2018年プレスリリース

NASCARエクスフィニティ・シリーズ 2018年 第14戦 アイオワ
エクスフィニティでC.ベルが惜しくも2位
トラックではB.モフィットが今季2勝目

2018.06.19(火)- 16:50配信

父の日を含むこの週末は、カップ・シリーズの開催はなく、エクスフィニティ・シリーズとトラック・シリーズのみがアイオワで行われました。エクスフィニティ・シリーズではクリストファー・ベルが最後まで首位を争いましたが惜しくも届かず2位。トラック・シリーズでは"トヨタ タンドラ"同士の首位争いを制した地元のブレット・モフィットが今季2勝目。"トヨタ タンドラ"はトップ4を独占しました。

NASCAR XFINITY SERIES
第14戦 Iowa 250

開催日:6月17日

クリストファー・ベルが首位を争うも2位

2位フィニッシュとなったクリストファー・ベル(#20)
2位フィニッシュとなったクリストファー・ベル(#20)

 6月17日(日)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第14戦「Iowa 250」が米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催されました。
 父の日を含むこの週末、NASCARはカップ・シリーズが開催されず、エクスフィニティ・シリーズとトラック・シリーズのみがアイオワで開催。カップ・シリーズドライバーの出場もなく、トップドライバーを目指す若手勢による激戦が繰り広げられました。

 17日(日)午後4時16分、0.875マイルショートオーバルを60周/60周/130周の3ステージ合計250周(218.75マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタート。
 トヨタ勢最上位の3番手からスタートを切ったシリーズレギュラー、ブランドン・ジョーンズは10周目には2位へ。そして、今季よりシリーズフル参戦しているルーキーながら既に1勝を挙げ"プレーオフ"入りを決めているクリストファー・ベルは、トラブルにより予選を走れず、39番手と後方スタートを強いられましたが序盤から猛烈に追い上げ、28周でトップ10圏内へ浮上。
 ブランドン・ジョーンズが上位争いを展開する後方までベルは追い上げ、ステージ1はブランドン・ジョーンズが4位、ベルが6位、今大会がエクスフィニティ・シリーズデビュー戦となる19歳、ライリー・ハーブストが9位に入りました。
 ステージ2も"トヨタ カムリ"を駆る若手3人がトップ10圏内でのバトルを繰り広げ、ベルが3位、ブランドン・ジョーンズが6位、ハーブストが7位。
 ステージ3の再スタートが切られると、3位のベルはすぐに2位へとポジションを上げ、首位を追走。サイド・バイ・サイドでの首位争いがファイナルラップまで続きましたが、惜しくもコンマ7秒及ばずベルは2位でフィニッシュ。ブランドン・ジョーンズが5位、ハーブストが6位で続き、デビュー戦でトップ10フィニッシュ。"トヨタ カムリ"勢は3台がトップ6フィニッシュを果たしました。

 次戦第15戦は6月30日(土)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで行われます。

クリストファー・ベル:

「彼(ジャスティン・アルゲイヤー:シボレー)の前に出る必要がありました。我々の"トヨタ カムリ"は好調でした。どちらのコーナーでも、特にイン側で速かったです。しかし、彼をかわすまでには至りませんでした。彼はアウト側を維持し、決して隙を見せませんでした」

リザルト

決勝結果

順位予選No.ドライバー名車種周回
1117ジャスティン・アルゲイヤーシボレー250
23920クリストファー・ベルトヨタ カムリ250
3221ダニエル・ヘムリックシボレー250
5319ブランドン・ジョーンズトヨタ カムリ250
6918ライリー・ハーブストトヨタ カムリ250
262940チャド・フィンチャムトヨタ カムリ244
302855ブランドン・ハイタワートヨタ カムリ220
363445ジョシュ・ビリッキトヨタ カムリ95
373513ティミー・ヒルトヨタ カムリ75

ドライバーズポイント

順位ドライバー名メーカーポイント
1エリオット・サドラーシボレー504
2コール・カスターフォード500
3ダニエル・ヘムリックシボレー497
5クリストファー・ベルトヨタ471
7ブランドン・ジョーンズトヨタ431
26ライアン・プリーストヨタ126
33ジョシュ・ビリッキトヨタ89
34チャド・フィンチャムトヨタ64
36ステファン・リートトヨタ61
40カイル・ベンジャミントヨタ34
43シーザー・バカレラトヨタ27
45ブランドン・ハイタワートヨタ24
50ライアン・エリストヨタ7

マニュファクチャラーズポイント

順位メーカーポイント
1シボレー509
2フォード484
3トヨタ468
4ダッジ37

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第9戦 M&M's 200

開催日:6月16日

ブレット・モフィットが地元で今季2勝目
"トヨタ タンドラ"トップ4独占!

