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Message from Morizo

モリゾウの悔しさから生まれた
フラッグシップ

30年前、成瀬さんと二人だけだったクルマづくり…
少しずつ仲間が増え、やっとLFAができた時、
成瀬さんは見たこともない笑顔で
「前だけを見てニュルを走れたのは初めてだ」と
話してくれました。
抜かれることしかなかった我々が
やっと追い抜くクルマを作れた…。
本当に嬉しかったんだと思います。

しかし悔しさが全て消えた訳ではありません。
量産とはいえLFAは限定生産…。
レースに勝ってもそれはクラス優勝…
前を走るクルマは、まだまだ沢山いました。
「あなたたちにこんなクルマづくりできないだろ?」
あの悔しい声は今も耳に残っています。
この悔しさは間違いなく、
今も私の原動力になっています。

15年前、私はある日突然、
マスタードライバーを引き継ぐことになりました。
成瀬さんが私に残してくれた
クルマづくりの秘伝のタレは、

あの悔しさだったんだと思います。
もうひとつ残してくれたのは、
その悔しさを共有できる数人の仲間たちでした。

私たちは、その悔しさを原動力に
もっといいクルマづくりを、
ひたすら続けてきました。
GRヤリス、GRスープラ、GR86、
GRカローラ水素エンジン、
スーパー耐久、ニュルブルクリンク…。
そしてこのクルマたち…。

今のトヨタには、私と同じ思いで
クルマを作ってくれる仲間が
こんなにも沢山いるんです!
この仲間たちに、私はクルマづくりを
託していきたい。

仲間たちとクルマづくりをしながら、
秘伝のタレを未来に残していきたい。
モリゾウと仲間たちのもっといいクルマづくりは、
過去から現在、そして未来に繋がっていきます!
皆さま、どうかご期待ください!

ワールドプレミア

Concept

公道を走るレーシングカー、GR GT。 ドライバーファーストを追求し、 GRのクルマづくりを
体現したフラッグシップ

TOYOTA 2000GT、Lexus LFA、そしてGR GT。
トヨタの式年遷宮として誕生するこのクルマは、
圧倒的な存在でなければならない。

クルマ屋が残すべき技能を次の世代へ継承する。
Lexus LFA開発に携わったベテランから、次世代のエンジニアへ。
クルマづくりの基本となる技を守り、新技術を採り入れる。
このクルマはそうした挑戦の結晶だ。

マスタードライバーのモリゾウ、
プロドライバーの、片岡龍也選手、石浦宏明選手、蒲生尚弥選手、
ジェントルマンドライバーの豊田大輔選手。
卓越した一台へと育て上げる彼らの厳しい要求に耳を傾け、
エンジニアがその意図を正しく理解し、形にする。
ドライバーとエンジニアが一丸となった「ドライバーファースト」の追求が、
レーシングカーに匹敵するロードカーを生み出した。

Features

他を凌駕するパフォーマンスを、
意のままに。
走りと一体感を磨いた3箇条。

スポーツカーそしてレーシングカーとして、高い運動性能の実現はもちろん、ドライバーとクルマが一体となり、クルマと対話し続けることができる“ドライバー・ファースト” であることが欠かせない。それらを実現するための3箇条を、それぞれ紹介する。
Point 01

低重心パッケージ

A low-center-of-gravity package
限界領域までの扱いやすさを突き詰め、FR(フロントエンジン・リアドライブ)の採用が 絶対的な条件であった。徹底した低重心化を目指し、ユニット類の最適配置によりクルマの重心をドライバーと同等の位置にまで下げることに成功した。

低重心パッケージ

A low-center-of-gravity package
限界領域までの扱いやすさを突き詰め、FR(フロントエンジン・リアドライブ)の採用が 絶対的な条件であった。徹底した低重心化を目指し、ユニット類の最適配置によりクルマの重心をドライバーと同等の位置にまで下げることに成功した。
徹底した低重心化でドライバーとクルマの重心をほぼ同じ位置に
650ps以上、850Nm以上を発揮する新開発4L
V8ツインターボエンジン+1モーターのハイブリッドシステム
開発目標値
新開発8速ATとモーターを一体化しリヤに搭載したトランスアクスル
ユニット類の最適配置で低重心化を実現
こだわりのエンジンサウンド
※再生ボタンを押すと音声が流れます。周囲の環境にご注意ください。
Point 02

軽量・高剛性の
オールアルミニウム骨格

Lightweight, highly-rigid aluminum structure
トヨタ初のオールアルミニウム骨格を新開発。さらに、フード、ルーフといった、重要部位にはカーボンを配置し、秀でた運動性能を実現するボディへと仕立てている。

軽量・高剛性の
オールアルミニウム骨格

Lightweight, highly-rigid aluminum structure
トヨタ初のオールアルミニウム骨格を新開発。さらに、フード、ルーフといった、重要部位にはカーボンを配置し、秀でた運動性能を実現するボディへと仕立てている。
トヨタ初のオールアルミニウム骨格
様々な素材のパネルを適材適所に配置
Point 03

