• モタスポコラム その58-シーズン序盤からの強さがますます本物に!~スーパーフォーミュラ第4戦~

シーズン序盤からの強さがますます本物に!~スーパーフォーミュラ第4戦~

モタスポコラム その58 2023.06.02

一年ぶりの熊本、スーパーフォーミュラ(以下、SF)オートポリス大会(サーキットは大分県日田市に位置します)。

毎年あたたかく迎えていただき、とても楽しいです。ありがとうございます!では、振り返ります。

〇ハプニングand搬入日もびっくり

予期せぬ出来事からスタートしたレースウィークだったんです。オートポリスですので、羽田から熊本便のフライトからスタートします。エントラントさんと一緒になることがほとんど。御殿場などから羽田まで来られて飛行機移動となるからね。ひとり移動もさみしくない感じのスタートですが、おばちゃんでも気軽にすっぴんという訳にも行かないのが残念。私は、まずホテルに入って仕事するだけなんだけどね、木曜移動だと。


羽田に到着しチェックインしようと歩いていたら、正面から見たことのある若者が。トムス36号車の大立エンジニアでした。午後便でしたが、お昼を食べていなかったので、早めに着いたこともありランチに誘いました(笑)。私に拉致された大立エンジニアもチームとはぐれた様子だったのでね。息子ほどのエンジニアくんと楽しいランチ。その後、チェックイン。搭乗前にトムスのクルーたちともバッタリ。みんなにかまってもらってボーディング。見渡すとチーム関係者ばかりは、オートポリスラウンドあるある。着陸態勢まで爆睡の往路でしたが、異変で目が覚めました。やたら飛行機が揺れるんです…。下から風で煽られていました。どうにか着陸…ならずで上昇。これがゴーアラウンドか…。もちろん初体験です。

有明海の方へ出ました。熊本空港は、羽田方面から来ると有明海に出て、Uターンして空港の滑走路へ侵入して行きます。飛行機酔いなど初めてで一瞬で気分が悪くなりましたが、ゴーアラウンドで上空へ戻ったことで助かった~!って思いました。いや助かってないけどね。2回目はパイロットさん早々に諦めたのかな、3回目は降りられそうと思ったけど、一番機体が揺れていて赤ちゃんの泣き声とみんなの悲鳴も聞こえ、結局ぎりぎりでダメでした。

横のおばあちゃんが上にあるモニターを指さしていたので見たら、機体は福岡空港へ向かっていました。アナウンス前だったので、緊急事態だということを余計に感じました。羽田に戻ることもフツーにあるそうで、風が強いのはこの辺だけだったのかもしれません。翌日聞いたら、オートポリスも強風だったそうでテントがダメになったところもあったそう。私たちが乗っている飛行機のレーダーを見ていたスタッフもいました。

福岡空港へは、たった15分で到着しましたが、降機するゲートも決まっていないので着陸してからしばらく機内で待機しました。怖くて飛行機をおりたかったので、着陸したことでとにかく安堵しました。

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    (大立エンジニアばかりが登場しますが、あくまでも偶然…)

機内から出て地上スタッフの案内に従いました。関係者は、熊本空港周辺のレンタカーをピックアップ出来ないままサーキット周辺の滞在先のホテルを目指す為、まず地下鉄の博多駅に向かい、その後、九州新幹線で熊本駅に向かいました。新幹線のホームは関係者もいっぱい。私はこの時はライターさんと2人で動いていましたが、チームは大所帯だから大変ですよね。時間のない中でテキパキ指示をしないと動けないからね。こういう時に、移動とか搬入とかめちゃくちゃ慣れている業界人、尊敬。

博多駅に15分くらいしか滞在しなかったけど、博多名物の「とおりもん」を購入し博多観光風にして新幹線で食べました。周囲は、偶然にもトムスのメカたちがおりまして、修学旅行気分、いや添乗員気分でした(笑)。

あっという間に熊本駅に到着。九州狭い(笑)。みんなと別れ私は在来線を選択し、肥後大津方面行の電車を待ちました。以前も乗ったことがあるので、久しぶりですが心配なし。ホームが立派になっていて驚いたけどね。次の電車まで20分もあると思いましたが、大人しくぼーっと立っていました。

すると、見知らぬ男性に声をかけられました。え?ちょっと有名人気分…な訳ないです。なんで?と思いましたが、お話しを伺うとSFオートポリスでお仕事予定のオフィシャルさんでした。なんと、東京からお手伝いに来られたそうです。人が足りないのですねえ。お疲れさまです。楽しい乗車時間となって感謝でした。そして、ホテルの最寄りの駅で下車し別れました。

