• モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜

待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜

モタスポコラム その79 2024.08.23

タイトル、横文字に無理やりしちゃいました。#38 今季初3位表彰台おめでとうございます!8月4日決勝日は、大湯都史樹選手の26歳の誕生日でもありましたよ。

タイトルの方にお二人の笑顔を。新生セルモいい感じ。大湯都史樹選手移籍後初表彰台。大ベテラン石浦宏明選手も後輩とコンビを組むことが久しぶりですよね。そしてエンジニアもかなり若いと、初ものづくしで良い風が吹いているのはとにかくめでたいです。またあとで触れます。

ほんと暑かったですねえ。サーキットに来られた方、いらっしゃいます?熱中症警戒アラートの出る中、サーキットに来てね!などと軽々しく言えなくなりましたが、5万2千人あまりの方にお越しいただきました。オリンピックも大会期間中で、ちょうど真ん中。現場から帰宅したら高校野球が始まり、スポーツの素晴らしさ、活躍されている方の若さも感じました。10代の方も多く、どの選手の方もですが世界の大舞台に立てることの誇り、表からは見えない努力があると思うと年齢関係なく尊敬しかない。モータースポーツは、残念ながら五輪の種目にはないですが、受ける感動は比べられるものではなくどちらも素晴らしいと常々思っています。感動の押し寄せる夏、スポーツっていいな!それでは、振り返ります。

〇搬入日

2ヶ月ぶりのSUPER GT、何かしら忘れていることもあり、落ち着けと思いながらの現場のスタートとなりました。朝、パドックを歩いてメディアセンターに向かっていたら、Honda陣営 #17のメカさんからペットボトルをいただくハプニング。知っているメカとは言え、何気ないことが私にとっては大きなこと。ありがたくいただき受付に向かいました。

暑すぎて、行動一つ一つで眉間に皺がよって本当に嫌。しかし、メディアセンターから下を眺めると、テキパキ動くメカさんたちの姿が見え、これじゃいかんと思い直して取材をスタートさせました。

今回は、GT500クラスの先頭のピットがTGR陣営。そして戦いの舞台は富士スピードウェイ。いや〜なかなか遠い。また眉間に皺がよりました(笑)。スーパーフォーミュラ富士大会から半月、この前お仕事したばかりのサーキットですが、感動のかけらがあちこちに落ちていて欲しいと思いながら仕事していましたよ。どちらのカテゴリーも盛り上がっていって欲しいのでね。

クルマへの楽しいお遊びなど、全く気づいていない私。36号車は、インコかオウムかと思うカラフルなカラーリングのヘアのサミくんがいて。今回は落ち着いた感じにしてみましたとコメントが暑さでバグっていました(笑)。

エンジニア様たちと話したりの日。また、たくさんのクルマの走るカテゴリーで始まると雰囲気が一気ににぎやかになってくるので、空気感を自分に馴染ませる1日。しかし、富士スピードウェイのピットはお部屋がピット内にもあるので、ドライバーに会うのはいつものように困難。走行時は会えてもあまり話せないしね。富士スピードウェイあるあるで結局会えずじまいでした。

#38岡島エンジニアと雑談。今回の調子はどうだい?の質問に答えてくれる。「ドライバーに楽をさせてあげたいですねえ」の一言が何か頭に残る。自分のエンジニアリングで、クルマを良くして戦いを少しでも楽にという意味ですが、若いのに「親ゴコロ」を感じました。

実は、ちょっとしたやりとりですが、ライバルメーカーで彼と切磋琢磨するエンジニアに岡島くんのことを自慢して富士入りをしたんです。チームの雰囲気も変わって来て良いと。もちろんライバルチームの彼も含め、彼らがレースで重要なトラックエンジニアというポジションを担っていることが今や当たり前の業界になっていて、頼もしいんですよね。彼らのことはどんどん褒めちゃいます。そんな彼らとサーキットで話すのも楽しくてね。今回は、#38がそのライバルくんには戦績では勝ちましたね。きっとあれこれ話しているのかな。もちろん守秘義務は守っている中でね。

エンジニアと言えば、こちらの#36 吉武トラックエンジニアもね、すごいの。たまたま通過したのでパチリとやっておりますが。ドライバーも速いけど、この人の作るクルマが速いんだと思う。強すぎてつまんないと言われるのも辛いけど、ランキングトップはさすがですよ。

あちこち飛んですみません。こちらでは、ヘルメットを2つ使って何してんのかなと思ったら、無線のチェックだね。それをしていました。とても大事ね。聞こえますか〜???

