• モタスポコラム その6 - スーパーフォーミュラ第2戦&第3戦
(写真 トヨタ自動車)

スーパーフォーミュラ第2戦&第3戦

モタスポコラム その6 2020.10.27

みなさんこんにちは!今回は、スーパーフォーミュラ、岡山、菅生ラウンドの2レースを振り返ります。

〇岡山ラウンド
~セルモインギング1-2フィニッシュ!坪井翔スーパーフォーミュラ初優勝!代役さんも頑張った~

岡山国際サーキット、好きなサーキットの一つです。毎年ドラマが生まれるのもココ。昨年は、山下健太選手が初優勝。石浦宏明選手も初ポールトゥウィンがこちらのサーキットです。

広島出身の平川亮選手にとっては「庭」かもしれませんね。知り尽くしたサーキットですね。その知り尽くしたサーキットで、第2戦の予選も開幕戦に引き続きポールポジションを獲得しました。日本一速い男が監督のチームの日本一速いパパですよ。彼の勢いは止められません。ミスもなく若手と言えども落ち着きぶりがもうベテランの域。年々速さに磨きがかかっていると思いますね。

そして今回も記念すべき瞬間、しっかりこの目で見て参りました。坪井翔選手、初優勝!おめでとうございます! 2年目で勝ち取りました。スーパーGTの速さを見ても、今季のびのび大活躍なので期待しておりましたが見事のひとこと。チームメイトのベテラン石浦宏明選手とワンツー。レース中盤の同チーム対決もあり見応えがありました。

昨シーズン、チームがミディアムタイヤの攻略に苦しんでいました。他のチーム、いやみんなそうだったかな。チャンピオンも近年何度か獲得して急成長のチームなので成績の低迷に心配しておりましたが、安堵です。

ファイナルラップ、坪井選手の止まらない涙に菅沼エンジニアが、ここからがスタートだから泣くなと無線で言ったそうで、陽が落ち暗くなった中でコメント取りしていたのですが、母さんもジーンと来てしまいました。初優勝ですからほんと始まったばかりですよね。長くプロとして歩んで行って欲しいです。どんな道程が待ってるかな?

帰りにレンタカー屋さんで坪井選手に遭遇。優勝ドライバーさん、責任持ってクルマを返却しておりました。ま、チーム首脳陣と移動したら年齢的に一番下ですしね。他のチームでも走ったばかりのドライバーさんが駐車場にクルマを取りに行く光景に遭遇。雲の上の重鎮たちがいるのでそうなるんです…と話してくれて、それはそれでチームの層が厚くて幸せじゃない?と思ったことがありました。業界の大先輩や生き字引がチームにいる若手のドライバーさんは、チーム内の“日常会話が宝”でしょうから、幸せですね。あ、こちらは、スーパーGTになると、チームメイトも監督もライバルになるのか(汗)。

第2戦は、ル・マン24時間の翌週の開催、コロナ禍ということで、トヨタ陣営では3人のドライバーが出場を見合わせました。帰国しても自主隔離で自宅待機。そんな流れから、代走を立てレースを戦うことに。タイトル争いを考えると、今季は有効ポイント制導入ではありますが切ないですね。しかし、世界の大舞台で戦うことができるのも選ばれた人だけですしね。悔しい気持ちをSNSで吐露しているドライバーさんの気持ちを考えるとよしよし…頭なでなでも母の気持ちになりますが、どれもこれも嗚呼コロナを恨むことにしましょう。

(中山雄一選手)
(写真 トヨタ自動車)
(阪口晴南選手)

小林可夢偉選手の代役は中山雄一選手。久しぶりのフォーミュラですね。予選11番手、決勝12番手でチェッカーを受けました。

山下健太選手の代わりの阪口晴南選手と中嶋一貴選手の代わりの宮田莉朋選手はスーパーフォーミュラライツとのダブルヘッダー。ふたりとも初めてのレースで練習時間がほぼない中、奮闘しました。阪口選手は予選11番手。決勝では、フォーメーションラップでスピンしてしまい、残念ながらリタイア。スーパーフォーミュラライツとダブルヘッダーは、若さと暑さがやわらいだ事で切り抜けられたかな。またチャレンジを見たいです。ガンバって。

宮田選手は、予選でなんと2番手。タイムだけで見れば、Q2のタイムは、Q3の平川選手のポールポジションを上回っていました。よくやった!でしたね。決勝も、スタートでホイルスピンしましたが、9位フィニッシュ。ラップタイム速かったですねえ。お二人とも今後を追い続けたいところですが、代役ですから我慢。でももしかするとスケジュールの関係でまたダブルヘッダーの彼らが見られるかも?

(決勝前のグリッドで胃がキリキリ?の大立エンジニア ルーキーエンジニア時代を記録に残しておきましょ)

36号車担当の大立健太エンジニアと後日お話しが出来ました。宮田選手の速さ、宮田選手のパフォーマンスが素晴らしかったとおっしゃってました。中嶋選手のクルマだから?なんて事は全くないそうですよ。やっぱりまた宮田選手の走りが見たいね。ポールも見えていたし、ひょっとすると?なんて事まで思ったようですので、大先輩も脅かすようなおもしろい存在となりましたね。スーパーフォーミュラライツもトムスで走っているので同じチーム内ではありますがね。今回は、エンジニア、ドライバー、お互い20代で若いので、初めてのコンビとしては、やりやすかったのかもしれません。ベテランがダメという訳ではなくね。同世代で流れる空気感、温度感とかレースへのアプローチが違ってくるかもしれませんね。あくまで妄想ね。

〇菅生ラウンド

~チャンピオン来たね!予選は、あの人!そして、この二人は速すぎか!

