2レース共に勝利!ホームコースで圧勝!強すぎっ… 〜SUPER GT第4戦 富士GTスプリントレース!〜
モタスポコラム その97 2025.08.27
新鮮なフォーマットで開催されたFUJI GTスプリントレース。過去にJAF GP、DTMとのコラボレースでGT500クラス、300クラスそれぞれがクラス別にレースが開催されたことがありました。しかし、今回は混走もありましたので、決勝が混走、クラス別と3レース行われるのは初開催となりました。
なかなかハードなレーススケジュールでしたが、振り返りますね!
真夏開催ですので、容赦なく暑かったですよほんとに…。暑すぎて午後は外に居た時間が短くなってしまい、ドライバーさんにほとんでお目にかかっておりません、悪しからず。レースウィーク直前に、石浦宏明選手がGT500クラスからの卒業を発表しました。驚きでしたが、こちらの発表もクラス別だったのかな??? GT300クラスで今後走ると思えば良いのかな? 将来のことは何もわかりませんが、まずは、石浦選手を発見。お話し中でしたので、またもや輪に勝手に加わりました。
この時に話していたメカさんたちは、彼がGT500デビューをした土屋エンジニアリングのチーフメカだったジミーちゃん(39号車担当)と、ずっと彼に帯同してきた三澤メカ(38号車)。気づけば私もそれを見て来たというのが恐ろしいですけど、石浦くんの人生の先輩、めちゃくちゃ身内みたいな関係、ほんとに。
会話の中身を聞くと、「石浦、もう今回(この富士大会)で終わりでいいぞ!」なんて冗談を言ってたんですよ。ええええ??こんな話をしていても全く悲壮感がない石浦くん。でもご本人は、GT500に乗らなくなるだけで、引退ではないので…とドライバー人生が終わる訳ではないというところを強調されているので、GT300クラスを含む他のカテゴリーに参戦という可能性をそこかしこに大きく残したまま、GT500クラスというハードなプロフェッショナルカテゴリーからは卒業という意味合いで正しいようです。
大嶋和也選手のスーパーフォーミュラ引退とは真逆のムード。きっと大嶋くんも他のカテゴリーは今後も続けていくとおっしゃっていたので、これはこれで言葉をそのまま受け取りました。お二人とも一大決心をされたと思いますけどね。
石浦くんは、大湯都史樹選手を昨年チームメイトに迎え、彼の速さを認めつつ、セルモがこの先チャンピオンを目指すためには、自分がここで退いて、速い若手を起用して欲しいという願いを込めての卒業…とのことでした。石浦くんでも狙えるけど、後進に道を譲るのでしょう。この言葉は、彼がスーパーフォーミュラを引退する時にも聞きました。2度のタイトル獲得から、2020年のシーズンを最後に勇退した、あの時もね。
立川祐路監督の引退は一昨年2023年でしたが、引退を発表してから「引退記者会見」も行ったのが、このSUPER GTの夏の富士大会でした。てっきりここで会見を行うのかと心の準備をして来たものの、特に会見のアナウンスもないので、あれ?ってことでご本人に伺ったらやらないとのこと。まだ走るからと、あらためて確認することとなりました。泣く準備をして富士入りしたものの、涙は良い意味で出番なし。結局、フツーにレースウィークを過ごしました。
スケジュールがバタバタでじっくりお話を伺うタイミングが全くなく、独自取材はなかなかできないレースウィークだったのですが、そうそう石浦くん、もてぎの最終戦は、「オープンカーに乗りたい」という言葉を残して去りました。きっとココロに秘めた大きな独り言。立川祐路監督が引退される時に、脇阪寿一監督のドライブによりオープンカーでコースを周り、ファンの方に最後のご挨拶をされていました。それをやりたいとのことです。センチュリーが良いと車種もリクエスト。実現すると良いですね!