GT300では、新車が届いたチームも。GT3、JAF GT、マザーシャーシと参戦しておりますが、この度ランボルギーニウラカンGT3の2台のうちのもう1台、こちらの87号車もクルマがEVO2にアップデートしました。驚きなのがレースに間に合ったのは良いのですが、空港から直接サーキットに納車されたとのことで、この富士スピードウェイで走れるようにメンテをしないといけないそうで、メカさんはバタバタ。事前に作業ができないことは大変だけど、待望のアップデートにみなさん喜んでいましたし、ファンの方も話題にしていましたね。載せておきますね。

ピットに真横にクルマを入れた#52 珍しいからパチリとしたら、スタッフさんも記念写真を撮っていましたよ。何気ないことだけど、普段と違うと私も新鮮。

夜のピット作業の練習を見てまわり、そんなことをしていたら思いの外、遅くなってしまったので、悲しいかなこの日からテイクアウト飯でスタート。

〇予選日

先般、亡くなられたTEAM TAISAN千葉泰常代表への黙祷からレースウィークがスタートしました。千葉さんは背の高い方でね、結構すぐ気づくんですよ。私が業界に入る前から、このカテゴリーを牽引して来られていてお名前も姿も忘れない方ですね。お仕事ご一緒したことはないのですが、長くこの仕事に携われている方は誰でもわかる存在でした。この黙祷、わたしは、#19のピットで粛々と行いました。最近マサ監督(坂東正敬監督)と話してないなあと思っていたので、ちょいとお話を。

予選方式が変わることを話しました。決勝日に公になるお話でしたが、苦戦をしているヨコハマタイヤ勢にとって利点はあるのか?それとも変わらないのかと。そこも気になっていました。こればかりはやってみないとわからないというお返事。未勝利のタイヤメーカーは、タイヤが1セット多く持ち込めるので、次からの変化を多いに求めてしまう自分もいてね。良い意味でうまくできているこのレギュレーションから、ちゃんと利益を得るカタチでレースが盛り上がってくれればなと思うんですよ。

個人的に思うことは、どのタイヤメーカーも開発の方々とチームの努力は他のタイヤメーカーさんと比べることのできない熱量で、相違はなく。でもユーザーの少ないメーカーがどうしてもデータ量の違いもあるし、どうしても不利になってしまう。そのことへの救済措置もついた予選方式の変更だと思っているので、「次だな、次」と思いつつ雑談は終了しました。ガンバってくださいよ。

この時点で、#19は次かなとか、#39も特集にしたいと思って現場入りしたのですが、スピンした時にピットの空気とか変わるので保留。やはりTGRだけでもあちこちでトピックがあるので、今回は特集を諦めました。ごめんね。鈴鹿では良い感じに書けたらいいなと思っております。

ちょっと前後しますが、朝のピットビューイングの時間には、緊急脱出訓練の行われている300クラスの#61 スバルさんのピットにお邪魔していました。今思うと、あれ!なんだけどね。この時ね、最近いろんな方が着用しているファンを内蔵したベストがあるじゃないですか、涼しいやつ。あれをスバルさんはチームカラーで新調したとの事で、スタッフさんが見せてくれたんですよ。これがね、決勝の時にまさかのペナルティになったんです。決勝で早々緊急ピットインをしたのですが、その際にクルマに駆けつけました。当然ですよね。その中の一人がそのファンのベストを耐火服の上に着用していて、ピット作業違反と取られました。このベストが燃えちゃう素材ということなんです。まさか3周でクルマがピットに入ってくるとは誰も思っていませんでしたからね。それだけ緊急事態だったんですよね。酷暑の中のレースで、採用しているチームが増えて来ましたね。これお気をつけて。暑さ対策として良かったんですけど、たまたまそんなハプニングがありましたね。