逆転の手法によって作りこんだ
空力追求デザイン

Aerodynamics shaped through a reverse-design approach.
空力・冷却性能を追求する。通常はエクステリアデザインを決めてから空力を考慮するが、このクルマではそのプロセスから見直している。320km/h以上の最高速度を誇るGR GTにおいて、空力性能は最重要課題のひとつだからである。空力性能の理想像を定めて、エクステリアをデザインする逆転の開発を敢行した。

逆転の手法によって作りこんだ
空力追求デザイン

Aerodynamics shaped through a reverse-design approach.
空力・冷却性能を追求する。通常はエクステリアデザインを決めてから空力を考慮するが、このクルマではそのプロセスから見直している。320km/h以上の最高速度を誇るGR GTにおいて、空力性能は最重要課題のひとつだからである。空力性能の理想像を定めて、エクステリアをデザインする逆転の開発を敢行した。
空力性能の追求
冷却性能の追求

GR GT3 & Lexus LFA Concept

トヨタの式年遷宮として、残すべき技能を次の世代に受け継いでゆく。
マスタードライバーであるモリゾウの強い想いの下に誕生したGR GT。
GR GTと同じ思想の下、つくられる2台のクルマを紹介。

GR GT3

ドライバーファーストを追求したFIA GT3規格の新しいレーシングカー

Lexus LFA
Concept

お客様の想像を超えるBEVスポーツカーの実現を目指して

”THE OVERTAKE”

トヨタの式年遷宮

GR GT、GR GT3、Lexus LFA Conceptの3台は、「トヨタの式年遷宮」として、クルマ屋が残していくべき技能を、次の世代に受け継いでいかなければならないという、マスタードライバーであるモリゾウこと代表取締役会長豊田章男の想いの下に生み出された。

式年遷宮とは日本の神社で行われる伝統行事で、一定の年数ごとに神社の社殿を新しく建て替え、神様を新しい社殿に遷す儀式である。
有名な例として伊勢神宮では、約20年ごとに社殿を新しくすることで、建物の維持や技術の継承を行っているという。

今回発表した3台は、トヨタ自動車にとってTOYOTA 2000GT、Lexus LFAに続くフラッグシップスポーツカーの位置付けである。
スポーツカーづくりを通じてクルマづくりの基本となる技を守り、新技術を採り入れることで次世代に受け継いでいくという「トヨタの式年遷宮」を体現している。

THE OVERTAKE
-Behind the Scenes-
Play Movie

History

1967
TOYOTA 2000GT

社内デザインによる、極めて低い車高のクーペボデーの下にはX形バックボーンフレームを備え、直列6気筒DOHC 2000ccエンジン、ダブルウィッシュボーン/コイルの4輪独立懸架、4輪ディスクブレーキ、4輪マグネシウム合金製ホイールなどは、日本の量産車としては初めて

採用するものばかりだった。性能は、最高速度220km/h、0-400m加速15.9秒、0-100km/h加速8.6秒と世界トップクラスを誇った。発売までの間に、速度記録挑戦(3つの世界記録と13の国際新記録を樹立)や、日本国内だけでなくアメリカのレースにも挑戦して好成績を上げた。

2010
Lexus LFA

CFRP (炭素繊維強化樹脂)製モノコックシャシーに、ヤマハ発動機(株)と共同開発したV型10気筒4.8リッターエンジン(LR-GUE)を搭載する。このエンジンは市販車として国内最強(2011年4月時点)の412kW(560PS)/
8700rpm・470Nm(48.9kgm)/6800rpmを発揮。そのパワーは、2ペダルコントロールの6

段ASG(Automated Sequential Gearbox)を経て、ディファレンシャルと一体化されたギヤボックス(トランスアクスル)を介して後輪を駆動する。最適の前後重量配分を得るために、エンジンのフロントミドシップ搭載、トランスアクスル方式の採用に加え、ラジエーターを後輪の後方左右に配置している。

スペシャルエディションは419kW (570PS)。
2025
GR GT

TOYOTA GAZOO Racingのフラッグシップスポーツカーとして、公道を走るレーシングカーをコンセプトに開発。スポーツカーとして、レーシングカーとして何より重要なのは運動性能の高さ、つまりはクルマとしての戦闘力の高さ、そしてクルマとの一体感を得られ、どこまでもクルマと対話しつづけることができるドライバーファーストの性能である。

GR GTが搭載する新開発の4L V8ツインターボと1モーターのハイブリッドシステムの最高出力は650ps以上、最大トルクは850Nm以上(開発目標値)であり、そうした圧倒的なパフォーマンスはもとより、低重心、軽量・高剛性骨格、空力最適化の3つのキー要素にこだわっている。