GRパーツ品番表

  • 《注意事項》本品番表は「GRパーツ総合カタログ」の更新に合わせた更新となります。最新の品番情報は電子パーツカタログを確認ください。
GR86
2021.12​〜 PDF
GR YARIS
2020.08〜 PDF
GR SUPRA
2020.07〜 PDF
2019.03〜 PDF
COPEN GR SPORT
2021.05~ PDF
2019.10~ PDF
LAND CRUISER
2021.07~ PDF
YARIS CROSS
2020.08~ PDF
CAMRY
2021.02~ PDF
ROOMY
2020.09~ PDF
HARRIER
2020.06〜 PDF
2017.05〜 PDF
HILUX
2021.09〜 PDF
2020.06〜 PDF
C-HR
2021.06〜 PDF
2020.08〜 PDF
2019.10〜 PDF
YARIS
2021.05〜 PDF
2020.02〜 PDF
NOAH
2020.10〜 PDF
2020.05〜 PDF
2019.01〜 PDF
2017.06〜 PDF
VOXY
2020.10〜 PDF
2020.05〜 PDF
2019.01〜 PDF
2017.06〜 PDF
PRIUS PHV
2021.06〜 PDF
2020.07〜 PDF
2019.05〜 PDF
2017.01〜 PDF
TOYOTA 86
2019.04〜 PDF
2019.04〜 PDF
2018.05〜 PDF
86 Racing
2019.04〜 PDF
2019.04〜 PDF
2018.05〜 PDF
AQUA
2021.06〜 PDF
2020.08〜 PDF
2019.07〜 PDF
2019.07〜 PDF
PRIUS α
2020.08〜 PDF
2017.12〜 PDF
MARK X
2016.11〜 PDF
Vitz
2018.06〜 PDF
2017.01〜 PDF
Vitz Racing
2018.06〜 PDF
2017.01〜 PDF
GRレコーダー
GR86、GR YARIS、GR SUPRA、TOYOTA 86向け PDF
Touring 5W-40
新登場「Touring 5W-40」の特長
GRモーターオイルの基本コンセプトである「低フリクション・スーパーハイレスポンス」を受け継ぎ、より幅広い車種・用途に適合する5W-40を新たにラインアップ。
5W-40の市販オイルの中でトップレベルの粘度指数289を達成し(2020年1月時点)、低温から高温領域に至るまで、アクセルの踏み込みに呼応した吹け上がりとエンジン保護性能を両立。
保護性能の更なる向上を狙い、高性能全合成油(SYNTHETIC)にエステルを配合することにより、新しいエンジンはもちろん、長くお乗りいただいているエンジンにも安心してお使いいただけます。
ベースオイルに高性能Group3+を採用。
耐熱性・酸化安定性だけでなく、耐蒸発性や添加剤溶解性を含めた、
トータルバランスの高さを重視。
#01 最新ポリマー技術による高粘度指数化
VI(粘度指数)の数値が大きいと、オイルの温度が変化しても粘度が変わりにくいということを表します。(オイルは、低温になるほど固くなり、高温になるほど粘度が低下するという性質があります。)「GRモーターオイルCurcuit」はVI値が300を大きく上回る「超・高VI」オイルで、常温から流動性が高く、高温になってもしっかりと油膜が維持されるオイルです。
#02 FM(摩擦調整剤)目盛は通常純正
0W-20を1とした指数
#03 テストコース実車加速試験
(86 GR SPORT/6AT)
ニュルブルクリンクニュ24時間耐久レースで磨かれたテクノロジー ベースオイル・ポリマー(粘度指数向上剤)・FM(摩擦調整剤)

耐熱性、酸化安定性、粘度指数、溶解性、耐蒸発性のすべてにおいて高いバランスでまとめられたベースオイルを採用。

「Circuit」「Touring」ともに、最新ポリマー技術により超高粘度指数化。これにより、低温から高温までのハイレスポンスを実現。

エンジン内部のフリクション(摩擦抵抗)を徹底的に下げて速さに結び付けるため、特別な摩擦調整剤を配合。

GRモーターオイルのポジショニング
「Circuit」0W-20と「Touring」0W-30の2グレード体系
「エンジンオイルなんて、
どれも一緒じゃないの?」
クルマを所有する人にとって一番身近なのに、一番遠い存在。エンジンオイルとはそういうものかもしれない。とにかく、記号や数字が多くて、それが何を意味しているのかがわかりにくいし、そもそもオイルなんて入っていればいいでしょ、どれでも同じでしょ、そんな考え方が一般的ではある。一方で、オイルごとに「味」が違うということに気づき始めているお客様も、少しずつ増えてきている。それはちょうど、タイヤの空気圧の変化によって乗り心地やハンドリングに差があることに気づいたり、アライメント調整によってステアリングを切った時のクルマの反応が変わっていくことを感じ取る。そんな「センサー」を持ったドライバーが確実に存在していることと軌を一にしていると言える。
鋭敏なセンサーでクルマと向き合い、「対話」出来るドライバーに向けたオイルを作りたい。
選りすぐりのワインや日本酒の地酒のように、「良い・悪い」ではなく、「好み」で選ばれるオイルをお客様に提供したい。
TOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ活動を通して得られたノウハウを活かしたオイルを届けたい。
そういう熱い想いを秘めて、新しいエンジンオイルの商品企画・開発はスタートした。
GRモーターオイルのコンセプトとは。

