愛車に一生乗り続ける愛好家と共に歩むGRヘリテージパーツ
世代を超えて愛される2代目スープラ(A80)
「GRヘリテージパーツの純正部品がいっぱいあると聞いて、ずっとこの子(スープラ)に乗れると思いました。旧車ならではの洗練されたデザインが大好きです」。そう語るのは古家なつ美さん。2代目スープラが登場するアメリカ映画を見たことがきっかけでホワイトのスープラを購入。今も大事に乗り続けている。2代目スープラは1993年にデビューし、2002年まで生産された当時のトヨタの最高峰スポーツモデル。筋骨隆々のボディに3リッター直列6気筒ターボエンジン、2JZ-GTE(自然吸気モデルは2JZ-GE)を搭載している。国産280psカーがひしめきあった1990年代を代表するハイパフォーマンスカーであり、現在も古家さんをはじめ、たくさんのオーナーが愛情を注ぎ、維持している。
待望のGRヘリテージパーツで美しいオリジナルスタイルを取り戻す
GRヘリテージパーツの存在を知った古家さんは、愛車のスープラに乗って、自宅近くのGR Garage松本を来店。現状の困りごとは、ミッションのオイル漏れと、ヘッドライトの黄ばみ、バンパー塗装のひび割れの3つ。非純正品バンパーの中央部には、ナンバープレート取り付け用の穴が開いていたため、ステッカーを貼って隠している。「前のオーナーがいろんな社外パーツをつけていたので、それを純正部品を使って、新車の頃のようにきれいにしたい。この時代の車のスタイルが好きなんです。」と古家さん。GR Garage松本のGRコンサルタントがそんな古谷さんの思いを叶えるための様々な提案をし、検討を繰り返して整備内容を決定。GRヘリテージパーツプロジェクトで復刻したフロントバンパーカバーに、現状のボデー色に合わせて調合した塗料を塗って装着。また、供給延長しているヘッドランプを左右交換するなどし、まるで新車当時のようなフロントマスクを取り戻した。
「めちゃくちゃキレイになりました。バンパーの穴もなくなったので、めちゃくちゃうれしいです」と古家さん。GRヘリテージパーツで解決でき、最高の笑顔を見せてくれた。「GR Garageは敷居が高いイメージがあって、なかなか行こうとはならなかったので、これをきっかけに行ってみたいと思います」。
純正部品を“現代化”して付加価値の追加と安定供給を実現
世界中のご自身のクルマを一途に愛するオーナー様のために、オーナー様の「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」という想いに応えるために2020年にスタートしたのがGRヘリテージパーツプロジェクト。A70スープラ、A80スープラの部品供給から始まり、2026年3月1日現在、トヨタ2000GT、A70スープラ、A80スープラ、AE86カローラレビン/スプリンタートレノ、ランドクルーザー40/60/70/80のGRヘリテージパーツをラインナップ。一番古いのはランドクルーザー40(1960年デビュー)で、なんと66年前のモデルだ。他車種への適合情報もGAZOO Racingのホームページで公開(GRヘリテージパーツ 適合車種情報(PDF))されており、クルマ好きを全方位でカバーするトヨタの方針を体現している。
また、GRヘリテージパーツプロジェクトは発足前から部品を製造・供給し、文化を支えてくださったサードパーティメーカーの皆さまへの敬意をこめて、トヨタだからこそ挑戦できる部品を主に復刻し、最新の技術、材料、生産設備を使用し、純正部品を当時物から“現代化”することで、新たな付加価値を与え、まとまったロットを継続生産することが可能になった。愛好家が最も重視する点であり、トヨタとサプライヤーがタッグを組み、ひとりひとりのニーズに寄り添った結果、少量部品における、新たなビジネスモデルが確立した。
GRヘリテージパーツは愛車に一生乗り続けたい愛好家と共にある
GRヘリテージパーツプロジェクトがスタートして6年。トヨタが純正部品の復刻を始めたという一報は大きな反響を呼び、愛好家に好意をもって受け止められている。
「この子だけはフルレストアして次の世代に渡すところまで私が維持します。ヘリテージパーツが供給されることはとても大切。次の世代も乗れないし、私たちも乗れなくなってしまう。ありがたいです」(BJ42Vランドクルーザーオーナー森恵子さん)。
「ボロボロになってきているのでピカピカな状態にしたいと思っていますし、これからもずっと付き合っていくんですけど、自分の子供が乗りたいと言ってくれるんだったら、その時は子供にゆずってあげようかな」(AE86オーナー布村秀夫さん)。
「走りに特化した70スープラなので乗ったら最後、欲しくなって。今から30年前、5年落ちで買いました。新車じゃないのが悔しい! 私にとってGRヘリテージパーツは手が届かなかった物を作ってくれる救世主的な物」(A70スープラオーナー谷口功さん)。
自分の愛車を一生愛し続ける。言葉にするのは簡単だが、実現させるのは並大抵なことではない。GAZOO Racingはそんなクルマ好きを笑顔にするため、GRヘリテージパーツプロジェクトを継続していく。オーナー様のご要望をお伺いしながら共に歩んでいきたい。