2019 Rd.5 Montre

全日本ラリー 第5戦 Montre

    全日本ラリー 2019年 第5戦 Montre 大会情報

    2019シーズン、MONTREの路面は
    2年連続で未舗装路(グラベル)での開催

    今シーズン第5戦、「MONTRE(モントレー)2019」が6月6日(木)〜9日(日)に群馬県嬬恋村を拠点に開催される。2018年からスペシャルステージ(SS・タイムアタック区間であり、タイムが計測されるコース)の約7割が未舗装路(グラベル)のラリーとなる大きな変更を受けた今大会は、今年も昨年同様に群馬県嬬恋村と、長野県(長野市、須坂市、上田市)の両県に渡り、戦いが繰り広げられる。また、今年はFIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC) ASIA RALLY CUPが併催となるほか、日本スーパーラリーシリーズ(JSR)やJAF東日本ラリー選手権が併催となり、さらなるスケールアップが期待される。ラリーの拠点となるサービスパークはパルコールつま恋リゾートに置かれ、昨年好評だったスポーツランド信州のほか、峰の原、パルコールつま恋、大前須坂など、4カ所計9本のSSに観戦エリアが設定される。大会期間中に関東地方は梅雨入りすることが予想されるため、レインウエアは必携。朝夕と昼間の気温差も大きいので、観戦には万全の準備が必要だ。

    首都圏より近く、未舗装路(グラベル)での迫力のある観戦ステージも用意される。
    首都圏より近く、未舗装路(グラベル)での迫力のある観戦ステージも用意される。
    タイヤマネージメントが勝負の分かれ目に!?

    2014年から「MONTRE」の名称で嬬恋村を拠点に全日本ラリー選手権として開催されるようになった当大会。18年からは路面がターマックからグラベルに変更され、さらに近隣の長野県須坂市でもSSが行われるようになった。今シーズン、SSは2日間で合計18本が用意され、SSの走行距離は合計で109.23㎞。グラベルでの戦いではあるが、SSの約30%にターマック路面も走行するルートが設定されている。特にラリー1日目に行われ、2日間を通して最長の11.28㎞を走行するSS5とSS8の「MINENOHARA」では、すべての行程がターマック路面となる。加えてこの時期の嬬恋村周辺は降雨になることが多く、刻々と路面が変化することが予想される。グラベルタイヤでの舗装路の走行や雨による路面状態の変化など、クルーはタイヤマネージメントの対応力が問われることになりそうだ。

    「クルマを鍛え、人を鍛える」をスローガンに全日本ラリー選手権に参戦するTOYOTA GAZOO Racing。2019年シーズンをJN2クラスで戦うTGR Vitz GRMN Rallyは、前戦の久万高原ラリーで優勝を獲得、今シーズン4連勝となった。豊岡悟志チーム監督は「ドライバーを務める眞貝知志選手が舗装路(ターマック)を得意としていることもあり、速さをみせてくれました。また、足まわりのセッティングに関する貴重なフィードバックをチームにもたらしてくれています。次戦(MONTRE 2019)から未舗装路(グラベル)がしばらく続きますが、しっかり準備して、学びを続けていきます」と総括した。
    その豊岡監督が語るように、第5戦から第8戦RALLY HOKKAIDO(9月20日〜22日開催)までグラベルでの戦いとなる。昨年のMONTREは、厳しいグラベルの路面に苦戦しつつも、競技1日目に一時クラストップに立つなど堅調な走りで3位表彰台を獲得した。MONTREでは梅雨の時期に開催されるがゆえに、天候が勝敗の行方に大きく影響を与える可能性がある大会。またグラベルを得意とするライバルたちの参戦も予想されるが、準備をしっかり行い、大会に備える。

    昨年のMontreは2001年以来17年ぶりにグラベルラリーとして開催。TGR Vitz GRMN Rallyは3位入賞を果たした。
    昨年のMontreは2001年以来17年ぶりにグラベルラリーとして開催。TGR Vitz GRMN Rallyは3位入賞を果たした。

    大会基本情報

    開催地:
    群馬県吾妻郡嬬恋村周辺および長野県長野市、上田市、須坂市周辺
    日程:
    6月6日(木)~9日(日)
    サービスパーク:
    パルコールつま恋リゾート(群馬県吾妻郡嬬恋村千俣バラギ高原)
    路面:
    グラベル
    SS:
    19(SSトータル距離:109.23km)
    総走行距離:
    483.69km

    ※最新情報は 大会公式サイト をご覧ください。

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    ※2019年5月24日時点の情報です。 最新情報は 大会公式サイト をご覧ください。

    モータースポーツ発祥の地・嬬恋村
    ルーツは1955年のオートバイレースにあり

    日本において初と言えるモータースポーツのビッグイベント「第一回 全日本耐久オートバイレース」が嬬恋村の公道を利用して行われたのが1955年のこと。57年には第二回大会が浅間山麓の浅間高原自動車テストコースを舞台に開催、59年まで浅間火山レースの愛称で2輪のレースが開催された。この歴史を踏まえ、嬬恋村は日本における「モータースポーツ発祥の地」として知られるようになった。
    ちなみに浅間高原自動車テストコースは78年に閉鎖となったが、嬬恋村が所有する一部コースは「浅間サーキット」として残り、現在もラリーやモトクロス、ダートトライアルなどの走行イベントなどが行われている。
    また、2014年と15年には全日本ラリー選手権・モントレーのコースとしても使用されていた。

