昨年からGR Supra7連勝!37号車 Deloitte TOM'S GR Supraセパンラウンドを制す! 〜SUPER GT 第3戦 SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025〜
モタスポコラム その95 2025.07.11
久しぶりのマレーシア!セパンサーキットに行ってまいりました! 現地は気温は30度超え湿度は81パーセントのお出迎え。サーキット入りをした途端、スコールというスタートで、12年ぶりの開催でしたが、これは私にとっていつもと変わらぬセパンでした。食事も相変わらず美味しかったです。入場者数:予選2万8524名、決勝4万7453名、合計7万5977名の方がレースウィークにセパンサーキットを訪れました。
久しぶりの海外ラウンド、マレーシア開催となったSUPER GTですが、海外ラウンドは、セパンサーキット開催以降はタイのブリーラムのサーキットへと戦いの場を移していました。その後、コロナ禍となり海外ラウンドは消滅。少し寂しいなあと思っていた矢先の復活となりました。
戦績ですが、昨年も好調だったGRスープラ勢ですが、37号車 Deloitte TOM'S GR Supraの勝利となりました。昨年の菅生大会からGRスープラ勢はなんと7連勝です。連勝としてピックアップしなくとも、昨年は菅生大会以前も勝っていますので勝率が高過ぎですね。
決勝では、37号車の僚友の1号車 au TOM'S GR Supraがスタート直後のアクシデントで最後尾まで後退。予選でも8番手と驚くサクセスウェイトをものともしないポジションでしたが、決勝でのアクシデントに負けず追い上げました。そんなアクシデントもあった中、37号車が予選4番手から優勝。向かうところ敵なしのトムスのチーム力を感じずにはいられませんよね。にしても、スゴイ。2台とも速く手に負えません(良い意味でね)。そんな決勝結果でした。2人がそれぞれのスティントで良い仕事をした結果。右京選手の走りでオーバーカットの作戦も見えて来て、かつ後半を任されたジュリアーノのアウトラップでの走りが追随を許さず。ここで勝負が見えた感じでしたね。
公式予選を振り返ると、ヨコハマタイヤを履く19号車 WedsSport ADVAN GR Supraがポールポジションを獲得。前戦でポールポジションを取り損ねた感がありましたが、今回は2人ともセッショントップタイム。阪口晴南選手はコースレコードをマークと申し分ない速さを見せつけました。久しぶりのセパンでも予選から強過ぎGR Supra!でした。
では、振り返ります。
12年ぶりの開催ではございますが、以前は来させていただいていたので、懐かしかったです。というかあまり変わってないですね。ただ、今回は若手のスタッフもあちこちに結構いて初海外、初セパンサーキットという方がチームにもメディアにもいらっしゃいました。
セパンサーキットでの戦い、初めての方も多いと思いますので、すこしだけ補足を。公式戦は2002年、SUPER GTの前身、全日本GT選手権の頃からセパン大会がスタートしました(2013年で一旦おしまいに)。コースは、全長5、542メートル。コース幅が広く最大で16から25メートルもあります。2本の直線と、回り込んだ中高速コーナーが多いのが特徴的。かつて2017年までF1が開催されていただけあって、キャパシティも大きいです。地元の方は、F1サーキットと呼んでいたりしますね。
赤道直下のサーキットで、高温多湿ではありますが、わたしは日本の暑さの方がタチが悪いと感じますね。朝晩は、若干気温も下がりますので、そこは日本とかなりの違いを感じます。湿気も日本の方が重く感じるかな。
マレーシアのクアラルンプールにある国営企業「ペトロナス」がトムスの36号車にスポンサーを開始したのは2008年。PETRONAS TOYOTA TEAM TOM'Sとして参戦し始めます。そこから2015年まで契約は継続しました。チームがその初年度の2008年にお膝元のマレーシアを第3戦を戦う為に訪れた際、ペトロナス・ツインタワーを表敬訪問しました。
当時のドライバーは、脇阪寿一、アンドレ・ロッテラーの黄金コンビ。通常は入れないという大臣室(正確な名前は記憶になくごめんなさい)へと通され、その後会食をしました。ドレスコードもあって、レーシングチームのパイロットシャツでよかったのですが、履き物だけスニーカーでは当然ダメということで、日系のデパートにヒールの靴を買いに行きましたね。
