2019 Rd.8 RALLY HOKKAIDO

全日本ラリー選手権 第8戦 RALLY HOKKAIDO

    全日本ラリー 2019年 第8戦 RALLY HOKKAIDO 大会情報

    今年で18回目の開催となる
    ラリー北海道
    十勝地方の秋の風物詩として定着

    前戦「横手ラリー2019」から約2カ月のインターバルを経て、全日本ラリー選手権第8戦「Rally Hokkaido(ラリー北海道)」は9月20日(金)〜22日(日)の3日間、北海道十勝地方を舞台に開催される。
    2002年に初開催され、今年で18回目を数えるこの大会、観戦の拠点になる北愛国サービスパーク(帯広市/北愛国交流広場)ではセレモニアル・スタートやセレモニアル・フィニッシュ、選手のサイン会などが行われるラリーショー、サービス作業などを無料で見られるほか、スペシャルステージ(SS・タイムアタック区間であり、タイムが計測されるコース)のひとつとなるSSS(スーパースペシャルステージ)も観戦することができる。このSSSは3日間で3回観戦(※20(金)は観戦無料)することができる。また、音楽コンサートや自衛隊車両の展示、十勝地方のグルメを堪能できるフードコーナーなど、ラリー競技以外も充実しており、十勝地方の秋の風物詩として子供からお年寄りまで楽しむことができる大会として親しまれている。
    その他、観戦しやすい陸別サーキットで行われるリクベツロング、本格的な林道で観戦できるニューホンベツ、パウセカムイ、オトフケリバースなど、SSは合計で14SS、SSの総走行距離は167.11㎞が予定されている。
    シリーズ後半戦の天王山となるこのラリー北海道、豊富な観戦ステージのほか、足寄町の道の駅でラリーパークが開設されるなど、見応えのある1戦となりそうだ。

    ハイスピードの長距離コースをミスなく走ることがカギ

    これまでに長い歴史を重ねてきているラリー北海道だが、海外ラリーのステージに匹敵する高速ステージの数々は、コースを知り尽くしているベテラン勢にとっても攻略が難しく、毎年多くのドラマが生まれてきている。昨年は大会直前に発生した北海道胆振東部地震の影響で開催が危ぶまれたが、地元の方々の協力やラリー関係者の尽力により一部SSを短縮したのみでの開催となった。
    今年のコースは、前述の観戦ステージが設けられたSSにクンネイワ、ヤムワッカといったラリー北海道ではお馴染みの林道ステージが設定される。さらに、陸別町北部に位置するヌプリパケが9年ぶりに復活する。北愛国サービスパークに隣接したサミーサツナイは 3回の走行。陸別サーキットのリクベツロングは土曜日に2回走行する。
    林道ステージは長距離が設定されているSSが多く、上位クラスの平均時速が100㎞/hを超えるSSもあり、距離・スピードともに国内屈指の難関ラリーといえる。そのため少しのミスが大きなトラブルにつながる可能性があり、最後まで気が抜けない戦いになる。ドライバーの力量、メカニックの連携など、他の大会以上にチーム力が試されることになるはずだ。

    それぞれの役割を果たしながら連携
    広大なグラベルラリーでより一層の鍛えを目指す

    「クルマを鍛え、人を鍛える」をスローガンに全日本ラリー選手権に参戦するTOYOTA GAZOO Racing。2019年シーズンをJN2クラスで戦うTGR Vitz GRMN Rallyは、前戦の横手ラリーで、荒れた路面、高い気温で体力面でも厳しかったラリーをJN2クラスで3位フィニッシュ。豊岡悟志チーム監督は「初の開催となった横手ラリーでもたくさんの観客の皆さんが応援に駆けつけてくださり、大変励みになりました。我々が戦うJN2クラスのライバルたちは手強くハイレベルなラリーをしているのですが、やはり負けてしまうのは悔しいものです。少しずつでも改善を行い、いい戦いをしていきたいと思っています」とコメント。
    ラリー北海道に向けて、宮本昌司チーフメカニックは「メンバーそれぞれの役割を個で行う。その中で連携を」と参戦へのテーマを掲げる。ドライバーの眞貝知志選手は「これまでのラリーを進めるなかでも、常にラリー北海道での車の動きをイメージし、対策を施してきました。長いラリーなので平常心をいかに保てるかも大事」と語る。
    過去2戦のラリー北海道はリタイアという悔しい結果に終わっているが、ここでのポイント獲得がシリーズチャンピオンの行方を左右する大会。さらに、広大なグラベルラリーは車をより一層鍛え、多くの有用なデータを収集できる場と捉え、チーム一丸となってラリー北海道に挑む。