そしてピットビルの一番むこう、今回はTGR陣営が500クラスでは先頭(メーカーごとにレースごとに順番でピット割りが決められています)なのでほんと遠いとかわがまま言ったら怒られますが、そのトムスに行ったら、37号車担当の大立健太エンジニアがいました。セパンでの勝利について話を聞くことができないまま帰国したので、ここでちょっと話を伺いました。
ポイントは、笹原右京選手のペースがとても良くペースを上げてくれたのと、裏のトップの8号車と同じペースで走れたのが大きいですと。ピット作業も5秒もアドバンテージがあったのと、ジュリアーノ・アレジ選手がアウトラップを凌いだ(トップを譲らなかった)のも大きかったと。あそこを凌いでくれたら、あとは大丈夫という自信のあるレースの組み立てだったようです。タイヤは、2スティントともハード寄りのタイヤ一択というチョイスで、他はソフトを選択していたとか。これも後半ジュリアーノがペースをあげる要因になったそうです。
今回は、2人のドライバーがバラバラに走ることが初めてなので、どんな展開になるのかわからないけれども、右京くんが安定してとても調子が良いので、土曜日の坪井翔選手に対して、右京くんがどう戦うか?というのがポイントだと話してくれました。坪井くんがターゲット、そりゃそうなるけど、これは私には想定外のコメントでした。そうだよね、同じチームでもライバルだしそもそもと。以前は、37号車の方がタイトルを獲得していた時期もあるし、そうか、お互いめちゃくちゃライバルだったというのを今更ながら確認しました。
1号車と同じようなタイヤの持ち込みにして来たそうですが、それはセパンで優勝したこともそうだけれども、セパンで37号車がテストしたタイヤ(オフシーズンのテスト)がちゃんとセパンで機能してくれたので(結果もついてきた)、だから他のチームもそのタイヤを選んでくれていたとのことで、自分たちがやって来たことの自信にも繋がったのでとのことでした。
結果が証明してくれるのって、何にも変え難い真実になるし。さらっと話してくれましたが、みんな常に勝つことに貪欲に向き合い、それを続けていて…。いつもね、私にも少しのことでも話してくれるので(もちろん守秘義務を守ってるよ)、息子のように眺めてしまいます。まあ、息子だらけの業界ですけどね。自分の独自目線で取材できるのは、中の人たちの協力なしにはありえないんですよね。大立くんだけではもちろんないんだけどね。いつもありがとうございます。
この日は、朝から外にずっと居たらもうムリ…となって室内で過ごさせていただきました、すみません…。スプリント形式なので各チームのレース中のタイヤ交換や、給油などの義務は今回はありません。しかし緊急事態で何が起こるかわからないので、ピット作業の練習はみなさん行っていましたね。こちらは、まだのんびりの時の光景。ルーキーレーシングの碓井くんがセルモさんちに来ていましたが、元々セルモで長くチーフメカを務めていたんですよね。セルモチームも今やベテランと同じ数くらいの若いスタッフがたくさん増えて、どんどん頼もしいチームになっていますよ。ガンバ!
朝8時30分公式練習のスタート。だいたい2時間前にはサーキットに居たい私。チームも現地に到着し始める頃。早く来たのは良いのですが、今回は過去イチ時間の経つのが速いのを朝の時点でわかっておりませんでした。スケジュールは見てはいたものの、読解力ゼロという感じでしょうか。スーパーフォーミュラで、2レース制のレースウィークでかなり学習させていただいたものの、右斜め上を行くスケジュール、ペース配分、撮れ高、何もかも失敗です。
初日に走らないドライバーさんはスーツも当然着ませんので、しっかり見学。これどのチームもですが、不思議な光景ですね。
39号車は、サッシャ・フェネストラズ選手がRACE1担当で、関口雄飛選手はデータ分析に余念がなく。こういうのもずっとセッション中にやりたいかもね、レースウィークに。そんなことしている時間はないのかもしれないけど。
RACE1走行、予選のスタートです。いつものピットの様子ですね。
あれ?もうポールポジション決定?と思いながら走ります。RACE1は、GT300クラスは平良響選手、GT500クラスは、阪口晴南選手! ヨコハマタイヤ、またもやポール!でした。
晴南くん、これはほんともぎ取ったという感じでした。坪井翔 vs GT500という図式のこのクラス。坪井くん、ポールを取れなかったのは悔しそうでしたが、晴南くんの頑張りを讃えましょう。会見で、決勝について聞かれると「ぼくの何倍のすごい人(坪井くんのこと)がいますから」と始め、偉大すぎるライバルを警戒しつつももちろん全力で頑張ることを会見でコメントしてました。
GT300クラスは、2号車HYPER WATER INGING GR86 GTの平良響選手!