ペトロナスツインタワーの2つの建物の間にある渡り廊下、あれを渡りました。今となっては、人生の自慢のひとつになるかも、他に自慢するものがないけれど。当時はチーム広報として帯同しておりましたので、貴重な経験をさせていただきました。語学が堪能な方ばかりで、日本語が話せる方も多かったです。
そして、さすが国営企業だけあってか、マレーシアの朝の国営のテレビ番組にも急遽出演が決まり、ドライバーの2人は早起きして、滞在しているセパンからクアラルンプールまで行っていました(誰が付き添ったかは記憶なし、わたしは行ってないです)。その後、原油高の影響など世界情勢の変化もあって、チームとの繋がりは途絶えましたが、この時期のトムスは2006年にタイトルを獲得しましたが、さらにメーカーでのトップチームとしての座を築いてましたね。ここからまた歩みを大きく、そして強く始めました。思いっきりその渦中で仕事をしていたのが懐かしいです。私はそのうちトヨタ系全チームの仕事に内容が変わっていったんですよね。
○マレーシア大会に向けてのロジスティック
この大会に向けて、マシンはそれぞれのファクトリーから日本の港まで運ばれ、コンテナに詰められマレーシアに送られます。緊急事態がない限り海外ラウンドは船便です。帰りに緊急事態があると、航空便で戻します。例えば、テストがあるとかマシンが走れないほど壊れてしまったなどの場合ですね。これ以外の理由は何かあるかしら?把握してません悪しからず。
約1ヶ月くらいマシンが戻って来るのに時間がかかります。日本からの往路のマシンの積み出しが終わると、チーム事情にもよりますがチームスタッフのみなさんはまとめて休暇を取られますね。春から働きすぎだったりしますからね。
マレーシア現地で使用する洗濯機や冷蔵庫は、現地でのレンタル品です。事前にリクエストできます。二層式洗濯機は話題に。若い方がご存じない方が多くてね。わたしは知ってますよ。ぐるぐる回っているのを永遠に見ていられたし(笑)、脱水の中蓋がバランス悪いと、とんでもない音がして脱水してくれないから、洗濯物を入れるときに考えながら入れないとダメなのよね。
そして、ピットの後ろのお部屋は、コモンルームは2チームでシェアして使用します。用途はそれぞれ。チーム専用だったり、スポンサーさんも一緒だったり。また、スポンサー様用にラウンジを別に借りるチームもありますね。
おまけ。86とヴィオスのサポートレースのラウンジもありました。準備をしていました。
○海外観戦
SUPER GTファンの方用のツアーも用意されています。これは、SUPER GTの公式ファンクラブで運営されています。灼熱のサーキットで、休めるラウンジや食事があるのは助かりますよね。ピット訪問などのオプションもあるので、個人で来るのは難しいけれど体験してみたい方はぜひ参加してみてくださいね。
メディアセンターで仕事をしていたら、ツアーのみなさんが見学に来られていて、ファンの方に声をかけられました。びっくりしましたが、楽しんでって!という思いが増しましたね。観に来てくださるのはとってもうれしいです。ありがとうございます。
個人で来られているファンのみなさまとも少しお話ができました。やっぱり暑さ対策が大変ですが、12年前と決定的に違うことがありました。今は、タクシーの配車アプリがあること! 移動は楽になったようですよ。チケットは、海外のサイトでゲットできますので、レンタカーなしでもサーキット観戦ができちゃうという、ハードルがかなり下がったように感じます。昔は、タクシーを呼ぶのが大変と聞いたことがあったので。
海外サイトでチケットを買う…、これ、ついこの前、私です。ニュルブルクリンク24時間レースのチケットを買って現地に行きましたので、これも難しくないことがわかりました。
チケット購入のバウチャーのスマホ版を見せると本人確認ができればすぐ入れるパスと引き換えができました。カーパスもインターネットで売っていますので、レンタカーで来られた方はそれで入場可能。ニュルブルクリンクの場合は、先にカーパスが売り切れていましたけどね。海外観戦をとても難しく考えていましたが、そうでもなかったという。もちろんハードルの高さは個人で違うと思いますが。
F1を海外で観戦したこともあるのですが、それもどうにか無事にできたので、行く気になれば!ですね。もし海外観戦をお考えの方がいらしたら、来年は観戦ツアーもチェックしてくださいね。
○搬入日(水曜日)
