MORIZO Challenge Cup 特別戦 in ラリチャレ豊田 お客様への感謝を込めて特別戦を開催
ファン交流イベントで会場を盛り上げた

2025.12.02(火曜日)- 17:00配信

11月29日(土)〜30日(日)にかけて、MORIZO Challenge Cup特別戦 in ラリチャレ豊田が愛知県豊田市を拠点に開催されました。選手たちは多くのギャラリーが集まった鞍ケ池公園のスペシャルステージで、それぞれの技量を尽くした“魅せる走り”を披露、ラリー後にはTOYOTA GAZOO Racing PARK(TGRP)でファンと交流し、日ごろの応援への感謝を表しました。

2025年シーズンを通じて逞しく成長した選手たち。ファンの前で力走を見せた。
2025年シーズンを通じて逞しく成長した選手たち。ファンの前で力走を見せた。

MORIZO Challenge Cup(MCC)は、若手ドライバー育成を目的に2024年から導入された、全日本ラリー選手権JN-2クラスのサブカテゴリー。2025年は開幕から6連勝を飾ったTOYOTA GAZOO Racing-WRJの大竹直生選手がチャンピオン、兼松由奈選手が最優秀女性ドライバー賞に輝きました。今回の特別戦には大竹直生選手、最上佳樹選手、米林慶晃選手、平川真子選手、兼松由奈選手、田部井翔大選手、松原周勢選手、岩堀巧選手、木内秀柾選手、関あゆみ選手という、シリーズを盛り上げた10名の選手が集いました。

今大会はお客様とラリードライバーの交流や楽しめるラリーをコンセプトに、MCCとしては初の試みとなる特別戦として開催されました。TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ特別戦 in 豊田との同時開催で、観戦エリアの設けられた鞍ケ池公園のSSでは「心を惹きつけられた走り」をしたドライバーへのファン投票を実施。SS走行後に鞍ケ池公園のパルクフェルメで行われたサイン会には、今シーズンのMCCを追いかけていた熱心なファンだけでなく、TGRPに遊びに来た親子連れ、今回のラリーで初めてMCCのことを知ったギャラリーなどが長蛇の列を作り、選手との触れ合いや記念撮影などを楽しみました。

ファン投票の結果は、圧倒的なパフォーマンスで141票を集めた大竹選手が優勝。60票の平川選手が2位、59票の兼松選手が僅差で3位となりました。上位3名にはGAZOO Racing Companyの高橋智也プレジデントから、豊田市特産のハチミツが手渡されました。合わせてMCCの2025年シリーズ表彰も行われ、シリーズチャンピオンに輝いた大竹選手と橋本美咲選手、最優秀女性ドライバーチャンピオンを受賞した兼松選手と山下秀選手にトロフィーが贈呈されました。

ラリーはチャンピオンの大竹選手がSS1/2で連続トップタイムをマーク。SS3は最上選手、SS4は米林選手が制し、最上選手が優勝する結果となりました。前半を首位でまとめた大竹選手は「会場に足を運んでいただいた皆さんに楽しんでもらいたい」と、SS3/4の各所で派手なドリフトを披露。さらにSS4ではコースの途中で360度ターンを見せるなどGRヤリスを自由自在に操り、集まったギャラリーを魅了しました。

■大竹直生(ファン投票1位)
多くのファンの皆さまにご来場いただき、鞍ケ池公園のSSでは魅せる走りをお届けしたいと考えていました。その結果、ファン投票で1位を獲得することができました。投票いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。今シーズンは昨年と比べ、安定感を持って走ることができましたし、強さを示すことができました。MCCは同世代の選手が同一の車両で競え合える環境が整っており非常に素晴らしい舞台です。若い選手同士が真剣勝負を重ねることで、互いに切磋琢磨し、着実に成長していると感じています。ファンの皆さまの声援が私にとって大きな力になっていますし、これからも皆さまのご期待に応えられるよう、より良いドライバーを目指し、努力を続けていきます。引き続き、応援のほどよろしくお願いします。

■平川真子(ファン投票2位)
ファン投票で2位を獲得することができ、とてもうれしく思いますが、少しミスもあり、不完全燃焼な部分もありました。特別戦では、ファンの皆さまとサインや会話を交わす機会をいただき、名前を覚えていただけるなど、大変うれしい交流ができました。鞍ヶ池公園のSSでは多くの皆さまにご覧いただき、楽しく走ることができました。MCCへの参戦を通じて、ペースノート作成やドライビング、セッティングなど、多くの学びを得ることができました。同世代の選手との交流も、私にとっては大きな財産になりました。今から来シーズンが楽しみです。

■兼松由奈(ファン投票3位)
イベントを通して楽しく走ることができました。林道SSでは不完全燃焼な部分もありましたが、心からラリーを楽しむことができたと思います。ファンの皆さまと多く交流できたこともうれしく感じています。今シーズンは大きく成長することができました。講師の方々からドライビングのアドバイスをいただき、毎戦ロガーを確認して反省を重ねるなど、すべてが自分の糧になったと感じています。大竹選手のように、同世代のベンチマークとなる選手と同じフィールドで競えたことも、非常に大きな経験でした。来年以降も、引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

