REPORT

ダカールラリー2020 - レポート1(ステージ1,2) ダカールラリー2020が開幕。

トヨタ・ハイラックス勢は序盤からパンクに苦しむも上位をキープ

ダカールラリー2020がついにスタートを迎えました。TOYOTA GAZOO Racingは初日のステージ1,スタートから順調な走りを見せましたが、ステージ終盤に路面が岩場へと変わった後、4台揃ってパンクに見舞われてしまいました。しかし、この不運にも負けない速さを見せた、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組のトヨタ・ハイラックス300号車がステージ1を4位でフィニッシュ。ベルンハルト・テン・ブリンク/トム・コルソール組307号車が5位で続きました。フェルナンド・アロンソ/マルク・コマ組の310号車とジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組304号車はそれぞれ11位、14位とまずまずのポジションでステージ1を終えました。

ステージ2ではド・ヴィリエール/ハロ組304号車が素晴らしい速さを見せトップでフィニッシュ。ド・ヴィリエールはダカール史上初となる、3つの大陸でのステージ勝利という記録を達成しました。300号車も大きく遅れることなくステージ5位。307号車も着実な走りで15位となりました。アロンソ/コマ組の310号車は不運なアクシデントによりホイールやサスペンションを破損する大ダメージを負いましたが、2時間半にわたる自力での修復により再びレースに復帰。63位でこのステージを走り抜きました。

この結果、2日目を終えての総合順位では、300号車が3位、304号車が6位、307号車が10位、310号車が47位となっています。