走行が始まってからの各TGRチームのピット周りは、すこしクラクラする暑さでした。水分ちょっと足りなかったかなと後悔。走行が始まり#39がスピンしドナドナ。2ヶ月ぶりのフリー走行は、Honda勢が上位に連なりました。やっぱ本気出したね(常に本気)。サクセスウェイト40キロの#100も速かったな。軽いクルマだけではなく、Honda勢ランキングTOPの#100も速かったということでかなり予選は手強いぞというプラクティスでした。

メカさんたちは汗だくマックス。スポットクーラーから離れられません。あらゆるファンの前にもメカさん。痩せちゃいますよね。人によっては、夏のレースウィーク時は3日間で3キロ落ちると話す方も。うらや…失礼、大変なお仕事です。

  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (暑い中の貴重な笑顔 ちょっとキャプションが昭和っぽいけど、ほんと素敵)

予選は、Honda勢が好調なままトップ3。それに続き4番手に#38がセカンドロー獲得。いいですねえ。何度でも書いてあげよう岡島くん、「フリー走行から乗ってタイムが出るクルマだとわかっていたので…」と力強い発言。フリー走行でリザルト下位だったのは、タイムを出せるとわかっていたので問題なしとのことでした。これは決勝にも期待が持てるムード。石浦宏明選手も今回は大丈夫そうとめちゃ前向き。良いときは、フリー走行では他にいろいろトライが出来て良いってことなんだなと。

  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (#39 焦らず行こうと思ったフリー走行時)
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (#14 今回もオーバーテイクが楽しみと思ったね)
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (#37 走り始めからなかなか大変そうだった 予選最下位というポジション これも仕方ない)
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (#19 SW 2Kgはパフォーマンスに大いに期待)

各チーム頑張りましたが、予選結果はリザルトの下からの3台がGR Supra その上3台がNISMO勢と、サクセスウェイトがしっかり効いた予選。まあ、これは仕方ないので静観。燃料リストリクターを絞られたクルマは、ストレートは遅かったはず。これもシーズン中盤あるある。何度も書いていますが、シェイクを飲む時吸うのが大変なようなアレね。

ピットウォークは、どこも大混雑。通るので精一杯だけど、ちょうど石浦くんと一言話したあとに、こちらのファンの方に遭遇したので、なんかいいなと思って撮らせていただきました。多分、わたしは何度もお目にかかっているような?ありがとね!

予選日のピットウォーク終わりには、#36 山下健太選手のお誕生日をサプライズでお祝いしていましたよ。ちょうど通りかかって、行っちゃってくださいと吉川マネが言ってくれたので便乗しました。いつもありがとねー。

ヤマケン、18歳の時に坪井翔選手とこのトムスでチームメイトだったことを話していました。あれは全日本F3選手権でしたね。覚えていますよ(笑)。

  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (今年いつか使おうと用意していた写真ですが、これですね10年前 全く変わらないね)

いまやお互い速いドライバーで、巡り巡って?コンビを組むこととなり、向かうところ敵なしという存在。以前、ヤマケンと組ませてくれたら最強と坪井くんが言っていたのは、数年前(前にも書いたけど)でした。29歳を迎えこれまで海外カテゴリーも経験して、その時も速く、何に乗っても速いケンタと言っていましたが、やっぱり健在です。

そうそう優勝しても集合写真などは撮らない#36、#37もだけど 。この誕生日で楽しそうにみんなで写真におさまる姿にちょっと笑いました。2位は要らないチームでクールにしていますが、ドライバーへの愛情は分厚かったと。淳さん(トムスレース部門のトップ山田淳氏)は、特に世界へ行っちゃうドライバー、TGRドライバーをたくさん育て上げ一目置かれる存在ですが、「怖い」と言われながらも(笑)めちゃくちゃ優しいこういう部分もあるんですよね〜。昔から兄さんのこういうとこ、大好きですねえ。

国本雄資選手とはカメラ談義。上、逆光、下、順光。レンズのお話をするのがルーティン。逆光が好きみたいですよ。なるほどね。私は、難しくない順光でいつも撮っていますが、逆光の練習してみようと思いました。晴南くんはすでにピットを去ったあとで話せてないな。残念。

