Vol.69 決断の裏に | 石浦宏明×大嶋和也
2026.01.08
INSIDE GR 戦いの裏側にある、熱を、ドラマをあなたに。
2025年11月。 ふたりのドライバーが、自らのキャリアにおける大きな節目を迎えた。
GT500の活動を終了する石浦宏明。スーパーフォーミュラを卒業する大嶋和也。
23年間、同期として共にレースの世界を歩んできた。
日本屈指のドライバーとして活躍し、モータスポーツシーンを牽引してきたふたり。
幾多の栄光の裏にある葛藤や悔しさ、過酷な試練をいくつも乗り越えて、高みを目指し続けた。
レースドライバーとしてひとつの区切りをつけた、彼らの最後の戦いを追った。
7月、その知らせは突然届いた。
家族にも相談せずに
自らの引き際を決めた石浦。
その考えに至ったのは、
他のドライバーとは違う
レース人生を歩んできたからだ。
年齢の壁と戦いながら、
キャリアを積み上げてきた石浦。
転機となったレースがある。
GT500ラストシーズンと決めて挑んだ
今シーズン。
唯一取れていない
GT500のタイトルを獲得するため、
石浦は戦った。
16歳でTOYOTAの門を叩いた
大島のキャリアは、順風満帆だった。
F3でチャンピオンを獲得。
トップフォーミュラに昇格したのは、
わずか21歳。
名門TOM’Sから参戦した。
2020年にチームを立ち上げた
ルーキーレーシング。
大島は6年間、先頭に立って引っ張ってきた。
チーム発足当初は戦えるマシンでは
なかったのにも関わらず、
レースを積み重ねてきた結果、
競争力のあるチームへと成長していった。
23年、共にレースの世界を歩んできた
石浦と大島。
2025年、SUPER GTと
SUPER FORMULA、
それぞれの区切りをつけた。
そして、二人の時間は、
まだまだ続いていく・・・。
欧州からも高みを目指してドライバーが集う