シーズン最終戦の熱い走りと
多数のイベントで年々盛り上がる新城ラリー

　新城ラリーは奥三河のワインディングロードを走るターマック（未舗装路）ラリー。例年、タイトルをかけた激しいバトルが繰り広げられるのだが、ここまでのラリーで多くのクラスで年間チャンピオンが決まっている。まだチャンピオンが決まっていないJN6クラスでは、勝田範彦／石田裕一組を新井敏弘／田中直哉組が追う展開。勝田／石田組が有利な状況ではあるが、前戦の最終SSで大逆転優勝を果たした新井／田中組にも勢いがあり、波乱が起きるのか、注目される。

　また、JN2クラスは開幕戦勝者の猪股寿洋選手に対して、2016JN2クラス年間チャンピオンの明治慎太郎選手が迫る。猪股選手は勝つと全日本ラリーの初の年間チャンピオン獲得となり、こちらも見逃せない戦いになりそうだ。今大会のスペシャルステージは全部で14、総距離は87.4kmを予定している。

　観戦コースはメイン会場とサテライト会場の2カ所で設定され、４日(土)・5日(日)の両日、両会場で各2回の走行を観戦できる。

　メイン会場は県営新城総合公園となるが、駐車場がないため、来場方法は指定の周辺駐車場からのシャトルバスのみとなるのでご注意を。

　サテライト会場は鬼久保ふれあい広場となるが、こちらの駐車場の利用は当日券の販売はなく前売り券のみ(チケットぴあにて販売)となる。観戦を予定されている方は早めにチェックしてほしい。

　メイン会場ではTOYOTA GAZOO Racing PARKを開催。各種コンテンツでラリー観戦を盛り上げる。また、飲食の出展も予定されているので秋の一日ゆっくり家族、友人とラリー観戦を楽しめる

　また、11月3日(金・祝)に行われるセレモニアルスタートも観戦が可能となる。場所はJR飯田線・新城駅から徒歩で約10分のところにある新城地域文化広場・はなのき広場で、16:00スタートを予定している。駐車場に限りがあるので、公共交通機関のご利用や徒歩での来場などを心がけたい。