すでに21時くらいになっていたかと思います。遅めのランチに救われ、お腹は空いてなく助かりました(笑)。新幹線に乗っていた時に電話をくださった既に現地入りしていたM山カメラマンが、「お腹空いただろう?」と言ってくださったのはネタなのか、私の身体を心底心配してなのか…謎(笑)。

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    (さみしさのあまり、長年の相棒のスーツケースの写真を撮った)

あと少しと思って駅を出たら、何もない。これはマズイとまわりを見渡したら、タクシーの看板が。ひとり旅は慣れていますが、足が無いのは非常に心細い。熊本に泊まれば繁華街だったのになどとどうにもならない思いが走馬灯のようにグルグル。走馬灯っていったい何?とか思っていたのも報告しておきます。

思い起こせば、タクシーの看板、まあまあ大きいものだったのでそこまで悲観する話でもないのだけれど焦った訳ですよ。そして看板の番号に電話をしてみたら、あいにくタクシーがいないとのこと(涙)。当分ないような言い方だったので、一瞬でかなり凹みました。そうかもう寝ているのか…とか失礼なことを思ったり。でも20分待てば行けると。待てば来るんですね?と切羽詰まった感じで確認し待つ事にしました。もうそれしかないから。悲しさが伝わったのか、10分ほどでタクシーが来ました。ごめんね~お待たせしました!とおじいちゃんドライバーさん。白馬の王子様にしか見えなかったわ。

タクシーで思い出しました…10年くらい前のオートポリス出張でのお話し。仕事が終わって帰る際、肥後大津の駅から熊本空港をタクシーで移動。どこから来たのかと訊ねられ、横浜です!(神奈川と言わない横浜市民あるある、当時は横浜市民)と会話を続けていた際、空港の結構手前で運転手さんがメーターを下げました(料金はここまで)。空港までまだ距離があるのはわかっています、何度も来ているので。そうしたら、「また大津に来てくれたらそれでいい」と言われ、ほんわか。その後もお話ししながら空港まで移動したという肥後大津。それに匹敵するくらいの今回の出来事でした。

今回も運転手さん優しいし、夕飯も何もないので(食べなくても良いくらいだったのに食べるんかい)コンビニに寄ってもらい食糧調達。無事にホテルへ到着。重い荷物が手から離れたのは、22時近かったですね。早目に移動しホテルで原稿を書く予定だったのにね。仕事が周回遅れから脱出できないまま就寝となりました。移動の話で終わりそうなコラムだわ。

〇搬入日

朝のサーキット、ちょっと寒かったな。この日のびっくりは、Honda野尻智紀選手の欠場のニュースでした。夕方チームからアナウンスされていましたが、驚きしかなかったです。この過密スケジュールのせいなのかなとか、カラダ追い込んでそうと心配しました。サーキットには来られていましたが、ここはそっとしてあげましょうということで特に追っておりません。

翌日も、コースサイドから見守っていらして、とりあえずお元気なのは確認できました。テレビにも映っていましたね。カメラに手を振っていましたが、一緒にコースサイドにいらした笹原右京選手とふたりで見ていたSFgoアプリに自分たちが映っていて気付いたそうです。まずはお大事に。プロアスリートが体調悪いとかもうね、かわいそうでね…。

帰りに少しだけ足を延ばし、外界を眺めました。ほんと久しぶり。この日は、どこのお店もいっぱいで馬も牛もなし…。町中華をいただくもお店探しに時間がかかり夜遅くなってしまいましたので腹ペコ。今回お世話になっているライターさん2人と、3人でがんがん食べました。食事が運ばれて来ると瞬殺。ちなみに3人中女性2人(笑)。仕事している時は、全てゼロキロカロリー…。

〇予選日

下界は朝から暑かったので薄着で出発。サーキット着いたら霧だらけで寒かった。ほんと学習しないね、ここは難しい気候なのに。そのうち晴れたので良かったけど。

走り出しからセルモインギングが気になって気になって…。阪口晴南選手のTikTok動画もなぜか少ないので張り付いていました。チームも調子いいしね。予選はワンスリー。昨年がなぞの不調だったので久しぶりのTOP 3に二人も送り込んだ。良かった、良かった。

