2016年プレスリリース

全日本ラリー選手権 第7戦 北海道 レポート
国内最長距離を誇る手強いグラベル(未舗装路)ラリーを走り切り
JN5クラス2位表彰台、総合5位を獲得

2016.09.27(火)- 23:20配信

全日本ラリー選手権 第7戦 北海道 レポート 国内最長距離を誇る手強いグラベル(未舗装路)ラリーを走り切りJN5クラス2位表彰台、総合5位を獲得

 2016年シーズンの全日本ラリー選手権第7戦「ラリー北海道」が、9月23日~25日に開催され、TOYOTA GAZOO RacingチームのTGR Vitz GRMN Turbo(大倉聡/豊田耕司組)が、JN5クラス2位、総合成績では今シーズン最上位となる5位で完走を果たした。
 シーズンの天王山ともいえる本戦は、アジア・パシフィックラリー選手権(APRC第4戦)と併催される国内最大規模のラリー。SS(スペシャルステージ・タイムアタック区間でありタイムが計測されるコース)の総走行距離は、150kmを超える。距離や路面状況により加算されるポイント係数は2でポイントは通常の倍となり、優勝者には40点が加算される。そのため、シリーズランキングを争う上で、最も重要なラウンドと言えるだろう。

 23日(金)に行われた短い観戦コースに続き、翌24日(土)から本格的なラリーがスタート。レッキ(コース試走)後に激しい降雨があったことから、コースは乾いた路面に湿った箇所が入り混じる、難しい路面状況となった。滑りやすい路面に苦しみ、コースアウトやマシントラブルで戦列を離れるライバルが続出する一方、大倉選手は正確なドライビングを披露。ラリー初日は、クラス2番手につける。「道は思ったほどは荒れていませんでした。まだ明日も長い距離が残っていますし、何があるか分りません。最終日も集中して走りたいと思います」と、冷静にコメントした。

  • 前日の降雨により難しい路面状況となった今年のラリー北海道。ちょっとしたミスで完走を逃してしまう可能性をはらむ。
    前日の降雨により難しい路面状況となった今年のラリー北海道。ちょっとしたミスで完走を逃してしまう可能性をはらむ。
  • セレモニアルフィニッシュではTOYOTA GAZOO Racingのメンバーも一緒にポディウム(表彰台)へ。チームワークが総合5位完走という結果につながった。
    セレモニアルフィニッシュではTOYOTA GAZOO Racingのメンバーも一緒にポディウム(表彰台)へ。チームワークが総合5位完走という結果につながった。

 翌25日(日)、ステージは前日より乾いているものの、併催されるアジア・パシフィックラリー選手権参戦車両や上位クラスの走行によって、路面には深い轍が刻まれていた。マシン下部にダメージを与えないためにも、慎重なドライビングが求められる展開となった。大倉選手はミスのないドライビングでコースを攻め、無事に長い戦いを走り切りクラス2位を獲得した。「走行距離が長くて手強いラリーでしたが、コースを思いっきり走れたので楽しかったです。非常に難易度の高いラウンドでしたが、チームがきちんと対応してくれたおかげで、最後まで攻め切ることができました」と、充実の表情を見せる。

 チーフメカニックを務める豊岡悟志は、「我々にとって2度目の挑戦となるラリー北海道は、非常に難しいラリーでした。Vitz GRMN Turboも少しずつ改良を加えて、スピードアップしてきています。そして、大倉選手の力も大きいと思います。どんな展開になっても絶対にフィニッシュしてくれるので、信頼しています」と、笑顔で語った。

次戦予告

10月14日~16日に開催される第8戦「M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2016 Supported by Sammy」は、今年で44年目と全日本ラリー選手権で最も古い歴史を持つ伝統の一戦。岐阜県高山市郊外の道の駅・モンデウス飛騨位山を拠点に、約90kmのSSを走行するターマック(舗装)ラリーです。TOYOTA GAZOO Racingブースでは車両の展示を行う他、GAZOO Lady 2名も登場予定しラリーを盛り上げます。