので、フツーに溶け込んでいました。トヨタでモータースポーツ活動を再び始めた時はとても感激したのを記憶しております。
ミュージアムも初めて行きましたが、今年はTS050が寄贈されたことは、素敵なニュースでした。
あえてのオフショットを。
ドライバーズパレード、再開して欲しいコンテンツですね。
ドライバーズパレードが行われる街の風景をチームが控室として使っているカフェから。2枚目は、サーキット場内。まだ練習走行日かな。決勝日は30万人もの観客が詰めかけて圧倒されました。夜は、たくさんの方に声をかけられたんです。日本人は珍しくもないとは思うのですが、良い思い出。自家用ジェットが決勝日はもっとあったんですよ。今風に言うと「レベチなゲスト」が多いということですね。
当時は、アウディ全盛時代。レース後、サーキットで声をかけてくれた欧州のファンの方に、いつかトヨタはまたル・マンウィナーになって!楽しみにしてるから!と英語で言われました。貴重な経験だったなと思います。いつかまた行ってみたいですね。やまほど出てきた写真を見て少し感慨に浸ります。では、長くなりましたがまたね!