Vol.48 全開で駆け抜けた4日間 勝田貴元

2024.01.24

INSIDE GR 戦いの裏側にある、熱を、ドラマをあなたに。

世界ラリー選手権WRCに参戦する日本人ドライバー勝田貴元。
最終戦となるのは、母国凱旋となるラリージャパン。
逆境をはねのけ、全開で駆け抜けた魂の走り。
母国での頂点を目指し戦った、4日間の激闘に迫る。

勝田は2023シーズン、

ラリーフィンランドで3位表彰台。

最終戦となるここ日本で自身最高順位を狙っていた。

「22」のSS(スペシャルステージ)

が設けられたラリージャパン。

どのステージも難易度は高く、

世界のトップドライバーでも苦戦が予想された。

トヨタスタジアムに作られた

コースから始まったラリージャパン。

ここから限界と戦った勝田の

濃密な4日間が始まる。

2日目。降りしきる雨がドライバーに襲いかかる。

チャンピオンのロバンペラでさえ

濡れた路面に手を焼いた。

そして、勝田のマシンはコントロールを失い、

スライドして木に突っ込んだ。

これにより勝田のマシンは大きなダメージを負った。

目の前に立ちはだかる大きな壁。

勝田はどう乗り越えるのか。

自分の限界と戦いながら、

魂の走りを見せ続けた4日間の激闘とは…

勝田選手が参戦するレース

WRC
40年以上の歴史を誇るラリーの最高峰 世界中のあらゆる道が戦いの舞台となる
FIA 世界ラリー選手権(FIA World Rally Championship=WRC)は1973年に創設された。世界各地で開催されていたラリーの中から選ばれた13のイベントがシリーズ化され、世界選手権のタイトルがかけられたのがその始まりである。以降、WRCは40年以上にわたりスプリントラリーの最高峰として君臨。ラリーが盛んな欧州や南米では、F1に勝るとも劣らない人気を誇っている。
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