坪井翔選手ポールポジション!記者会見場で最近よくお目にかかれるのは良いこと。強さも何か安定していて本物だなあと感じる。新しいクルマへの理解度が高いのでしょうね。強いて言えば「運」かなあ。決勝では、2戦連続セーフティーカーが味方してくれません。良い感触で来ていますから早く勝たせたいですよね。

予選2番手は、Hondaリアム・ローソン選手でした。この安定感はチームの格の違いもますます感じます。野尻智紀選手の代役の大津弘樹選手も速いこと速いこと。そして、ドライバーだけではなくクルマのポテンシャルも高いんだなと感じました。誰が乗っても速さを発揮できるクルマに仕上がってそう。コースサイドからアドバイスを送っていた野尻選手。他カテゴリーでは現役ドライバーの武藤英紀選手もチーム無限に帯同しているのね、気づいてなかった。素晴らしい。

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    (チームグッズに、マモノがあって焦ったよ)
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無限、インパル、トムスと言った常勝チームに、今季早いうちからその勢力図に加わっているセルモインギング。坪井選手の好調さが阪口晴南選手も押し上げました。阪口選手、初年度に早いうちにタイトルを獲りたいと言っていたけど、気づけばもう3年目か!ここはこの流れに乗っていって欲しいですね。ガンバ!

〇決勝日

気持ち良い日でしたねえ。ルーキーレーシングのモリゾウチームオーナーは、SF初のオートポリスと伺いました。盛り上げに協力したいとのことからとのこと。ファンサービスも沢山されていましたよ!

決勝の内容はレースレポを見ていただくとして、しばしワンツーで走っていたセルモインギングの2台。うれしかったね。あとね、何気に、コンド―レーシングもいい。山下健太選手が復活していますよね。

結果的には、Hondaローソン選手の強さが際立ったレースでした。ミニマムでピット入って、タイヤを使っていたのに後からフレッシュタイヤで追い上げるTGR勢は彼を抜けなかった。ラップタイムも落ちないし完敗です。大物感再び…でした。

レースウィークに入る前、F1のシート獲得なるか的なニュースが駆け巡っていました。私はシーズン最後まで居ないんじゃないかと思いながらオートポリスに向かったんですよね。彼のファンでもありますので、F1に乗って欲しいんですよ。それだけ素晴らしいドライバーさんですよね。目の前に見られるのは幸せですホント。あ、やっぱ最後までいて欲しいわ、来季は居ないだろうからね…。

ポディウム両脇はTGR勢の2人が死守。乗れている2人、宮田莉朋選手、坪井翔選手。これだってスゴイこと。この場所から遠のいた時期もあったからね。それと、これまでインパル頼みだったのが他チームも切磋琢磨して来たよ。Hondaチーム無限の強さは変わらないので、その牙城を崩すべく包囲網を築かなくてはね(笑)。レースがおもしろいのは良いこと。盛り上がって参りましょう!

そうそう予選3番手だった晴南くんは、かわいそうな結末でした。他車とあたってね。これはもうなんと言ったらよいのか。彼は自分よりペースの速いクルマが後ろから来たので無駄に抵抗することもなく抜かれるのを待ったと。次のコーナーが右だったので、きっと早くハンドルを切ったのかもしれませんねとコメントしていました。

国本雄資選手、今季初ポイント獲得!決勝日のフリー走行後対処し結果に繋がりました。速さを見せつつ、決勝での伸び悩みが心配でしたが光が見えて来たかな。次に繋がってそうです。ここの進歩も良かったです。

TGR勢は束になってかかったけれどローソン強し…というレース内容。表彰台も獲得して悪くないのだけど、今季は良い感じで来ているのでこちらも求めるもののハードルがどんどん上がっております(笑)。

〇スーパーフォーミュラ・ライツ開幕!

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    (向かって左から平良響選手、古谷悠河選手、野中誠太選手、エンツォ・トゥルーリ選手)
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ここ触れておきますね、開幕ですから!スーパーフォーミュラ・ライツ(以下、SFL)とは、スーパーフォーミュラの一つ下のカテゴリー。SF富士で一緒に開幕となると、とんでもなく多忙なレースウィークになります。SFが開幕2レース、このSFLは3レース。昨年きつかった…。今年は、それを鑑みたかは存じ上げませんが、SFオートポリス大会で開幕となりました。

ここで頑張ればSFへのステップアップのチャンスが到来します。トムスでは、TGRのメーカー育成ドライバーを育てていますし(今季は平良選手と野中選手)、それ以外でももちろんチャンスはあります。これまでも優秀なドライバーを輩出し続けています。SFオートポリスで表彰台にあがった宮田莉朋選手と坪井翔選手もトムス出身。2人ともタイトルを獲得しています。