ポールポジション記者会見の際に、この平良選手と阪口選手の共通点があることに、全く気づいていなかった私。晴南くんが、「その写真を信太郎さんに渡してください…」というので、「わたなべしんたろう?(呼び捨て失礼)」で、ようやく気づきました。
今回のSUPER GTのポールポジション記者会見に出席したこちらのお二人。晴南くんを、スーパーフォーミュラで、GT300の平良くんの2号車を担当するのは、渡辺慎太郎エンジニアなんですよね。粋の良いドライバーたちの才能をしっかりベテランエンジニアが伸ばしてくれています。そう思って、RACE1のグリッドでは、シンタロウさんにドライバーたちからそんなことを言われたと報告に行きました。あ、写真渡してませんね。コラムネタにいただきました。
ちなみに、先般、スーパーフォーミュラからの引退を発表した大嶋和也選手。トムスからのデビューイヤーを担当したエンジニアは、このシンタロウさんでしたね。かなりトリビアだと思います。残しておきます。
○RACE1ピットウォーク
サプライズでお祝いをすると伺っていたので、ぼちぼちかなと行ってみたら終わってました、すみません(涙)。脇阪寿一監督の53歳の誕生日!思えば、この日を毎年でどこかで気にして来ましたね。昔は菅生の夏のレースがこのお誕生日の時期だったりして、そこで祝ってみたり。53歳ですか。時の経つのは早いもの!おめでとうございます!
ポールポジションの晴南くんのグリッドに、坪井くんが来てました。晴南くん、もちろんお手柔らかにというムードのお話をしていましたね。“スゴイ人”が直々にね。
GT300クラスとの混走35LAPSがスタートしたわけですが、終わってから坪井くんは、スプリントレースというより、通常のレースの半分で自分のスティントを走った感じと。予選でミスをしてポールが取れず、それを挽回したとのことですが、何にせよ横綱相撲あっぱれでした。
2位に大湯都史樹選手。序盤、晴南くん、坪井くん、大湯くんのバトルが見られ大満足。大湯くん、ラストはガンバってトップの坪井くんを追いかけましたが、あとちょっとでチェッカーでした。とても悔しがっていたようにも見えたのですが、実は眠かったと。笑顔が少ないのは、そんな事情もあったようです。笹原右京選手の安定感、ハンパないですね。昨年から実力が出まくっていて、今季は現在ランキング2位。タイトル争いも激化して来ましたよ!