    日本国内で最も過酷でタフな高速ラリーとされる Rally Hokkaido。昨年はコースアウトでリタイアを喫する結果となった。あれから1年、クルマとチームの成長を示す戦いに挑む。
    日本国内で最も過酷でタフな高速ラリーとされる Rally Hokkaido。昨年はコースアウトでリタイアを喫する結果となった。あれから1年、クルマとチームの成長を示す戦いに挑む。

    大会基本情報

    開催地:
    北海道帯広市及び周辺
    日程:
    9月20日(金)~22日(日)
    サービスパーク:
    北愛国交流広場(北海道帯広市愛国町10-1)
    路面:
    未舗装路(グラベル)
    SS:
    14(SSトータル距離:167.11km)
    総走行距離:
    661.09km

    ※最新情報は 大会公式サイト をご覧ください。

    Obihiro NOW

    loading...
    12
    °C
    Current
    mm
    wether_tempHi
    °C
    wether_tempLo
    °C

    ※2019年9月13日時点の情報です。最新情報は当日HQでご覧ください。

    過去にはWRC(世界ラリー選手権)を開催したイベント
    高速で走り抜けるラリーカーを目撃せよ

    ラリー北海道は、2003年にはWRC(世界ラリー選手権)の 候補ラウンドとしても開催され、翌年にはWRCの一戦、ラリージャパンと併催して開催された。05年からアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)を併催、17年からは日本スーパーラリーシリーズ(JSR)も行われるなどグローバルな大会として続いている。
    観戦エリアは北海道の風景を望む林道に、3日間で5つのSS、合計8回のタイムアタック区間が設けられる。金・土・日曜に1回ずつ北愛国サービスパークで行われるSSSは、例年日没近くのスタートだったため夜間の走行であったが、今年の土曜日はスタート時間が早まったので明るい中での観戦となる。
    SSの観戦としては土曜に陸別サーキット周辺で行われるリクベツロング(SS2とSS5)は目玉のひとつ。同じルートを2回走るうえ、観戦可能なポイントが多いので様々な場所から迫力あるラリーカーの走りを観ることができる。さらに、駐車スペースも多く、フードや協賛企業ブースなどの出店があるので、気軽にラリーを観戦できるエリアといえよう。
    日曜日は前述のSSSを含めると4カ所の観戦エリアが設けられている。タイムスケジュールの関係ですべてのSSを観ることは不可能なので、あらかじめどのエリアに行くか決めてから行動しよう。効率的に観戦をしたいのならば、移動にクルマを利用することが好ましい。
    開催時期の十勝地方は秋を感じる気候のことが多いので、防寒対策は必須。他のラリーと同様、雨具を持参し、活動しやすい服装で観戦を。