地元アイオワで今季2勝目を挙げたブレット・モフィット
地元アイオワで今季2勝目を挙げたブレット・モフィット

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第9戦「M&M's 200」が6月16日(土)にアイオワ・スピードウェイで開催されました。

 16日(土)午後6時9分に0.875マイルショートオーバルを60周/60周/80周の3ステージ合計200周(175マイル:約280km)して競われる決勝レースがスタート。17歳のハリソン・バートンがキャリア初のポールポジションから中盤まで首位を逃げ、ステージ1はバートンが3位。3番手スタートの19歳、ノア・グラッグソンが6位。
 16番手スタートから追い上げがブレット・モフィットが8位。今大会がトラック・シリーズのデビュー戦となる17歳のクリスチャン・イクスが10位に入りました。
 4番手スタートから一時3位を走行していた18歳、トッド・ギリランドは25周目に壁にクラッシュ。大きく順位を落としてしまいました。
 ステージ2は終盤のコーションで戦略が分かれ、ピットインしたモフィットは3位。グラッグソンが4位。バートンが6位。トッド・ギリランドの実父、デイビッド・ギリランドが9位。
 ステージ3では、ステージ間のコーションで上位2台がピットインしたため、モフィット首位、グラッグソンが2位で再スタート。首位を逃げるモフィットをグラッグソンが激しく攻める展開となりました。
 ファイナルラップの最終コーナーで、グラッグソンは一気にモフィットのインをつき首位浮上、かと思われましたが、クロスラインを取ったモフィットが抜き返し、トップチェッカー。モフィット自身の地元アイオワで、今季2勝目を挙げ、応援に来ていた父親へ、父の日のプレゼントを捧げることとなりました。
 惜しくもグラッグソンが2位。バートンが3位、デイビッド・ギリランドが4位で続き、"トヨタ タンドラ"はトップ4独占という速さを見せました。イクスも8位でチェッカーを受け、デビュー戦をトップ10フィニッシュで飾りました。

 次戦第10戦は6月23日(土)に米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・モータースポーツ・パークで開催されます。

ドライバー ブレット・モフィット:

「地元のコースで、父の日の週末に勝てるなんて、これ以上はありません。父は私のためにできることは全てやってくれました。終盤のノア(グラッグソン)は本当に速く、彼を押さえるのは大変でした。今夜はトヨタの皆さんの努力のおかげで、全ての"トヨタ タンドラ"が速く、とても良いレースだったと思います。この機会をくれたシギ(オーナーの服部茂章)をはじめとする、全ての人に感謝します」

リザルト

決勝結果

順位予選No.ドライバー名車種周回
11616ブレット・モフィットトヨタ タンドラ200
2318ノア・グラッグソントヨタ タンドラ200
3151ハリソン・バートントヨタ タンドラ200
41254デイビッド・ギリランドトヨタ タンドラ200
8946クリスチャン・イクストヨタ タンドラ200
2944トッド・ギリランドトヨタ タンドラ102

ドライバーズポイント

順位ドライバー名メーカーポイント
1ジョニー・ソーターシボレー419
2ノア・グラッグソントヨタ348
3ブレット・モフィットトヨタ334
17トッド・ギリランドトヨタ155
20スペンサー・デイヴィストヨタ126
21ハリソン・バートントヨタ113
23デイビッド・ギリランドトヨタ107
28コービン・フォリスタートヨタ76
30ボー・リマスタストヨタ57
32クリス・イグルストントヨタ47
39クリスチャン・イクストヨタ30

マニュファクチャラーズポイント

順位メーカーポイント
1シボレー335
2トヨタ324
3フォード292