では、サーキットの様子を。私は前夜にマレーシアに到着し、水曜日から現場に行きました。チーム関係者は、私よりもさらに1日早く入っていて、コンテナを開けて開催に向け準備をしています。特徴は、GT500と300とピットの並びを分けているのでわかりやすいというのがセパンの特徴でしょうか。同じチームでも両クラスに参戦しているチームは分かれてしまうというのが難点かもしれませんけどね。
ざっとスケジュールを説明しますと、今回のレースウィークは、搬入・設営が火曜日から水曜日。木曜日が車検、木曜午後にフリープラクティス1。これはGT300クラスが、走ったことのないチームがほとんどの為、完熟走行にあてられます。GT500クラスは、全チームではありませんが、オフシーズンのメーカーテストで訪れていますので慣れたものです。
金曜日午前に、フリープラクティス2と午後に公式予選、そして土曜日が決勝となります。午後4時決勝スタートというのは、涼しい時間帯を選んでいるからのようですね。当初トワイライトレースなど、いろんなお話が聞こえて来ましたが、通常のレースと同じでした。そして日曜午前が撤収の残りと、チーム関係者さんは大変長いレースウィークとなりました。お疲れさまです。
サーキットに着いてざっと見渡すと、数々のF1サーキットを手がけたドイツ人建築家ヘルマン・ティルケ氏のデザインですので、以前から思っておりましたが、富士スピードウェイにも似た感じに見えます。怒られちゃうかな。近代的なサーキットだからでしょうか。
以前は来るだけで湿気にやられて大変だと思っていましたが、今回はそこまで蒸し蒸しした感じを受けないのは、日本の方がもっと高温多湿になったからでしょうか。スコールも1度くらいしか体験しませんでした。雷と多雨を覚悟していましたが、たった一度とは拍子抜けです。日中のスコールに出会ったのが少ないだけで、明け方や夜中に降っていたのかもしれませんね。お日様が隠れているととても涼しいので助かりました。
ピットへ行くと、約2ヶ月ぶりにSUPER GTのチーム関係者に会えてうれしかったです。わたしがドイツのニュルブルクリンクへ行っていたのをご存知だった方が多くてびっくり。機内食と手荷物検査に飽き飽きして、ジェットラグでポンコツの私に、みなさんとても優しかったです。
スコールが止み強い日差しは痛いくらい。そんな中、いつものピットの設営などが行われていきました。あっという間にランチタイム。この日はお弁当をいただきました。チームをのぞいてみると、お弁当を手配しているチームがほとんどですね。現地で何かをするというのは、大変ですからね。私もこの日はお弁当。
朝食は、ローカルホテルのビュッフェでしたがマレーシア料理と中華料理の混在ですね。大きなホテルは、コンチネンタルブレックファーストですけど、ロコな感じもせっかくだから味わっていただきたい。いつもと違うのは、ご飯を食べる場所にいる方々が、だいたい知っている方々。修学旅行状態ですね(笑)。
午後、サード脇阪寿一監督と関口雄飛選手がサーキット入りした際にピットの前で会いましたが、寿一監督、背中をポンって私にやったんですよ。普段そんなことしないんですけどね。あれは、ニュルブルクリンクお疲れ!ってことだったと認識しました。
そのあとのストーリーズに私などを載せようとするので、必死に隠れない体を隠しましたけど、なんだろう、お互い業界も長いせいか言葉を発しなくてもわかることがあってね。お互いのいろんな立場を理解して話せる相手となったことを再認識しました。現地でも話したけど、時の流れがそうしたんだと思うけどね。ありがたい話です。
午前が車検という不思議なスケジュールですが、この日の午後の練習走行がスタートです。
サーキットサファリがありまして、久しぶりにバスに乗って来ました。コースレイアウトも確認できたし、終わってから現地メディアから歓声があがっていたのがうれしかったです。とにかく歓迎ムードのレースウィークだったんですよね。ありがたや。
この走行時間帯は、決勝や予選と同じなので、走り慣れているGT500は完全本気モードで走っていたと思います。既述ですが、そもそもはGT300の完熟走行に設けられた走行枠ではありましたが。
フリー走行2は、いつもの予選、決勝を見据えた走りで少しまたムードが違います。
そして、走り始めてからサードにトラブル発生。ちょっと大変な状況になっていたみたいです。
19号車には、海外ラウンドということでヨコハマタイヤに勝手に期待を大きく寄せました。何かあるんじゃないかと。
午後の予選ですが、国本雄資選手、阪口晴南選手、ふたりともトップタイムで満を持してのポールポジションでした、