■最上佳樹
今回は監督から『タイムをしっかり意識して走るように』とアドバイスをいただき、ラリーを戦いました。シーズン前半は自分の感覚とタイムが合わないこともありましたが、後半にはしっかりタイムにつながるようになってきました。MCCは様々なカテゴリーから優秀なドライバーが集まっており、このような素晴らしい環境を用意していただいたことに感謝しています。多くの方にお越しいただいた特別戦も含め、ファンの皆さまからの応援は大きな力になっています。これからも結果で恩返しができるように頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

■米林慶晃
スタート前は『距離が短い』と思っていましたが、実際に走ってみると、特に林道SSの難しさに驚きました。グリップレベルが低く、タイムを出すには高い技術が求められると実感しました。MCC終盤戦の久万高原とハイランドマスターズでは表彰台を逃す戦いが続いていたため、今回は多くの観客の皆さまの前で走り、2位に入ることができてうれしく思います。今年はグラベルのラリー北海道を走るなど、貴重な経験を積むことができました。この流れを維持しつつ、WRCのチャンピオンを目指して頑張っていきたいです。

■木内秀柾
3位に入ることができ、GR-DAT車両で表彰台に上がれたことは、大きな経験となりました。今大会では多くの方々に応援していただき、観客の皆さまと交流できたことも嬉しく感じています。今年はGR-DATでの競技も含め、本当に多くの経験を積むことができました。特に世代の近い選手たちと戦えたことは、大きな刺激となり、『こんなに上手い人がいるのか』と驚くと同時に、闘志をかき立てられました。引き続き応援をよろしくお願いします。

■岩堀巧
鞍ケ池公園のSSでは、ファン投票もあるため魅せる走りを目指し、サイドブレーキを使いましたが、思うように滑ってくれませんでした。今年は2戦のみの出場となりましたが、ファンの皆さまからの応援は大きな力になりました。今シーズンは、自身の成長と同時に多くの課題が明確になった1年でした。走るたびに新たな課題が見えてきます。今後もひとつずつ課題を克服し、トップとの差を縮めていきたいと考えております。引き続きご声援のほど、よろしくお願いします。

■松原周勢
今年1年の感謝の気持ちを込め、自分ができる限り皆さまに楽しんでいただけるよう走りました。デモンストレーションランにはあまり慣れていなかったため、少し不安もありましたが、観客の皆さまから『おぉ!』という歓声が上がったと聞き、とてもうれしく思いました。今シーズンは素晴らしいチームで走らせていただき、チームワークの大切さを学ぶことができました。また、同世代のライバルたちと交流し、繋がりを築くこともできました。今後のラリー人生において、互いに高め合える存在になると確信しています。

■田部井翔大
1年間、応援いただきありがとうございました。ファンの皆さまのおかげで、1シーズンを走り切ることができ、真剣に取り組むことができたと感じています。今回は短いラリーで難しさもありましたが、新たな発見もありました。MCCに参戦し、しっかりとプロモーションをしていただいたことで、多くの方に自分の名前を知っていただく機会が増えました。あらためて、多くの方々の協力やサポートがあって、この素晴らしい選手権に参戦できたのだと感謝しています。また、同世代の選手と走ることで、多くの刺激を受けることもできました。

■関あゆみ
最終戦のハイランドマスターズではファンの皆さまにお会いできなかったため、今回の特別戦で多くの方と交流できることを楽しみにしていました。多くの方がブースに並んでくださり、さまざまななお話をしたり、写真を撮ったりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。今シーズンは、ペースノートの語彙が増えたことに自分なりの成長を感じています。『コーション』や『3ライトダブル』など、より高度な表現を使えるようになりました。来年は全戦に挑戦し、ファンの皆さまに恩返しできる走りをお見せできるよう努めたいと思います。

ファンを魅了する走りを披露した大竹直生/橋本美咲 派手なドリフトで会場を沸かせた
ファンを魅了する走りを披露した大竹直生/橋本美咲
派手なドリフトで会場を沸かせた
ファン交流イベントではサイン会も実施 選手はファンの皆さまへ日頃の応援の感謝を伝えた
ファン交流イベントではサイン会も実施
選手はファンの皆さまへ日頃の応援の感謝を伝えた

MORIZO Challenge Cup特別戦 in ラリチャレ豊田 最終結果

  1. 1 最上佳樹/小藤桂一(FIT-EASY ZEALGRYARIS)

    6:12.0

  2. 2 米林慶晃/木村悟士(KTMS GRヤリス)

    +1.7

  3. 3 木内秀柾/中嶌アンリ(CUSCO DUNLOP GRヤリス)

    +5.8

  4. 4 大竹直生/橋本美咲(GR YARIS GR4 RALLY)

    +6.5

  5. 5 平川真子/冨本諒(GRYARIS GR4RALLY DAT)

    +6.7

  6. 6 岩堀巧/岡田誠(一六RACING 丸創物流 GRヤリス)

    +12.6

  7. 7 松原周勢/羽根田琴(CUSCO DUNLOP GRヤリス)

    +14.7

  8. 8 兼松由奈/山下秀(ロッソモデロ 大東建託 GRヤリスDAT)

    +22.1

  9. 9 田部井翔大/槻島もも(CUSCO DUNLOP GRヤリス)

    +24.0

  10. 10 関あゆみ/市橋真由子(FIT-EASY ZEALGRYARIS)

    +36.0

  11. 参戦10台、出走10台、完走10台