2016年プレスリリース
全日本ラリー選手権 第5戦 洞爺 レポート
厳しいサバイバル戦となった雨のグラベルラリー
積み重ねた信頼性で完走、JN5クラス2位入賞
2016.07.04(月)- 21:00配信
2016年シーズンの全日本ラリー選手権第5戦「ARKラリー洞爺 Supported by Sammy」が、7月1日~3日に開催され、TOYOTA GAZOO RacingチームのTGR Vitz GRMN Turbo(大倉聡/豊田耕司組)が、JN5クラス2位、総合19位で完走を果たした。
第4戦福島に続くグラベル(未舗装路)ラリーとなる洞爺には、福島同様にグラベル向けのセットアップが施された1号車を投入。現在、選手権ランキングでは大倉選手が僅差の2位につけており、この戦いがシーズン後半戦に向けて重要な一戦となる。
金曜日に行われた特設会場でのSS1(スペシャルステージ1・タイムアタック区間でありタイムが計測されるコース)に続き、2日の土曜日から本格的なラリーがスタート。午前中に小康状態だった雨は午後になると激しさを増し、水が溜まり滑りやすくなった路面に多くのドライバーがコースオフやマシントラブルなどでストップしてしまう。そんななか「攻め過ぎないように自分のペースを守りました」と大倉選手が語るとおり、堅実なドライビングでクラス2位をキープする。
ラリー2日目は雨こそ止んだものの、場所によっては乾いた路面と湿った路面が切り替わる非常に難しいコンディションとなった。今回全日本ラリー初参戦のヘイキ・コバライネン選手と熾烈な2位争いを繰り広げた大倉選手は、前日の雨で増水した川渡りの後にエンジンがストップするトラブルに見舞われながらも冷静に対処。最後に2位表彰台を獲得した。
SS12ではJN5クラスベストタイムを記録するなど安定したスピードを見せた大倉選手は、「最後まで競った展開になりましたね。グラベルでの走らせ方がだいぶ分ってきたこともあって、プッシュすることができました。チームが1年間開発を重ねてきたTGR Vitz GRMN Turboは本当に信頼性の高いマシンです。メカニックがしっかりと整備してくれたこともあり、ドライバーも安心してステージを走ることができました。今回は何度もマシンの頑丈さに助けられました」と、フィニッシュ後に語っている。
チーフメカニックを務める豊岡悟志は、「終盤はコバライネン選手と競った展開になり、最後は緊張感がありました。我々の強みは信頼性にあります。まずは完走を目標にして、堅実に走ったのが良かったですね」と、表彰台獲得に笑顔をのぞかせた。
次戦予告
8月25日~28日に開催される第6戦「モントレー2016 in 嬬恋」は、真夏の高原を舞台に行われる、全日本ラリー随一のハイスピード舗装ラリー。ギャラリーステージは林道に加えて、サービスパークからアクセスの良い場所にも設定されます。TOYOTA GAZOO RacingブースにはヤリスWRCを展示し、GAZOO Lady2名も登場予定です。