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(写真 GTアソシエイション)
39号車2位表彰台!36号車ランキング2位!~SUPER GT第5戦鈴鹿サーキット~
モタスポコラム その64 2023.09.08
2週連続の酷暑に見舞われたサーキット生活のスタート。金曜日からもうね、はーはー言いながら現場がスタートしました。
夏休み最後の土日は、33,000人の観衆を集めました。熱中症アラートの出る中、やはり外出は控えるよなあと思いつつも、サーキットに来られるみなさまには、毎回書いておりますが、感謝です。待ったり並んだり、体力を使いますよね。今週も水分摂りまくって仕事していましたが、さすがに少し大変でした。
朝からカンカン照りの鈴鹿。もう搬入の風景は動画を撮りすぎて見慣れてしまったかなあと心配しつつも、やっぱり“みんな大好きトランスポーター”。せっかく鈴鹿にいるのだからと朝からささっとメディア受付を済ませ、スマホを持って走りました。今回もちょっと腱鞘炎が悪化してしまった為、省電力モード、ほぼスマホで仕事をしちゃいました。
鈴鹿サーキットは、ピットビル内にお部屋もありますし、パドックにはチームスイートもあるので、前週のようにテントにエアコンを取り付けたりする必要はありません。これはチームスタッフさんも助かりますね。早々に搬入を済ませ、帰路につくのも早かったように思います。体力温存…。連戦はほんと大変です。いつも通り、FIA-F4で沢山のクルマが走行しておりましたが、そう言えば彼らはテント生活だったと思い出しました。ほんとお疲れさまです…。鈴鹿サーキットで眺める夜空が何か好きで、何がある訳でもなくいつも通り眺めサーキットをあとにしました。
メディアセンターもまだ開かないうちに出勤。ピットビルは施錠がしてありますが、事前に通知されている暗唱番号で入れますので、それで入館。朝からいろいろやることがあったので、致し方なく。まあ、早く来ればそれだけ準備も早く済むし、ゆっくり準備も出来るので嫌いではないのでテンポ良く朝が過ごせます。すでに来られているカメラマンさんが数人。これが次のラウンドのスポートランド菅生やオートポリスだとサーキット周辺の渋滞に巻き込まれる可能性もあり、準備が間に合わないということになります。早起きは三文の徳+消費税くらいな感じです、はい。
さて、予選と言えばQ1で5台が敗退。1台だけ残ったのが38号車。Q1担当の石浦宏明選手は立川選手に繋ぐという大仕事がかかっていてプレッシャーも大きく大変だと思います。これは今までも変わらないですけど、しっかりQ2へと繋ぎました。さすがです!TGR陣営、撃沈状態の中で一台だけ。セーフ。
立川選手がマシンに乗り込む時には、鈴鹿までいらしているファミリーの激励の元、出走して行きました。今回は、お坊ちゃまも来られていましたね(写真は、許可をいただいていないので…)。お顔がパパそっくりのイケメン。以前、デパートでお見かけした時は、まだ小さかったお嬢ちゃまも、すっかり大きくなられてパパ似のべっぴんさん。その成長に前戦の富士でめちゃくちゃ驚きました。残り3戦も来られるといいですね!