    1983年まで「秋のやまびこラリー」の名称で、群馬県内で開催されていた全日本ラリー選手権は、県内のラリーチームが協力して開催することで84年より「モントレー」と名称が改められた。当時は赤城山、榛名山、妙義山の「上毛三山」を舞台とし、数々の名勝負が繰り広げられ、数多くの名選手を輩出してきている。
    “ラリーの聖地”と呼ばれる群馬県で開催される「モントレー」は、全国各地から腕自慢が集まるラリーとして、ファンの間にも広く知られるようになった。2004から11年までは開催が休止されていたが、12年に群馬県渋川市をホストタウンに全日本ラリー選手権が開催。「モントレー2012 in 渋川」の名称で、当時10年ぶりにモントレーの名称が復活した。2014年からは日本におけるモータースポーツ発祥の地・嬬恋村に開催地が移動。
    18年には路面がターマックからグラベルに変更、そして本年からはFIA APRC ASIA RALLY CUPが併催されるなど、年々進化してギャラリーを楽しませるイベントとして、多くのファンを魅了し続けている。

    観戦駐車場およびサービスパーク
    パルコールつま恋リゾート(群馬県吾妻郡嬬恋村千俣バラギ高原)
      • ○セレモニアルスタート/サービスパーク/ラリーパーク/観戦ステージ/セレモニアルフィニッシュ
        パルコールつま恋リゾート
        群馬県吾妻郡嬬恋村 干俣バラギ高原
      • ○観戦/入場費用
        観戦/入場無料※要駐車料金
      • ○駐車料金
        6/8(土)9(日)ともに1DAY観戦駐車場利用料1台3,000円
        • ※公式プログラム付
        • ※自動二輪車も同様
      • ○駐車場
        場外(バラギ高原駐車場)日帰りギャラリー第1~3駐車場よりパルコールつま恋へ無料シャトルバス運行
        • ※ゲートオープンは6/8(土)9(日)ともに7:00~
        • ※ゲートオープン前のご来場は近隣宿泊施設のご迷惑となります。ご遠慮ください。
        • ※駐車場へは車の速度を抑え静かにご来場ください。
        • ※無料シャトルバス運行時間
          6/8(土)8:00~19:00
          6/9(日)8:00~18:00
      • ○セレモニアルスタート
        6/7(金)17:30~
      • ○観戦ステージ
        6/8(土) SSS1 8:10~/SSS10 17:40~
        6/9(日) SS14 11:30~
      • ○セレモニアルフィニッシュ
        6/9(日) 17:20~
      • ※時間は変更となる場合がございます。
      • ※モータースポーツ観戦は危険がともないます。
        必ずオフィシャルの指示に従い安全に注意し観戦してください。
      • ○大前須坂 観戦ステージ
        パルコールつま恋リゾート群馬県吾妻郡嬬恋村 干俣バラギ高原
        • ※パルコールつま恋リゾートより徒歩使用(400mもしくは900m)となります。
      • ○観戦/入場費用
        無料/入場無料※要駐車料金
      • ○駐車料金
        1DAY観戦駐車場利用料1台3,000円
        • ※パルコールつま恋リゾート共通
        • ※公式プログラム付
        • ※自動二輪車も同様
      • ○観戦ステージ
        6/9(日) SS13 10:00~11:00/SS17 15:30~16:30
        • ※時間は変更となる場合がございます。
        • ※モータースポーツ観戦は危険がともないます。
          必ずオフィシャルの指示に従い安全に注意し観戦してください。
      • ○峰の原 観戦ステージ
        峰の原高原スキー場
        長野県須坂市峰の原高原3153-50 地図 >>
      • ○観戦/入場費用
        無料/入場無料※要駐車料金
      • ○駐車料金
        普通車1台2,000円
        • ※長野県須坂青年の家駐車場を予定 地図 >>
        • ※競技車両走行時間は観戦車両の出入りはできません。
        • ※周辺道路への駐車は厳禁とさせていただきます。
      • ○観戦ステージ
        6/8(土) SS5 11:15~12:45 / SS8 15:15~16:45
      • ○スポーツランド信州 観戦ステージ
        スポーツランド信州
        長野県長野市松代町豊栄1005-1 地図 >>
      • ○観戦/入場費用
        大人 1名 3,000円/小学生 1名 1,000円
      • ○駐車料金
        普通車1台2,000円
        • ※競技車両走行時間は観戦車両の出入りはできません。
        • ※周辺道路への駐車は厳禁とさせていただきます。
      • ○観戦ステージ
        6/8(土) SS3 9:30~11:00 / SS6 14:00~15:30

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