前身の全日本F3選手権から、みなさんに馴染みの深い?トムス出身ドライバーと言えば、片岡龍也選手、JP・デ・オリベイラ選手、中嶋一貴選手、大嶋和也選手、国本雄資選手、山下健太選手、ニック・キャシディ選手などでしょうか。JPと一貴は、バチバチにシーズンを戦っていました。一貴は、そのあとヨーロッパ行っちゃいましたからね。小林可夢偉選手や平手晃平選手と三羽烏と呼ばれて、育成ドライバーとしてF1を目指しました。17年くらい前のお話。懐かしい、現場で見ていたわ(笑)。

今在籍しているドライバーの目標としては、このSFLでタイトルを獲ってプロの階段を駆け上がること。今のフォーミュラからのドライバー育成のピラミッドの頂点はWEC参戦(WRCは別の育成プログラムがありますよね)。

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    (チームのみなさんも若人を育てるのは、長年やられているので得意ですよ!)

今季は4台体制で彼らは自分たちの未来をかけて戦います。メーカー枠の2人、平良響選手、野中誠太選手。お互い3年目でこのカテゴリーからの卒業がかかっています。ライバルではありますが、もちろん中にも外にもガチのライバル勢。シビアな戦いが待っていますよ。

また4人目のドライバーとして、18歳の若者が日本へやって来ました。お父様はこの人。ヤルノ・トゥルーリさんです。そうですトヨタ自動車がF1に参戦していた際のドライバーさん。ロン毛で素敵でしたよね。もちろんおじさんになってしまったのは、時の流れだからしょうがない(笑)。

ご子息のエンツォ・トゥルーリ選手のまなざしが、お父様そっくり。10年ちょっと前にお父様を追いかけていたみなさんは、あの当時を思い出しているはず!と思ったら、お父様のファンのみなさまがエンツォくんの応援をされています。九州まで来られていて驚きました。 このカテゴリーにも注目してください!

というわけで、次戦SF第5戦は、スポーツランド菅生。東北の地で会いましょう♪

大谷幸子の近況

SFが終わったら、富士24時間レース。そして100周年記念大会のル・マン24時間レース目前。いやいや、その前にSUPER GT第3戦も控えています。もうね、レースが続きすぎて、終わるとすぐ思い出になって次々現場をこなしていくのが残念でなりませんね。余韻に浸りたいじゃない…。

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    (この姿は、ル・マン24時間の夜のスティントを彷彿するシーンですよね!)
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その余韻を少々。ル・マン24時間を前に、中嶋一貴TGR-E副会長や小林可夢偉選手が富士24時間レースに来られていました。中嶋さんは、KAZUKI繋がりの星野一樹さんからのオファーで、富士24時間にNissan Z GT4で参戦しました。しかも、今季WECチームのリザーブドライバーとして参戦しますが、そのレーシングスーツを着てくれましたよ。それしかないとの事です。むしろうれしい。メーカーの垣根をかなり越えていますが、見る側の私たちにとってとても喜ばしく、日産ファンの方たちからは来年も!という声が上がっていました。ぜひ、来年も見たいものです。

小林可夢偉選手は、SFでもスポンサー様のブースに出店しているタンドラのFCEV(燃料電池車)によるコーヒーショップをオープンしていました。このクルマで給電された電気を使っているんです。コーヒーの豆は可夢偉君のセレクト。SFオートポリスラウンド以外(多分距離が遠いからかな?)で、SFで登場します。

カーボンニュートラルへの各メーカーの取り組みは、富士24時間レースでも走る実験室カテゴリー、ST-Qクラスで見て取れました。カーボンニュートラルの選択肢の一つとして取り組まれている水素。今年は液体水素に進化し登場。進化のスピードが驚愕なレベルです。いつしか様々な選択肢が、当たり前になる時代が到来するのだろうと思うと、歴史の1ページを見ているようでした。

メーカーの活動については、内容を割愛させていただきますが、けっしてパフォーマンスではないという言葉をHonda さんの会見時に耳にしました。自分の知らないところでたくさんの方が、クルマの楽しさも残しつつ環境問題に取り組んでいることが今更ながらわかりましたよ。引き続き楽しみにしたいと思います。では、また!


写真 (日本レースプロモーション、大谷幸子)

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