LEXUS CUSTOMER RACING 2018年 マンスリーレポート No.6
米国WTSCシリーズ第10戦で
「LEXUS RC F GT3」が今季2勝目を挙げる
2018.08.28(火)- 16:30配信
世界的な猛暑に見舞われている今年の8月。北米ではWeatherTech SportsCar Championship(GTDクラス)のレースが2戦、そして国内SUPER GT(GT300)ではシリーズ最長戦が行われ、LEXUS RC F GT3が健闘。米国WTSCシリーズでは、今季2勝目を挙げました。
WeatherTech SportsCar Championship 第9戦 ロードアメリカ
Continental Tire Road Race Showcase
8月3日(金)から5日(日)にかけて、米国ウィスコンシン州エルクハートレイクのロードアメリカで、WeatherTech SportsCar Championshipの第9戦が2時間40分のセミ耐久レースとして開催されました。
予選では、ドミニク・ボウマン/カイル・マルチェリ組の14号車が最前列2番手を確保。ジャック・ホークスワース/デイビッド・ハイネマイヤー・ハンソンの15号車はエンジン交換のために予選に出走できず。また、15号車は決勝レース前のウォームアップ走行に出走したものの、このセッションでクラッシュ。車両の修復が間に合わず、決勝レースも欠場することとなりました。
14号車はスタートから2位のポジションを守っていましたが、フルコースコーションのタイミングとピット戦略の不運もあり、ポジションダウン。後半追い上げ、6位でフィニッシュしました。
リザルト(GTDクラス)
順位 | グリッド | No. | ドライバー | チーム | 周回 | トップとの差 |
---|---|---|---|---|---|---|
6位 | 2番手 | 14 | ドミニク・ボウマン カイル・マルチェリ | 3GT Racing | 66 | +13.216 |
スタートせず | 12番手 | 15 | ジャック・ホークスワース デイビッド・ハイネマイヤー・ハンソン | 3GT Racing | - | - |
WeatherTech SportsCar Championship 第10戦 ヴァージニア
Michelin GT Challenge at VIR
8月17日(金)から19日(日)にかけて、米国ヴァージニア州アルトンのヴァージニア・インターナショナル・レースウェイでWeatherTech SportsCar Championshipの第10戦が2時間40分のセミ耐久レースとして開催されました。
予選では、ジャック・ホークスワースとデイビッド・ハイネマイヤー・ハンソンの15号車が今季4度目となるポールポジションを獲得。ドミニク・ボウマンとカイル・マルチェリの14号車も4番手と好位置からスタートを切りました。
決勝レースでは14号車が好走を見せ、69周目に首位に浮上。そのポジションを守ったまま最後まで走り切り、今季2勝目を挙げました。この結果により、14号車の2人のドライバーはGTDクラスのドライバーズランキングで5位につけ、LEXUSもGTDクラスのマニュファクチャラーズランキングで3位へと浮上しました。
ポールポジションからスタートした15号車は、今季5度目となるレース中のファステストラップをマークする速さを見せましたが、10位でレースを終えました。
リザルト(GTDクラス)
順位 | グリッド | No. | ドライバー | チーム | 周回 | ベストラップ |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 4番手 | 14 | ドミニク・ボウマン カイル・マルチェリ | 3GT Racing | 86 | 1:46.022 |
10位 | 1番手 | 15 | ジャック・ホークスワース デイビッド・ハイネマイヤー・ハンソン | 3GT Racing | 86 | 1:45.110 |
SUPER GTシリーズ 第5戦 富士
FUJI GT 500mile RACE
8月4日(土)、5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイでSUPER GT第5戦「FUJI GT 500mile RACE」が開催されました。今季のSUPER GTシリーズでは最長となる、500マイル(約800km)で競われたこのレースに、シリーズ参戦している3台のLEXUS RC F GT3が挑みました。
予選では3台共にQ2進出はならず、K-tunes RC F GT3 96号車が17番手、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が23番手、arto RC F GT3 35号車が25番手グリッド。
4時間半以上にわたった長い決勝では、4回のドライバー交代義務を逆手に取る作戦で、60号車と96号車が1周目を終えた時点でピットイン。最後尾から追い上げを図るという攻めの作戦に。
この作戦が効を奏した96号車は、10位でチェッカーを受けポイント獲得。35号車が16位でチェッカーを受けました。60号車は18周目にトラブルに見舞われ、リタイアとなりました。
リザルト(GT300クラス)
順位 | グリッド | No. | ドライバー | 車両名 | 周回 | トップとの差 |
---|---|---|---|---|---|---|
10位 | 17番手 | 96 | 新田 守男/中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 | 162 | 2 Laps |
16位 | 25番手 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム/山西 康司 | arto RC F GT3 | 160 | 4 Laps |
リタイア | 23番手 | 60 | 吉本 大樹/宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsaRC F GT3 | 17 | 147 Laps |