第3戦はスポーツランド菅生(宮城県柴田郡村田町)。関係者の夕飯のトレンドは牛タン。タイムラインはベロ祭り。美味しいのよね。なぜ仙台なのかわかりませんが。東北の秋は、まだ始まったばかりでしたが、金曜、土曜は冷え込みました。夕方になると蔵王の夕焼けが見事で、暮れると気温が一気に下がるのですが、空気が澄んで気持ち良いんですよね。冷えたカラダに牛タン、麦飯、テールスープ。どんぶり飯な夜でした。

(若いメカさん、どうぞ前で撮ってくださいと声かけてくれた。わたしデカいから狭い菅生のピットでは邪魔になると思っていつも後ろ。でも様子見てパチリ。お気遣いうれしかったな)

ル・マン24時間不在組は全員復帰のワンデー開催、日曜の午前の公式予選は、黒船がサーキットに現れました。ホンダ勢のセルジオ・セッテ・カマラ選手。初めてのサーキットでいきなりのポールでした。別格さん登場。他のコラムにも書いちゃいましたが、F1リザーブドライバー、フォーミュラEなど世界レベルのドライバーさん。良いもん見せていただきました。いや、レギュラードライバーですので残りのレースも参戦。これはとても刺激になるよね。ヨーロッパのフォーミュラドライバーは、ほんとどこ走っても速いと関係者が言ってましたが、まさにそれを目の前で見せていただきました。確かにね。

(写真 トヨタ自動車)

そして、今回もやっぱり平川亮選手が速く、またポールポジションかも?なんて思っていましたが、予選中、赤旗が出てしまいアタックラップでアタックできず。残り3分でセッション再開となり、すでにユーズドタイヤになってしまったけど、なんと2番手のタイムを叩き出しました。お見事でしたね。星野一義監督もめちゃくちゃ賞賛していましたね。

決勝では、スタート直後のバランスを崩した中嶋選手と、サッシャ・フェネストラズ選手が接触。前戦に続き、フェネストラズ選手が押し出されてしまいました。2連チャンでリタイアとは残念過ぎました。二人ともスタートを失敗しちゃってあとこんなことになりまして、何とも言葉にならなかったですね。中嶋選手は、ペナルティをもらいましたが、のちにポジションを落としたにも関わらず、どのクルマよりも速いペースで周回。フツーにスタート出来ていたら…、こちらももったいなかったです。残念が続きました。

(写真下 トヨタ自動車)

至るところでバトルが見られましたが、ホンダ山本尚貴選手とニック・キャシディ選手のバトルは見ていて気持ち良かった。二人のキレキレ走りにシビレました。途中、ポールからスタートしたカマラ選手がアウトラップでコースオフ。セーフティーカー(以下SC)が入りました。そのSCの入った位置で、今回は先にルーティンのピット作業を済ませていたクルマが損をする展開となりました。

SCでレースがごわさんとなるのは、いつもの事。そして、SCからの損得は常に出ます。これも致し方なく。SCのタイミングとラップリーダーや上位陣がピットに入るタイミング、スポーツランド菅生のコントロールラインがピットとピットの間にあるという位置の関係で、SCの入る位置が本来のラップリーダーの位置に入っていなかったように思います。後から順位調整をしてきちんとしたポジションに戻してからリスタートしたのですが、先にピットに入った組は今回はかなり損をしてしまいましたね。これもレースですけどね。

最終的に、ニック・キャシディ選手が優勝!平川亮選手が2位。3位にホンダ山本尚貴選手が入りました。どのドライバーが勝利を手にしても不思議ではない素晴らしいドライバーラインナップ。今回は、ディフェンディングチャンピオンがきっちり勝ちました。

次戦の第4戦オートポリス。WEC第8戦バーレーン大会をブッキングしています。またこちらに出られないドライバーさんたちがおりますね。どうなるんだろう。では、また!

大谷幸子の近況

スケジュールが詰まっていてキツイ!ビッグレースが連続でもったいない!これもコロナ禍仕方ない!自分のミスも仕事がらみの周りのミス(みなさんはあまりないけど)も、多忙なスケジュールのせいにしております(笑)。仕事で遊びに行けない(旅好き)ので、料理がストレス解消になりヤバい。作りすぎてダメなパターン。洗い物が増えても、食洗機は食器がダメになるのではないかというアナログ派。お気に入りの皿など、結局手洗い。家事が時短にならないのが悩み。そして、長いマンション暮らしから一戸建てで、家の動線が慣れないという、人生で珍しい悩みに直面しております。いつか慣れるよね。

(牛タン、また来年!仙台で食べるから美味しいのよね)

そして、先日の出生の仙台と言えば牛タン。テールスープが好きです。一年ぶりだったので、定番の定食に一品プラスと欲張ったのですが、舌の真ん中、芯タンにして余計な一品を取らなければ満足だったかも。久しぶりだからこそ、変わったことをしたらあかんと学びました(笑)。

来月は、久しぶりの九州オートポリス。せめて設営日の金曜は何か地方の美味しいものを安全に食べたいね。年内の楽しみは、それくらい。あと、クリスマスツリーを飾る事。きらきらしなくて良いので、自分好みのツリーを揃えたい。引っ越しで前のは処分したので…。来月には飾りたいね(笑)。変な願望?狭いお庭でバーベキューは、暖かいうちに出来そうにないので諦めました。七輪でさんまでも焼こうかしらね?ヲイ。