この時のヨコハマタイヤのみなさんとの素敵な時間。スポンサーさんもとてもチームに近い存在なのですが、みなさんの喜びが伝わって来ました。
予選終わったあとのこの雰囲気。なかなかないですよ。もちろん、予選は予選。勝たないとなんだけど、この一歩一歩を噛み締めたい気持ちもとてもわかるんです。みんなでお話をされていましたね。
この時に、安東メカもいじられていましたが、決勝日がお誕生日とのこと。ここはバースデイウィンをさせてあげたい、そう思いながら見守りました。そうそうHondaの牧野任祐選手も決勝日がお誕生日だったようですが、ポールポジションを獲得したときにピットにお祝いを言いに来てましたよ。仲良しね。
異国の地の路面に対して、ヨコハマタイヤさんのパフォーマンスは高いようで、タイのブリーラム戦の時、2016年は優勝していますね。あの時のマサ監督の泣いたお顔をまたみたいなって当然思いますよね。あれ以来勝利がないのでね。
中継はご覧になりましたか?マサ監督の雄叫び、昨年は見られませんでしたが。うちの子たちが一番速い!とアピールしてくれるんですよね。ドライバーたちは照れたり、お父さんを見ているような表情をするんだけど、心から称えたい気持ちを全身全霊で表していて、愛情の塊です。大袈裟ではなく心からそう思います。単なるパフォーマンスではないなと。まずは、ポールポジション!おめでとうございました。
国本雄資選手は、海外ラウンドでのご自身たちのポールポジションには当然満足。ヨコハマタイヤとのがんばりを表現できたとコメントしていました。フリー走行時には不安もあったようですけどね。阪口晴南選手は、やはり予選前は不安要素しかなく、ポールは見えていなかったと。でも海外戦に出られたことが初めてであり、結果、ポールポジションだったことで、ヨコハマタイヤとチームスタッフに感謝の言葉を述べていました。
そうそう雄資は、翌日の決勝が夕方なので、今夜は美味しいご飯とお酒をちょっとだけいただきたいと。これすごく良くわかりますね。せっかくですしね。きっとゆっくりできた事でしょう。どう過ごしたか聞くの忘れちゃいましたが…。セパンはお部屋がいっぱいあるのでドライバーさん捕まえるのが大変で、お話できずじまいの方が多かったです。
わたくしも予選後は、オープンエアのロコのお店でローカルフードをちゃちゃっといただき帰路につきました。炭水化物祭りでしたが、現地の雰囲気を味わえてうれしかったです。マレーシア飯と中華料理、どちらも日本人の口の合うものばかりで来られても困らないと思います。
○決勝日
午後4時半の決勝ということで、朝10時近くまで、チーム関係者はまだホテルに滞在。こんなことなど無いです。朝食をいただきながら、この日も少し関係者とお話をしたりの楽しい時間。チーム以外にも中継に関わる方と話したりと、勉強になる時間でした。
サーキットに到着して、しばらくしてからピットウォーク。前日のピットウォークは夕方で暗かったですが、予選の記者会見などが重なってしまったので、ピットウォークの様子は私は日曜日だけ。地元の方がとても楽しんでいらっしゃるのもよくわかりましたし、スマホを何度か手渡され、カメラマンもしてました。
イスラム教の国マレーシアは、女性が肌を露出することは禁止。レースアンバサダーのようなコスチュームは珍しいので、逆に撮影する方が多いですよ。そんな機会もないですからね。
ヒジャブを身につけた女性たちもたくさんサーキットを訪れておりますが、友人がクアラルンプールの「機能性の高いお洋服を売っている日本企業のお店」を訪れた際に、「涼しい素材のヒジャブ」が売られていたと教えてくれました。以前来たときに私、ヒジャブを被せてもらったんです。布の畳み方も教えてもらって。サーキットから少し離れたところでしたが、買い出しに伺い、ヒジャブの布を売っているお店で、巻いてもらいました。ペトロナスカラーのグリーンの布を見つけたので。そのままサーキットに戻って来て、知らん顔で仕事しておりましたが、しばらく誰も気づきませんでしたね(笑)。文化を知るということでトライしてみましたが、なかなか暑かったです…。当時はまだその涼しい素材の布がありませんでしたからね。
話を戻して…。セルモの面々もピットウォークに出ていました。ステッカーを中の人が配布しているチームも。セルモメカたちに、ずっといればきっと地元が人が来る!と言ってたら、写真を撮られていましたね。あとこうしてコスプレさんたちが記念写真を撮っていましたね。