朝、フリーで調子の良かった39号車関口雄飛選手がQ1のアタックを担当。果敢に挑むも無念の敗退。あれ?これはご本人も驚きを隠せない感じでしたが、私もびっくり。もっと上に行けると思っていたんだけどね。そろそろ表彰台へと考えているはずですからね。残念…。
〇ピット位置マメ知識
これは観客席から見る時のお楽しみとして書いておきましょうか。TGR陣営のピットの位置。昔からピットの位置を気にして見ています。どういう意味かと言いますと、ピットロード出口に少しでも近い方が良いとまず考えます。トータルで長さは一緒じゃないかと思うかもしれませんけどね。TGR陣営は見ているとランキング順だと気づきます。そうではないシーズンもたま~にありますけどね。
トムスなら2台体制の中でランキングが上のクルマをピットロード出口側にしていますが、これはチーム内での調整ですね。
さて今回は、14号車がTGR陣営で先頭、その次が38号車でした。これはメーカー側の今回の優先順位だと勝手に思っています(笑)。敢えてそこは確認しません。TGR陣営は開幕からランキング順にピットの位置を決め、シーズン中、状況によって例えばタイトル争いが佳境になって来たりすると、そのピットの順が変わったりしていました。今回はまさにそれでしょう。(←あえて確認しない。)そうでしかないので。2台体制のチームが別れないようにとか、サーキットのピットの形状にもよりますけどね。
ランキングトップの36号車。トムスはタイトル争いをしていますが、ピット位置は一番後ろでした。燃料リストリクターも3段階に絞られていて、ここでの優勝はさすがに無理と踏んでのピット位置でしょうね。意地悪でもなんでもなく。珍しいなあと思って見ていましたが、ランキングトップの日産3号車の同様のサクセスウェイトでこの2台はヘビー級の戦いですので、ここは出来る範囲で頑張れということですね。
14号車は、今季未勝利。38号車は立川選手をどうしても勝たせたいという意思のあらわれかなと。ランキングトップを一番後ろ、厳密には一番後ろは37号車ですが、TGR陣営の他チームがそれだけ不振であるということなのかな。そう思いました。4戦中、2戦日産、2戦GRスープラですが、ここは軽いサクセスウェイトのクルマで勝利を狙う順番なのかな。何年も見ているとそうですね。その事情をわざわざ言わないと思うので、ここは想像で書いておきます。
他陣営でも見ていて優先順位のようなものがありますが、タイトル争いとなると、メーカーが獲るということが最優先ですから、最終戦は自陣営のランキングトップが前に来ますね。昨年タイトルを獲った12号車、現1号車のピットの枠は、2台体制のチームがいたりもあって、ピットをあてはめて行くと前に置いてもらえてなかったけどね。メーカーで一番後ろだったなあ。メーカー直下のチームがタイトル争いをしているからとか、何も関係ないかもしれないけどね。ピットガレージの発表があると、そんな事をちらっと考えてみたりします。
そもそもGT500クラスに参戦する3メーカーのピット位置は、メーカーのランキング順で決まっています。スーパーフォーミュラと違って固定ではありません。
昨年は、日産12号車がチャンピオンですから、日産、Honda、TGRの順で配置されます。開幕戦の岡山では、1号車が1番ピットにいましたね。それが毎戦、順番が変わって配置されることになっています。日産、Honda、TGR、第2戦富士では、Honda、TGR、日産、その次の第3戦の鈴鹿では、TGR、日産、Hondaこの順でピット位置が変わって参ります。
ご存じない方の為に、ピット位置豆知識でした。
土曜夜に、TGRチームサードのファンミーティングがありました。久しぶりですね。鈴鹿サーキットのパドック内にあるレストランで開催されていましたが、場所は変わらずでした。これいいですね。サーキットに来る楽しみが倍になってね。途中からですが少しお邪魔してみました。ちょうどトークショーの最中でした。お話しの上手な脇阪寿一監督がいらっしゃるので心配はないのですが。ドライバーさんメイン、レースクイーンのみなさまもイベントを盛り上げていました。以前はバイキング形式でしたが、今回はお弁当をいただきながら着座してゆっくり楽しまれていましたね。この方がゆっくりお話しを聞くことができるので良いですね。
チームはそのあと、決勝の為のミーティングをしたりと大変だったかもしれませんが、ファンサービスも大切ということで、結果も出たし良かったです。チームイベントをしている所もありますが、私は見る事ができないので、新鮮で良いですね!お邪魔しました♪
フォトギャラリーをちょっと入れておきます。動画を撮りすぎて写真が少ないという失敗をしました。次はちゃんと…。遅い時間まで並んでいただいてお疲れさまでした。右京マンがいっぱい。レクサスくま吉は、かなり久しぶりに会いましたね。何かおとなしかったな…。
恒例の監督トークショーの前に立川祐路選手のトークショーがあり、かつてのチームメイトの高木虎之介監督をご指名。これね、とっても貴重でした。TGRで動画を残して欲しいくらいですが、この2人の掛け合いが素晴らしかったです。
高木監督は、かつてF1にも乗られていたし、トヨタ自動車がインディカーシリーズに参戦していた時もドライブされていて雲の上の人でしたね。F3000の頃も素晴らしい戦績ですが、見ていないんですよ、私…。
その虎之介さんが2005年にSUPER GTに参戦されました。立川選手とコンビを組んだ初年度にタイトルを獲得しています。最強コンビでしたね。コンビを組んだ時のエピソードを楽しく語っていました。脇阪寿一監督が、当時の虎之介さんと一緒に立ったりすると、ちょっと自慢であるようなニュアンスのことを話しておりましたが、ほんとそれ。虎之介さんの速さに国内モータースポーツがついて来ていなかったと。上手いな、この表現。脇阪監督は、以前もイベントで虎之介さんをご指名して、前に出そうとしておりましたが、時の流れは早くてね。確かに偉大な方なのですが、今は存じ上げない方も多くなりました。ちょっと寂しい。脇阪監督の現役時代も知る人も減って来たかも。もちろん新しい世代のファンが増えていることも良い事なのですけどね。虎之介さん、国内ドライバーとまた違った扱い(失礼)だったことを思い出しますね。近づけなかったなあ…。あ、今でもそっと近づきますけどね。今後、監督トークショーもお楽しみください。立川選手は、来年監督トークショーでもご一緒しているかもしれませんね。いろいろ思い出しつつ、楽しいトークショーでした。
TGRブースにはその想い出がいっぱい。ドライバーズアピアランスに使用する寄せ書きも前回に続き何枚も書いていただいている様子。こちらも引き続きよろしくお願いします!