少しTGRの身内の話を書きます。今回、TCDの仲良し担当者が前日から久しぶりに現場に来ていました。キッズピットウォークが終わって、私に会ってから帰ると連絡が来たので、ピットロードで待っていました。しかし、彼女は多分パドックで待っていた模様。ピット、ピットロード、パドックのピット前、場所が通じてなかったのかタイムオーバーで帰宅しちゃいましたけどね。TGRのレースを支える存在のひとりでね、女性なんですよ。写真撮っておけばよかったな。搬入日に久しぶりに会って話したのでそれはそれでよかったのですがね。表には見えないところで大きくチームやドライバーさんたちを支えています。

彼女のサポートがあって、TGRドライバーへの踏み込んだ取材などをさせていただいたことが何度もありました。彼女は、一旦レース部門から離れてそして戻って来てと、仕事を通じて知り合ってから15年くらいかな、長くなりました。プライベートでも友人と言えるひとりでして、sardの友人女子もそうなんだけど、仕事抜きで友だちと言える業界人のひとり。そんな妹たちの存在も自分が仕事を頑張れる活力です。また我が家で大ベテランガールズ(?)トーク(笑)しようね。

昔話が続きますが、何気にキッズピットウォークで見ていたら、双子ちゃんとおねえちゃんに遭遇。このコたちは、遡ること18年前(笑)、トムスが300クラスもやっていた時にお仕事を一緒にしたマネージャーさんのお子様たちで、彼女ともお話ができました。帰省すると毎年サーキットに来てくれています。何がすごいって、かなり昔にお仕事をしていたのに、まだ私が現場にいるという。そんなことを毎年ほんと短い立ち話でできるのもうれしいものです。彼女もレース繋がりの方々と再会を楽しみにされていて、良いレース仲間たちと繋がっていて、いいなあと思っているんですよ。

夜、テントの広がるサーキットをだいぶ遅い時間に良い風を浴びながら、眺めていました。チルしている若者を発見したので声をかけるおばさん。こういうこと(キャンプ)をしたことがないので、やってみたくて声をかけました。それぞれの「推し」がいて、SUPER GTをエンジョイしてくれている彼ら。いいよね〜。朝もここを通ると思うからと声をかけホテルへ帰還。もうシンデレラがかぼちゃになる時間でしたわ。おやすみ〜。

〇決勝日

朝、珍しくスマホをホテルに忘れて戻るハプニング。たまたまホテルの近くのコンビニで気づいたからよかったものの、いつもみたいにサーキット周辺の関係者のレジ渋滞の起きるコンビニだったら、小一時間のロスだったかも。珍しくいつもと違うコンビニを利用したおかげで15分のロスですみました。そのあとは、朝早く来られるメカさんたちの動きに合わせピット作業の練習を見るため、駐車場から急ぎました。昨晩の若者たちにも手を振って…。#36ファンだというその中のひとりからメッセージが来ていましたね。ありがとね。メディアセンターでバタバタ朝の準備をしてパンをかじったあと、ピットロードで貴重な練習を見ました。空気の張り詰めた感じの真剣な練習の様子がわたしは好きでね。インパクトレンチの音だけが響く朝のサーキット。いいのよ。そして、それが終わるとピットウォーク前までの時間に、イベント広場へGOの決勝朝のルーティンをこなします。

イベント広場に向かうと、はい、いつもありがとうございます!爆走坂東組のファンの方に会えました。他にもたくさん。いつもお声がけありがとうございます。

  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (TGRドライバートークショー)

イベント広場は、コンテンツもり沢山で追いかけ切れません(笑)。もろもろ同時にスタートしてしまうので…。しかし、監督トークショーは、公式YouTubeで配信が始まりましたね。お時間ある際にご覧くださいね。
こちらから:https://www.youtube.com/watch?v=eZRLPUTsaAk

イベント広場では、女子二人が声をかけて来ました。?と思ったら、「きっとお母さんの顔を見ればわかります」とのことで付いていくと、かなり久しぶりにお目にかかったGTファンファミリーでした。その女子たちは、小さい頃からお見かけしていた子たちでしたね。レースの時も夏祭りの時も?違ったかな?写真を撮ったりお話をさせていただいていました。懐かしかった、ありがとうございました。

