2017年プレスリリース

全日本ラリー選手権第5戦 モントレー2017 in 嬬恋
序盤からエンジントラブルが発生
我慢の走りで完走を果たす

2017.06.13(火)-10:00配信

6月10日(土)〜11日(日)、2017年シーズン全日本ラリー選手権(JRC)第5戦「モントレー2017 in 嬬恋」が、群馬県吾妻郡嬬恋村で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racingの大倉聡/豊田耕司組(TGR Vitz CVT)は、JN3クラス4位で完走を果たした。

TGR Vitz CVT
TGR Vitz CVT

モータースポーツの厳しい環境の下で「人を鍛え、クルマを鍛える」ことを目的として、2017年はJN3クラスにTGR Vitz CVTで参戦するTOYOTA GAZOO Racing。第4戦若狭では駆動系のトラブルによりラリー続行を断念することとなったが、3週間の短いインターバルの間にも、チームはトラブルの原因究明とクルマの改良に努め、第5戦モントレーへと挑んだ。

「今後の車両開発に向けたデータを取得するためにも、しっかり完走を目指して走ります」と、ラリー前に語っていた大倉だったが、スタート早々にエンジンのパワーダウンに見舞われてしまう。チームはCVTの制御ソフトを変更するなどの対策を施し、大倉はクラス5番手で初日を終えた。ラリー2日目、大倉は依然としてエンジンのパワー不足に悩まされながらも、集中力を切らさずミスのない走行を続け、前日からひとつ順位を上げた4位でフィニッシュした。

■宮本昌司(チーフメカニック)

「厳しいラリーとなりました。それでもドライバーの大倉選手が高いモチベーションで最後まで頑張ってクルマを持ち帰ってくれました。今回、CVT担当エンジニアが臨機応変に制御面でカバーしてくれた点は大きかったです。この完走はチーム力で達成できたと思っています」

■夏賀悠二(CVT担当エンジニア)

「全体としては不本意なラリーとなりましたが、前回の若狭の結果を基に織り込んだ改良が、完走に繋がっていると思います。また、レース中の状況を見て柔軟に対応し、チームに貢献することができました。現場で時間のないなか、様々な作業を行なったことは、エンジニアとして大きな経験になりました。貴重なフィードバックも得られたので、しっかりと開発チームに持ち帰りたいと思っています」

■大倉聡(ドライバー)

「今回発生したエンジントラブルに関しては、何が原因なのか、これからしっかりと調べる必要があると思います。我慢のラリーでしたが、まずは完走出来て良かったです。次戦の洞爺はCVTにとって初めて走るグラベルラリーですが、テスト時のデータ解析も進んでいますし、良い結果が出せる様チーム一丸となって頑張ります」

  • トラブルの原因を探る凄腕技能養成部メカニックたち
    トラブルの原因を探る凄腕技能養成部メカニックたち
  • 左:豊田耕司(コ・ドライバー)、右:大倉聡(ドライバー)
    左:豊田耕司(コ・ドライバー)、右:大倉聡(ドライバー)

■モントレー2017 in 嬬恋 JN3クラス最終結果

  1. 1. 天野 智之/井上 裕紀子(トヨタ・ヴィッツRS)

    54:29.5

  2. 2. 内藤 学武/小藤 桂一(マツダ・デミオ)

    +39.4

  3. 3. 渡部 哲成/松浦 俊朗(マツダ・デミオ)

    +1:42.5

  4. 4. 大倉 聡/豊田 耕司(トヨタ・ヴィッツCVT)

    +2:07.8

■次回の情報

次戦は、7月1日(土)~2日(日)、北海道洞爺湖町にて開催される全日本ラリー選手権(JRC)第6戦ARKラリー洞爺に出場予定です。