2019年プレスリリース

LEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポート No.8
米国WTSCシリーズ最終戦「プチ・ル・マン」
「LEXUS RC F GT3」はスプリントカップ
マニュファクチャラーズ選手権2位でシーズンを終える

2019.10.29(火)- 18:15配信

 年間を通して戦われるモータースポーツシーズンも終盤を迎え、先月の欧州に続き、今月は米国WeatherTech SportsCar Championshipが最終戦を迎えました。今月のLEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートは、米国で行われた「プチ・ル・マン」での模様をお伝えします。

エイム・バッサー・サリバン 12号車と14号車

WeatherTech SportsCar Championship第12戦ロード・アトランタ
Motul Petit Le Mans

 10月9日(水)から12日(土)にかけて米国ジョージア州ブラセルトンのロード・アトランタでWeatherTech SportsCar Championshipの第12戦「プチ・ル・マン」が10時間耐久レースとして行われました。同シリーズには今季、エイム・バッサー・サリバンから2台のLEXUS RC F GT3がGTDクラスに参戦しています。
 今シーズンのシリーズ最終戦は「プチ・ル・マン」の名を冠する10時間耐久レース。LEXUS RC F GT3 14号車はシリーズを通して戦ってきたリチャード・ハイスタンドとジャック・ホークスワースの2名に、新たにパーカー・チェイスを加えた3名で参戦。12号車はフランキー・モンテカルヴォ、タウンゼン・ベルとアーロン・テリッツの3名で臨みました。

 予選で7番手、8番手につけた2台のLEXUS RC F GT3は、決勝レース序盤では一時トップ5圏を走行するも、どちらもアクシデントに巻き込まれて車体にダメージを受け、ガレージでの長い修復を余儀なくされました。しかし、2台共懸命なメカニックの作業により大きく遅れながらもコースへ復帰し、10時間後のチェッカーフラッグを受けました。

 これで2019年シーズンのWeatherTech SportsCar Championshipは終了。今季よりLEXUS RC F GT3で新たに参戦したエイム・バッサー・サリバンは、2勝、5回の表彰台、9回のトップ5フィニッシュという好成績を挙げ、GTDクラスのスプリントカップマニュファクチャラーズ選手権で2位、シリーズ総合5位でシーズンを終えました。
 ドライバーはホークスワースとハイスタンドがスプリントカップ選手権で3位、総合6位。ベルとモンテカルヴォはスプリントカップ選手権7位、総合8位となりました。また、ハイスタンドはGTDクラスに参戦しているアマチュアドライバーで最高成績を残したドライバーに与えられるボブ・エイキン・アワードを獲得しました。

 来季2020年シーズンのWeatherTech SportsCar Championshipは、2020年1月25日に、伝統のデイトナ24時間レースで幕を開け、LEXUS RC F GT3とエイム・バッサー・サリバンは再び長いシーズンへと挑みます。

リザルト(GTDクラス)

順位グリッドNo.ドライバーチーム周回首位との差
9位7番手14リチャード・ハイスタンド
ジャック・ホークスワース
パーカー・チェイス
エイム・バッサー・サリバン 32989 Laps
11位8番手12 フランキー・モンテカルヴォ
タウンゼン・ベル
アーロン・テリッツ
エイム・バッサー・サリバン 219199 Laps
  • エイム・バッサー・サリバン 12号車
  • エイム・バッサー・サリバン 14号車


次号のマンスリーレポートは12月3日頃の発行を予定しています。