大嶋和也選手が1周目でクラッシュ。残念ながらその時点でリタイアとなってしまいました。カラダは大丈夫とのことでした。しかし、ちょっとクルマが大きくダメージを受けてしまいました。この修復にメカさんたちは午前3時までかかってサーキットで作業をしたようです。これはRACE2があるので是が非でも直さないといけません。メカさんほんと頑張りました。
朝聞いたら、RACE2の朝も同様に早いので、寝坊が怖いから自宅に一旦戻りシャワーしてそのまま戻って来た方や、睡眠2時間も寝てないかもだけど、仮眠をとって出勤して来た方とかいらっしゃって、メカさんたちの意地を感じる事態がありました。お疲れ様でした。
迎えた日曜日。この日のレースフォーマットは、また経験したことないスケジュールで1日が進むのですが、2回決勝がありました。2日目のドライバーたちは、前日の結果を見るとプレッシャーしかなかったんじゃないかなと思います。初日のRACE1の結果がTGR勢にとってはとても良かったので。
昨日、坪井くんが優勝をしたチャンピオンチーム。山下健太選手は誕生日からスタートしまいた。おめでたい日なのですが、スケジュールがタイトなのでチームのみなさんとは朝一番でピットでお祝いをしたそうです。写真だけ吉川マネにいただきました。30歳おめでとうございます! 坪井くんと2人そろって30歳だね。大人の階段をさらに昇りました。
RACE2、いつもと違うのはリラックスムードのドライバーがいること。RACE1を担当したドライバーは、応援する側へと普段ないシチュエーションとなります。
TGR勢では山下健太選手と福住仁嶺選手の戦いとなるかなと思った方は私の他にもいらしたと思うのですが、案の上、予選からばちばちの戦いでしたね。そして、仁嶺くんがポールポジション獲得となりました!
14号車は、前日のマシントラブルからのポールポジション獲得です。良いことばかりではありません。それゆえ決勝でのロングのデータが全くないとのことでした。そんな未知の世界が待っていたけれど、そこは仁嶺くんです。決勝を見事に逃げ切ってTGR移籍初勝利!となりました。昨年から優勝目前のレースはありましたが、ようやく2シーズン目で勝利を手に入れました。おめでとうございます!奥様とパパっ子のミニレイくん(ご子息)も来場していたので、とってもうれしかったでしょうね。ほんとおめでとうございます!
2位に山下健太選手。健太は決勝で毎ラップ、予選アタックのような通常よりも大変なレースだったと感想を述べました。私はここで浅はかな自分に気づきました。GT300クラスが居ないことで、てっきり楽(極端な例えで申し訳ないです)なのかと思っていたんです。そうしたら、全くそうではなかったと。ずっと予選をしている感じだった…と。ハードなタスクをみなさん強いられていたのですね。
仁嶺 vs 健太のマッチレースで2台だけどんどん先に行ってしまいましたが、これはこれでかっこ良かったです。
3位に入った石浦選手。雨仕様で挑んだそうですが、雨は残念ながら降りませんでした。グリッドで1コーナーの北方向に雨を降らせそうな「雲」がいたので、セルモのメカとチェックはしていた。しかし、その雲は石浦くんに会いには来なかったです。前を行く2人に若干離されつつもしっかり3位をキープ。表彰台おめでとうございました!
5月のSUPER GT第2戦では「優勝」、今回は表彰台獲得ときっとGT500最後の「富士」はやり残したことはなさそうですね!
ここで少しキャリアを振り返ります。
🔻石浦宏明選手のSUPER GT GT500クラスの軌跡
2008年
SUPER GTシリーズ・GT500クラス(TOYOTA TEAM TSUCHIYA #25 ECLIPSE ADVAN SC430/LEXUS SC430 UZZ40 3UZ-FE)(シリーズ15位)
2009年
SUPER GTシリーズ・GT500クラス(LEXUS TEAM KRAFT #35 KRAFT SC430/LEXUS SC430 UZZ40 RV8KG)(シリーズ9位・1勝)
2010年
SUPER GTシリーズ・GT500クラス(LEXUS TEAM KRAFT #35 MJ KRAFT SC430/LEXUS SC430 UZZ40 RV8KG)(シリーズ6位・1勝)
2011年
SUPER GTシリーズ・GT500クラス(LEXUS TEAM SARD #39 DENSO SARD SC430/LEXUS SC430 UZZ40 RV8KG)(シリーズ7位)
2012年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM SARD #39 DENSO KOBELCO SC430/LEXUS SC430 UZZ40 RV8KG)(シリーズ3位・1勝)
2013年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM SARD #39 DENSO KOBELCO SC430/LEXUS SC430 UZZ40 RV8KG)