「既成概念にとらわれずに尖った商品を作ろう。」

熱い想いは、トヨタ社内の走りを楽しむ人だけではなく、一見クールでドライな管理職(実は隠れクルマ好き)や女性スタッフも巻き込んでいった。それはさながら「共鳴(Resonance)現象」のように。「GR」はその名の通り、本籍はRacingである。そう、まずはサーキット走行会などのイベントで楽しくかつ安心して使っていただける「ニュルブルクリンク直系」のスポーツオイルを作ろう。「既成概念にとらわれずに尖った商品を作ろう。」使っていただきたいお客様像を明確にすれば、もっと攻めた商品が作れる。そうして生まれたのが「GRモーターオイルCircuit」である。

コンセプトは「スーパーハイレスポンスでタイムの出るオイル」という単純明快なもの。
主に走行会や86・Vitzのワンメイクレースに出られる方々を頭に描きながら、議論を重ねて「味づくり」に取り組んできた。従来、サーキットやジムカーナ、ラリーに参加するとなると、粘度の高いオイルの使用が定説とされていたものだが、最近ではエコカーで使われる省燃費オイルと同じく、エンジン内部のフリクションを徹底的に下げてパワーを絞り出すタイプのオイルがトップカテゴリーレースの世界で使われ始めている。詳しい技術的説明は後述するが、「GRモーターオイルCircuit」ではSAE粘度をスポーツオイルとしては低粘度の0W-20とし、摩擦低減技術を惜しげもなく投入した。一方、よりストリート走行向けに軸足を置き、エンジン回転のしっとり感を出すために0W-30としながらもハイレスポンスを両立させた「GRモーターオイルTouring」を同時にラインアップ。ニュルブルクリンク直系技術を幅広いお客様に味わっていただけるような商品体系とした。

商品化にあたって更に鍛え、
磨き上げる。

本当に「スーパーハイレスポンス」を体感していただけるのか。サーキットでタイムアップ出来るのか。低粘度スポーツオイルでも安心してサーキット走行で使っていただけるのか。これらの疑問に明快に答えが出せるよう、評価を繰り返してきた。86ワンメイクレースや全日本ラリーやジムカーナに参戦中のチームやドライバーたちの協力を得て、練習走行枠で走り込んでもらい、タイム計測やデータロガーで油温や油圧の測定を行った。さらに、走行後に抜いたオイルを成分分析にかけることにより、ハードに走り込んでもエンジンにダメージが及んでいないか入念に確認を行ってきたのである。加えて、市販車開発で用いられるエンジンテストベンチを使った高速・高負荷連続耐久試験を実施し、トヨタ純正としての確固たる信頼性確保に努め、低粘度スポーツオイルに対する不安感を払拭すべく鍛え上げてきた。

GRモーターオイルを通じた、
新しいカーライフの創出へ。

エンジンオイルは、今や一種の「チューニングパーツ」となりつつある。トヨタ自らが開発したスポーツオイルにGRブランドを冠して発売することにより、商品の選択肢が増え、オイル交換の機会ごとに新しいクルマの楽しみ方を提案し、お客様のカーライフがより豊かなものになるお手伝いが出来れば、この上ない喜びである。

Q&A
商品性に関するもの
Qニュルブルクリンク24時間レースの直系技術とは何か?
A

高性能ベースオイル、高性能ポリマー、摩擦低減剤がニュルブルクリンクで実際に使用されたものと同じです。

QどこかのオイルメーカーのOEMではないのか?本当にトヨタが開発に関わったのか?
A

他社市販品のブランド名を変えたものではありません。トヨタで処方(=オイルに何をどれだけ混ぜるか)を設計し、評価したものです。

Qレスポンスの良いオイルにするために、どんな技術を用いているのか?
A

常温から流動性の高いベースオイルを採用し、さらに摩擦低減のためのモリブデンを配合。特に「Circuit」はさらに増量して配合することによってレスポンスを向上させています。

適合車種に関するもの
Qハイブリッドカーに入れたらどうなるのか?
A

もちろんハイブリッドカーにもお使いいただけます。GRモーターオイルはフリクションロス(=エンジン内部の摩擦抵抗)が小さいため、通常のガソリン車同様にレスポンスの良さをご体感いただけます。

Q新車から旧車までどんなクルマでも使えるのか?
A

取扱書で0W-16/20が推奨されている車種であれば、安心してお使いいただけます。(但し、「Circuit」はターボ車には対応していないため、「Endurance」「Touring」をお選びください。)0W-16/20推奨のお車でも、10万Km以上走行した車両や長期に渡り酷使されたエンジンでは、内部のクリアランスが大きくなっていてオイル消費増加につながる可能性もありますので、その場合はお車個々の状態に応じたご判断をお願いいたします。

メンテナンスに関するもの
Q「Endurance」「Circuit」はなぜ5000Kmごとの交換サイクル推薦なのか?
A

優れたレスポンスと、サーキットでのパフォーマンス向上を実現するため、通常よりも短い交換サイクルを前提とした商品とさせていただきました。但し、半年(5000Km程度)を目安にオイル交換をされるお客様が多いという市場の状況や、サーキット走行を楽しまれる方が走行会を数回走られたらオイル交換されるという使われ方であることを考慮すると、充分な耐久性を確保していると考えております。

高速・高負荷連続耐久試験の様子

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