ランチタイムを経て決勝。グリッドウォークは、地元のMCの方が会場を盛り上げてくださり、なかなかグリッドに入ることができません。時間は、30分くらいしかなかったように思いますね。以前と違って、グリッドの位置も後ろでGT500クラスのピットから向かうのに少し距離がありました。みんなぜーぜー言いながら辿りついていました。
グリッドが賑やかなのは国内と同じ。現地のグリッドガールも各車におります。歓声がね、海外ならではのエンターテイメント風味満載の"Woohoo!"かな? あれがかっこ良くてね。感動しました。
優勝は、37号車となったわけですが、優勝記者会見で右京くんは、自分のスティントのラスト5、6周はこれまでの人生の中で最大限のプッシュをしたとおっしゃっていましたね。彼が英語を話せるのを知っていたのか、彼には英語、日本語の両方でコメントをいただいていました。世界のいろんなカテゴリーを渡り歩いた経験もあるので、とても素敵でしたよ。ジュリアーノは、逆に久しぶりに英語を話しているのを聞いた感じ(笑)。いつも外では日本語を話していますからね。エンジニアとのやりとりは、3人で英語だったように思います。彼は、このレースも素晴らしかったけれど、場内のムード、やっぱり歓声について感激していました。このような感激を忘れていたと。とにかく、パーフェクトな戦いぶりでした。今後も楽しみにしてますね!
という訳で予選、決勝、GRスープラの圧勝で〆ました。さて、次の第4戦は、なんとスプリント!サクセスウェイトなしで臨みます。土曜日は、通常の両クラス混走のレース、日曜日は、クラスが分かれて決勝と、これまで見たことのないフォーマット。結構、きついかもです、メカさんたちが。
メディアもどう伝えるのか、今から楽しみです。日本に帰ってくるSUPER GTをぜひ観に来てくださいね!毎日、暑さで大変ですが一緒に頑張りましょう!では、また!
(写真 トヨタ自動車、GTアソシエイション、大谷幸子 テキスト、大谷幸子)
大谷幸子の近況
6月にニュルブルクリンク24時間レースを観に行きました!トヨタガズールーキーレーシング(以下、TGRR)の戦いぶりを初めて観て来ました。ずっと行きたいと創設メンバーのみなさんに話していて、ようやく叶いました。タイミング的に今!と思って行きました。
草レースの祭典は、危ないなと思うくらい激しかったです。コースサイドのメディアも危ない(笑)。パドックは、車好きでいっぱいでピットの前でクルマを見ている方も多かったですが、イベントとして楽しんでいる方も多く、カルチャーショックを受けました。
まさしく「文化」でしたね。歴史がないと文化は成立しませんが、それを真正面から感じさせてくれるレースでした。チケットを購入すれば、スタンドもパドックもグリッドも全て入れます。ピット内は特別なパスがないとダメですが。
走り始めた木曜日にスタンドまで歩いて行き、座ってみていたら、おじいちゃん、お父さん、車オタクっぽい息子さんと3代が目の前に座りました。これだなと思いました。現地でいろんな方に話しかけてみましたが、毎年このイベントを楽しみにしていて、休暇を取って来たり、仕事の時間を切り上げてサーキットに来られたりと、ワクワクしか感じないお話をすることが出来ました。
異例の暑さということで、毎日快晴。これも今まで無いということです。暑かったのでバテました…。みんなが冷房をつけたのか2度停電してレースがストップしました。ピット内も猛烈に暑かったですが、これまでみていた光景、写真だったり中継映像だったりが、全てリンクして自分の中で繋がりました。とてもうれしかったです。海外に行くとみんな優しいです(笑)。そして私が行ったことで、国内のサーキットにいるみたいと言われ、価値を下げちゃったみたいでごめんなさい。決勝日に、奥さまのお仕事について来られた 福住仁嶺選手を見たとき、私も国内サーキット感が増しました(笑)。それだけ近い関係の方が多く遠くドイツのサーキットに来ていたということですよね。さみしくなかったけれども不思議な感じでした。
長くなるので割愛しますが、とても勉強になりました。知っている人だらけで安心したTGRRのみなさん、ドライバーのみなさんも本当にありがとうございました。感謝しかありません。現地で再会できた方や日本から行っている他のチームのみなさんも快くいろいろ教えてくれたり見せてくれたりと、私は恵まれすぎてると思いました。行って良かったです。引き続き、モータースポーツファンとしてもよろしくお願いします!またね!
(写真 トヨタ自動車)