  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (パドックトンネルとかこのミストとか命を確実に救ってますね、大袈裟ではなく)
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
  • モタスポコラム その79-待望の表彰台!38号車バースデイポディウム! 〜SUPER GT 第4戦 富士スピードウェイ〜
    (ファンの方のお手製うちわに驚きです ケンタおめでとう)

さて、パドックに戻りピットウォーク。これが人混みでなかなか歩けず。TGR陣営に来たら、大湯都史樹選手のお誕生日をチームで祝ったあとでした(チームのSNSご参照)。そしてその場にちょうどモリゾウさんがお祝いに来られ、一緒に写真におさまっていましたね。良き(すみません動画しかなくて)。

ここから決勝まであっという間ですが、途中、LIVEがありました。フィールド・オブ・ビューがサーキットに登場です。懐かしい。今思えば、夏にぴったりの曲ばかりでね、ステージトラックで演奏していました。これは目の前でノリノリ見たかったです。とても良かったですね。お客さまが近くにいたらもっと良かったかもと思いながら見ました。

さあ、決勝です。

ピットビル先頭のトムスのピットにお邪魔してからグリッドへ。他からも行けますが、少しでも雰囲気を掴みたいので。吉川マネ、今やわたしのスマホ、カメラには万能に応えてくれるモデルとなっております。感謝。

グリッド行きますよ。SUPER GT30周年記念ロゴがフラッグに入っていますね。今年で30周年か〜。これからもっと歴史が紡がれていくんでしょうね。

大嶋和也選手です。イケメン見に来たんでしょう?最近ボクのところに来てくれないじゃないですかと、かわいいことを言ってくれます。社交辞令でもうれしいじゃないですか。今や大ベテランドライバーですよ。彼が10代の頃?から見ていましたし、たくさんの現場でご一緒させていただいてましてね。それを思うとTGRのベテランドライバーさんたちには、思い入れが結構あるかも(笑)。若いドライバーさんたちは、多分あの人は、わたしのこと誰なんだろう状態だと思うのですがね(笑)。で、大嶋くん、ずっと走っていてくださいよ〜。わたしの引退、見送ってくださいね。グリッドでは、魔法を使って隣のレースアンバサダーくんよりも背が高くなっていましたよ。

グリッドは、動画ばかり撮ってしまい画像があまりなかったわ…。

決勝は、#38 3位表彰台 #14 4位 上位の安定感。#36 まさかのここまで追い上げる?の7位 サクセスウェイト74kgから脅威のシングルフィニッシュでした。#19 9位 もう一段階行きたいね。次は表彰台だぞ! #37 10位 こちらは最後尾からですが、頑張ったね。#39 15位 ペナルティがありましてそこから浮上が厳しかったかな。確かに少し危なかったのが気になるところ。

ざっとこのようなリザルトでした。ランキングが接戦ですが、後半戦も盛り上がって参りましょ!またね!

大谷幸子の近況

TGDA夏祭りが復活!(当日の様子は、TGR 公式SNSをご覧ください)。2007年が初回だったはず。この年だけロゴが違いましたね。それ以降は一緒。初回の時は、いまや大ベテランのレーシングドライバーの服部尚貴さんも織戸学さんもいらしたはず。その後は、お願いにまわって3メーカーのSUPER GTドライバーの参加を得て開催したことも。これはスター大運動会(昭和的呼び方)でしたね。東京お台場のメガウェブで開催しておりましたが、建物がなくなってしまったのと、新型コロナウィルスの影響で、イベントがオンラインに変わったりと子どもたちとふれあうライブイベントは行われておりませんでした。今回は、場所が富士スピードウェイと大きくリニューアルし、内容も変わりましたね。ショートコースで同乗走行もあって、これはこれでミニTGRFみたい。ドライバーが発起人のイベントという主旨は変わらずですね。モリゾウさんも参加され、これからきっと毎年開催していくことでしょう。ずっとこのイベントの開催を楽しみにされていたファンも多いと思いますからね。TGDA会長の大嶋和也選手、お疲れさまでした。行かれたみなさまも来年も今から楽しみですね!お疲れさまでした!