2014年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM SARD #39 DENSO KOBELCO RC F/LEXUS RC F RI4AG)
2015年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT CERUMO RC F/LEXUS RC F RI4AG)(シリーズ4位)
全日本選手権スーパーフォーミュラ(P.MU/CERUMO・INGING #38)(シリーズチャンピオン・2勝)
2016年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT CERUMO RC F/LEXUS RC F RI4AG)(シリーズ6位・1勝)
2017年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT CERUMO LC500/LEXUS LC500 RI4AG)(シリーズ4位・1勝)
全日本スーパーフォーミュラ選手権(P.MU/CERUMO・INGING #2)(シリーズチャンピオン・1勝)
2018年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT CERUMO LC500/LEXUS LC500 RI4AG)(シリーズ4位)
2019年
SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT CERUMO LC500)(シリーズ4位)
2020年
SUPER GT・GT500クラス(TGR TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT GR Supra)(シリーズ10位)
2021年 - SUPER GT・GT500クラス(TGR TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT GR Supra)(シリーズ12位)
2022年 - SUPER GT・GT500クラス(TGR TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT GR Supra)(シリーズ13位)
2023年 - SUPER GT・GT500クラス(TGR TEAM ZENT CERUMO #38 ZENT GR Supra)(シリーズ13位)
2024年 - SUPER GT・GT500クラス(TGR TEAM KeePer CERUMO #38 KeePer CERUMO GR Supra)(シリーズ4位)
2025年 - SUPER GT・GT500クラス(TGR TEAM KeePer CERUMO #38 KeePer CERUMO GR Supra)
GT300のタイトルを大嶋和也選手と獲得し、GT500にステップアップしました(大嶋くんはヨーロッパへ)。500デビューの2008年の開幕直前のことを少々。当時、トヨタ自動車はF1に参戦していて、開幕戦の3月のオーストラリア・グランプリに合わせて、ドライバーたちが来日しシーズンの参戦発表会を行なっていました。F1と一緒に、SUPER GTのドライバーも参加していたんですよね。ヤルノ・トゥルーリ選手とかと一緒に。
GT500デビューの石浦選手は、土屋武士選手と25号車でコンビを組みました。ヨコハマタイヤでの参戦でしたね。
タイヤに関して言えば彼は、ヨコハマ、ブリヂストン(2009〜2010年、35号車大嶋和也選手、2015年以降38号車立川祐路選手、2024年〜大湯都史樹選手)、ミシュラン(2011年、39号車井口卓人選手、2012〜2013年年脇阪寿一選手、2014年オリバー・ジャービス選手)とタイヤメーカーを経験しました。
立川祐路選手と長きに渡ってコンビを組むことになりましたが、惜しくもタイトル獲得には至りませんでした。いまだに不思議です。絶対イケる布陣と思いましたけどね。しかし、お二人で好成績をおさめ2023年に立川選手を見送り、2024年にHondaから移籍の大湯都史樹選手を迎え、再び好調なシーズンを過ごしています。
残り4戦をじっくり戦って納得のいくシーズンとして欲しいですね。明るい石浦くんに引っ張られ、こちらも元気に構えていますが、最終戦では一気に寂しくなるだろうなあと思っています。あっという間に時が過ぎていきそうですが、できるだけこの目でその姿を見ておきたいと思います。
という訳でバタバタ過ぎて取材が追いつかない富士スプリントレースでした。
大谷幸子の近況
8月はサマーブレイクが欲しい!3週間くらい!そうなると、そこにイベントを打って来るとは思いますが、メカさんたちは休めると思うんですよね。来年のスケジュールが発表され全く8月は同じですが、気温は10年前とは違うので、今後ご一考願いたいと思います。屋外でのレース観戦は、厳しいのではないかと。もしくは、もうナイトレースにしちゃいましょう!と勝手なことを書いて今回はおしまい!
(写真 トヨタ自動車 大谷幸子、テキスト 大谷幸子)