    ○北愛国サービスパーク/各種イベント/出展エリア/ラリーショー/セレモニアルスタート/セレモニアルフィニッシュ
    北愛国交流広場
    北海道帯広市愛国町10-1
      • ■北愛国サービスパーク/各種イベント/出展エリア/ラリーショー/セレモニアルスタート/セレモニアルフィニッシュ
        北愛国交流広場
        北海道帯広市愛国町10-1
      • ○入場費用
        入場無料/駐車無料
      • ○駐車場オープン時間
        9/20(金)9:00~
        9/21(土)5:00~
        9/22(日)5:00~
      • ※サービスパークにご来場の際は競技車両の通行にお気をつけください。
      • ○ラリーショー(サイン会及びラリーカー展示)
        9/20(金)15:45~
      • ○セレモニアルスタート
        9/20(金)16:45~
      • ○セレモニアルフィニッシュ
        9/22(日)14:54~
      • ※上記時間は参考時間です。
      • ※時間は変更となる場合がございます。
      • 【ラリー観戦のご注意】
      • ラリー観戦には危険が伴います。係員の指示に従ってください。
      • 詳しくは公式サイトをご覧ください >>
      • ■サミーサツナイSSS(北愛国サービスパーク隣接)
        北愛国交流広場
        北海道帯広市愛国町10-1
      • ○観戦費用
        下記【観戦チケット】をご覧ください/駐車無料
      • ○観戦ステージ SSS Sammy SATSUNAI
        SS1 9/20(金)17:00入場開始18:00走行開始※20(金)は観戦無料
        SS8 9/21(土)15:30入場開始16:35走行開始
        SS14 9/22(日)13:40入場開始14:24走行開始
      • ※上記時間は参考時間です。
      • ※時間は変更となる場合がございます。
      • 【ラリー観戦のご注意】
      • ラリー観戦には危険が伴います。係員の指示に従ってください。
      • 詳しくは公式サイトをご覧ください >>
      • ■陸別サービス/各種イベント/観戦ステージ
        陸別サーキット
        北海道足寄郡陸別町陸別 ウエンベツ
      • ○観戦/入場費用
        別記【観戦チケット】をご覧ください
      • ○駐車料金
        1台500円
      • ○開場時間
        9/21(土)7:30~(駐車場オープン7:00~)
      • ※サービスパークにご来場の際は競技車両の通行にお気をつけください。
      • ○観戦ステージ SS RIKUBETSU LONG
        9/21(土) SS2 8:28~ / SS5 10:58~
      • ※上記時間は参考時間です。
      • ※時間は変更となる場合がございます。
      • 【ラリー観戦のご注意】
      • ラリー観戦には危険が伴います。係員の指示に従ってください。
      • 詳しくは公式サイトをご覧ください >>
      • ■その他の観戦ステージ(オトフケリバース (音更)、ニューホンベツ (本別)、パウセカムイ (足寄))の詳細は大会公式サイトをご覧ください。 >>
      • ※観戦費用は下記【観戦チケット】をご覧ください
      • ※駐車料金は上記各会場について1台500円
      • 詳しくは大会公式サイトへ >> >>

      • 【観戦チケット】
      • 〇2日券9/21(土)、22(日)の全観戦ステージ
        大人前売券/5,000円 当日券/8,000円
      • 〇1日券9/21(土)または22(日)の全観戦ステージ
        大人前売券/3,500円 当日券/4,500円
      • 〇ステージ券該当する観戦ステージ1ヶ所のみ
        (サミーサツナイSSS、リクベツロング(陸別サーキット)、オトフケリバース (音更)、ニューホンベツ (本別)、パウセカムイ (足寄)の21(土)および22(日)各日)
        大人前売券/2,000円 当日券/2,800円
      • ※中学生以下は入場無料(ただし、保護者の同伴が必要)
      • ※20(金)サミーサツナイSSSのみ観戦無料
      • ※各観戦コース駐車料金別途500円(サミーサツナイSSS除く)
      • ※チケットは全国のセブンイレブン・マルチコピー機、セブンチケットWEB、大会事務局などで販売
      • 【ラリー観戦のご注意】
      • ラリー観戦には危険が伴います。係員の指示に従ってください。
      • 詳しくは公式サイトをご覧ください >>

    MOVIE

    2018
    全日本ラリー選手権 2018 第8戦 RALLY HOKKAIDO 2018年9月14日(金)~9月16日(日)
    全日本ラリー選手権 2018
    第8戦 RALLY HOKKAIDO
    2018年9月14日(金)~9月16日(日)