2017年プレスリリース
全日本ラリー選手権第2戦 ツール・ド・九州2017 in 唐津
今季初参戦で2位表彰台を獲得
5度のベストタイムを獲得しCVTの可能性を示す
2017.04.10(月)-17:00配信
4月8日(土)〜9日(日)、2017年全日本ラリー選手権(JRC)第2戦「ツール・ド・九州2017 in 唐津 Supported by Sammy」が、佐賀県唐津市を中心としたエリアで行われ、TOYOTA GAZOO Racingの大倉聡/豊田耕司組(TGR Vitz CVT)が、JN3クラス2位で完走を果たした。
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TGR Vitz CVT
モータースポーツの厳しい環境の下で「人を鍛え、クルマを鍛える」ことを目的として、2015年より全日本ラリー選手権への参戦をスタートしたTOYOTA GAZOO Racing。2016年はJN5クラスにTGR Vitz GRMN Turboで参戦し、年間ランキング2位を獲得した。そして、2017年シーズンは車両を一新。TGR Vitz CVTで、JN3クラスに挑戦する。今回、スポーツ制御CVT(無段変速機)で参戦する目的は、モータースポーツにおけるCVTの可能性を追求し、参戦して得たものを一般車両の開発にフィードバックすること。車両整備は、モータースポーツの場で人材を育成する「凄腕技能養成部」の社員メカニックが行う。
2016年に続き、TOYOTA GAZOO Racingでドライバーを務める大倉は、ウエットコンディションとなった初日に4度のベストタイムを記録する好走を見せ、クラス2番手につける。前日から一転、快晴となった2日目もベストタイムを含む安定したペースで走行し、大きなトラブルもなく2位表彰台を獲得。チームにとって今シーズン初となる全日本ラリー参戦で、スポーツ制御CVTのポテンシャルを見せた。
■豊岡悟志(チーム監督)
「今回のラリーに関しては、まず完走できたことがなによりの収穫です。しかも、2位表彰台です。今シーズンのために作った新車でしたが、様々なデータを得ることができました。現場で立ち会ったエンジニアとともに、開発の現場にしっかりフィードバックしたいですね。全日本ラリー選手権に参戦して3年目のシーズンとなりますが、チームが能動的に動けるようになったと実感しています。今回の結果を受け、さらにモチベーションが上がってくるはずです」
■宮本昌司(チーフメカニック)
「2月末の段階ではまだ色々な課題があり、それを乗り越えないと完走も厳しいと思っていました。ひとつひとつ地道に問題を解決してきましたが、実際に参戦するまでは、その対策が十分なのかどうか、分からない状態でした。ですから、この厳しいラリーを走り切ったことは、本当に大きなステップだと思います。ただ、次の久万高原ラリーはまったく条件の異なるイベントですし、気温も上がってくるでしょう。この後、持ち帰ったデータをしっかりと分析する必要があると思っています」
■松井康成(CVT担当エンジニア)
「無事にフィニッシュでき、まずは良かったです。大きなトラブルもありませんでした。CVTでは誰でも気持ち良く速く走ることができる点をアピールしたかったので、同じような感想がドライバーから返ってきたのもうれしかったですね。CVTの制御に関しては、まだドライバーの希望どおりに動いていない面があるなど、新たな発見もたくさんあります。持ち帰ったデータをしっかり解析し、改善を図っていきたいと思います。」
■大倉聡(ドライバー)
「2位で完走できてうれしいです。ベストタイムも獲得できましたし、何よりもしっかりラリーを走り切ったことで、貴重なデータを持ち帰ることができました。CVTのメリットは、やはりステアリング操作に集中できることです。一方でドライバーの意図しないタイミングで変速してしまうことなど、今後の課題も見えてきました。今回の結果をふまえて、次戦の久万高原ラリーも頑張ります」
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サービスで車両を点検する凄腕技能養成部メカニック
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左:大倉聡(ドライバー)、右:豊田耕司(コ・ドライバー)
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■ツール・ド・九州2017 in 唐津 JN3クラス最終結果
1. 天野 智之/井上 裕紀子(トヨタ・ヴィッツRS)
1:03:31.4
2. 大倉 聡/豊田 耕司(トヨタ・ヴィッツCVT)
+1:08.9
3. 加藤 英祐/塩田 卓史(トヨタ・ヴィッツRS)
+3:02.6