路面温度50度にも達する一日で一番暑い時間に決勝が設定されました。レース結果はレポートを見ていただくとして、給油義務2回がマストの戦いは、ブリヂストン勢は均等割りしているように感じましたが、いかがでしょう。みなさんも予想通り、サクセスウェイトが軽いクルマが来るこのシーズン折り返し。16号車は、ARTAの2台が来る中の下馬評通りの結果を出しました。
もう結果を出さないと!という状況だったと思います、この2台のガチ勢。しかし、シーズン後半に勢いをつけるというのも、いきなりタイトル争いに“遅ればせながら”と絡んで来るので、ありですね。開幕戦で勝つとシーズンずっと重くて大変説と後半軽いのを活かしていきなりタイトル争いに参加する説、どちらもタイトル獲得の可能性あり。それに何が起こるかわからないよね。もちろん後半頑張る為に開幕から勝たなくて良いなんてチームはありません。たまたまの展開からですね。優勝で20ポイント、今後もどう転ぶかわかりません。だからレースはおもしろい。
そして決勝結果で、2位のクルマが失格という正式結果が出ました。誰も違反があると思ってレースをしている訳ではないので、レース終わってから車検で結果が覆るのはしょうがないと私は思います。表彰式だって、暫定表彰式。レースが終わってから結果が覆るのは…とか、車検が終わってから表彰式をやれ…というSNSのコメントを見ますが、このやり方がダメな訳ではないはずだから変わらないと思いますね。確かにね、勝った!表彰台だ!という頑張った気持ち、応援していた気持ちに水を差してしまうことも理解できますけどね。そもそも違反がなければ良い…そこだと思います。それに、故意にやった違反ではないのかなと。攻めたのかな?失格となってしまったのを受け入れ、それがリザルトとなったので、この件はおしまい。
そして、タイトル争い筆頭の3号車は、ポイントリーダーキープ。2位の36号車は、ノーポイントからの繰り上がり(失格車ありの為)で、1ポイントゲット。これあとで効いてくるかもしれませんね。テンポ良く続く残り3レースに注目ですね。
という事は、立川選手は残り3レースですね。もう引退を撤回して欲しいですね(笑)。走り続けて欲しいなあ…。今回つくづく思ったことです。では、また!
大谷幸子の近況
鈴鹿の帰りに、豊田市に立ち寄ってラリージャパンの準備の様子、下見に動向させていただきました。今年は伝える側のスタッフになりましたので、そんなこともしております。
豊田スタジアムや岡崎など、大きく今年は変更になっていて楽しみでしたが、実際見たらますます楽しみになりました。スーパーフォーミュラやSUPER GTのシーズンが終わってからですので、チャンピオン決まってからだなあとぼんやり思いました。誰が獲るんだろうとか、ラリージャパンの景色を思い浮かべたり、その前に今週はWEC富士に行きますし、頭を切り替えるのが大変です(笑)。でも流れ作業にしないで、残り少ない人生とモタスポ人生の為に、しっかりいろんなことを目に焼き付けたいと思っております!では、また!