2019年プレスリリース

モンスターエナジー・NASCARオールスターレース
オールスター戦でカイル・ブッシュが3位

2019.05.21(火)- 13:00配信

この週末はカップのシリーズ戦は休み、ポイントではなく賞金を争う「オールスター戦」がシャーロットで行われました。トヨタ勢は4名が同レースに出場。カイル・ブッシュがトップ争いの末、3位でチェッカーを受けました。トラック・シリーズはスポット参戦したカイル・ブッシュが圧勝し、今季出場した5戦全てで勝利を達成しました。

Monster Energy NASCAR All-Star Race

開催日:5月18日

オールスター戦でカイル・ブッシュが3位

オールスター戦でトップ争いの末、3位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)
オールスター戦でトップ争いの末、3位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)

5月18日(土)、米国東南部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイでNASCARのオールスター戦、「Monster Energy NASCAR All-Star Race」が開催されました。
 このオールスター戦はシリーズの一戦ではなく、ポイントは獲得出来ませんが、優勝者には100万ドル(約1億1千万円)の賞金が与えられます。また、次週同じシャーロットで行われるシリーズ最長の第13戦「コーク600」への前哨戦としても重要なレースとなります。このオールスター戦ではトヨタ勢として2015年にデニー・ハムリン、2017年にカイル・ブッシュが勝利を飾っています。
 このレースへ出場出来るのは、2018年及び2019年のシリーズ戦勝者、過去のオールスター戦勝者、カップ・シリーズのチャンピオン獲得経験を持つ現役ドライバー、そして前座レース「オールスター・オープン」でのステージ勝者、及びファン投票による最多票獲得者となっており、トヨタ勢からはカイル・ブッシュ、マーティン・トゥルーエクス・Jr.、デニー・ハムリン、エリック・ジョーンズの4名が出場しました。

 オールスター戦は予選から通常のレースとはフォーマットが異なっており、各車1台ずつが3周のアタックを行い、その間にピットインしてタイヤを4本交換する必要があります。この時はピットロードの速度制限はなく、ピットクルーの腕の見せ所でもあります。
 この予選でトヨタ勢はカイル・ブッシュが2番手、トゥルーエクス・Jr.が5番手、エリック・ジョーンズが7番手、ハムリンが12番手につけました。
 18日(土)午後8時36分、1.5マイルオーバルを30周、20周、20周、15周の4ステージ合計85周して競われるオールスター戦のスタートが切られました。
 ステージ1は2番手でスタートしたカイル・ブッシュが19周目に首位に浮上。ステージ終盤にエリック・ジョーンズがタイヤバーストに見舞われイエローコーション(何らかの障害による全車スロー走行指示)が出され、2位へと後退したカイル・ブッシュでしたが、ラスト1周での再スタートを決め逆転、ステージ1を制しました。
 ステージ2はカイル・ブッシュが首位でスタートを切りましたが、僅か3周で出されたイエローコーションからの再スタート時、3ワイドのバトルの中で行き場を失いポジションダウン。6位でステージ2を終えました。ステージ2ではエリック・ジョーンズが10位。
 ステージ3では、スタート後4周でカイル・ブッシュと他車が接触、これにエリック・ジョーンズが巻き込まれるアクシデント。ダメージはそれほど大きくなかったものの、修復のためのピットインを強いられ、共にほぼ最後尾の16位、17位へと大きく順位を落としてしまいました。ステージ3はトゥルーエクス・Jr.が5位、追い上げたエリック・ジョーンズが8位、ハムリンが10位。
 ステージ4はグリーンフラッグ下での周回のみを数えて15周(イエローフラッグ時の周回はカウントしない)と、やや短いステージのため、カイル・ブッシュはステージ3での先のアクシデントの後、タイヤや燃料をセーブしながら最後尾での周回を続け、ステージ間のイエローコーションでピットインしない作戦を採りました。これにより、同様の作戦を採った2台とエリック・ジョーンズに続く4位へと浮上。ハムリンが右側2本のみ交換で5位へ。4本交換したトゥルーエクス・Jr.は8位で最後の15周へ向けた再スタートが切られました。
 カイル・ブッシュは好スタートで一瞬首位に立ちましたが、その直後に4ワイド走行の激しい接近戦の中で接触を受けたハムリンがスピンし,イエローコーション。そこからの再スタート直後には今度はエリック・ジョーンズがクラッシュを喫するという、荒れた最終ステージで2台の"トヨタ カムリ"が戦列を去ることとなってしまいました。
 残り12周で再スタートが切られたあとは、カイル・ブッシュがトップ争いを展開しましたが、壁に軽くヒットするなどやや苦戦し首位逆転には至らず、3位でチェッカー。トゥルーエクス・Jr.が10位でフィニッシュしました。

 次戦は第13戦として、シリーズ最長の600マイルレース「コーク600」が5月26日(日)、シャーロット・モーター・スピードウェイで行われます。

ドライバー カイル・ブッシュ:

「我々の"トヨタ カムリ"は好調でしたが、再スタート時にほんの少しスピードが足りませんでした。何周かすれば上位を争える速さがありましたが、再スタート直後はなかなか思うように走れませんでした。ロングランでは速かったので、次のコーク600でそれが活かせることを願っています」

リザルト

決勝結果

順位予選No.ドライバー名車種周回
11842カイル・ラーソンシボレー88
234ケヴィン・ハーヴィックフォード88
3218カイル・ブッシュトヨタ カムリ88
10519マーティン・トゥルーエクス・Jr.トヨタ カムリ88
181211デニー・ハムリントヨタ カムリ79
19720エリック・ジョーンズトヨタ カムリ77

NASCAR GANDER OUTDOORS TRUCK SERIES
第8戦 North Carolina Education Lottery 200

開催日:5月17日

カイル・ブッシュが今季のシリーズ参戦5戦全勝!

今季5勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#51)
今季5勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#51)

NASCARガンダー・アウトドアズ・トラック・シリーズ第8戦「North Carolina Education Lottery 200」が5月17日(金)にシャーロット・モーター・スピードウェイで開催されました。
 今大会にはシリーズレギュラーの若手勢に加えて、カップ・シリーズのトップドライバーであり、同シリーズに"トヨタ タンドラ"で参戦するチームのオーナーでもあるカイル・ブッシュが今季5度目のスポット参戦。カップ・シリーズのレギュラーによる下位シリーズへのスポット参戦は年間5戦までと決められているため、カイル・ブッシュにとっては今大会がトラック・シリーズでの今季最後のレースとなります。カイル・ブッシュは今季ここまで出場してきた4戦全てで勝利を挙げています。

 17日(金)午後8時51分、1.5マイルオーバルを30周/30周/74周の3ステージ合計134周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。2日前に19歳の誕生日を迎えたばかりのトッド・ギリランドが予選3番手、18歳のハリソン・バートンが4番手で2列目に並んでスタートを切り、2周目にはトッド・ギリランドが首位に浮上。これを、8番手スタートのカイル・ブッシュがかわすと、序盤戦を支配しました。
 ステージ1は終盤に22歳の女性ドライバー、ナタリー・デッカーがクラッシュしたためイエローコーションが出され、次のステージを見据えたピット戦略により順位が入れ替わり、トッド・ギリランドが2位、カイル・ブッシュが7位、ハリソン・バートンが9位となりました。
 ステージ2では4番手スタートのカイル・ブッシュが僅か4周で首位に立つと、ハンドリング不調を訴えながらも逃げ切ってステージを制しました。ハリソン・バートンが9位、トッド・ギリランドが10位。
 ステージ3もカイル・ブッシュが首位を快走。このステージは給油のためのピットインが必須な周回数なのに加え、途中4回のイエローコーションが発生したため、ピット戦略の違いで順位は入れ替わりましたが、96周目に首位を奪還したカイル・ブッシュは、一時は2位に5秒もの大差をつけ独走しましたが、残り8周でイエローコーション。最後は残り3周での再スタートとなるも、カイル・ブッシュはここでも首位を守りきってトップチェッカー。今季出場したトラック・シリーズの5戦全勝という記録を成し遂げました。
 これでカイル・ブッシュは自身の持つトラック・シリーズでの通算勝利記録を56へ、そしてNASCARのトップ3カテゴリーでの合計勝利記録も205へと伸ばしました。
 2位にはブレナン・プールが自己キャリア最高位となる2位。オースティン・ヒルが6位、トッド・ギリランドが7位、アンソニー・アルフレッドが8位に入り"トヨタ タンドラ"は5台がトップ10フィニッシュとなりました。

 次戦第9戦は6月7日(金)に米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで開催されます。

ドライバー カイル・ブッシュ:

「我々の"トヨタ タンドラ"は最高でした。今週末コースに持ち込んだときには完璧というわけではありませんでしたが、いつも同様、チームが本当に良い仕事で仕上げてくれました。終盤のコーションは、後続を大きく引き離していたので私にとってはあまり望ましいものではありませんでしたが、なんとか再スタートを決めてライバルを抑えきることが出来ました。(5戦全勝の記録達成は)ずっと目指してきた目標ですが、ようやく今年達成できました。毎レースハードワークを続け、素早いピットワークで支えてくれたチームのおかげです」

リザルト

決勝結果

順位予選No.ドライバー名車種周回
1851カイル・ブッシュトヨタ タンドラ134
21730ブレナン・プールトヨタ タンドラ134
3252スチュワート・フリーゼンシボレー134
62016オースティン・ヒルトヨタ タンドラ134
734トッド・ギリランドトヨタ タンドラ134
81515アンソニー・アルフレッドトヨタ タンドラ134
11418ハリソン・バートントヨタ タンドラ134
25277コービン・フォリスタートヨタ タンドラ129
271117タイラー・アンクラムトヨタ タンドラ111
312154ナタリー・デッカートヨタ タンドラ32

ドライバーズポイント

順位ドライバー名メーカーポイント
1グラント・エンフィンジャーフォード331
2スチュワート・フリーゼンシボレー316
3ブレット・モフィットシボレー298
7オースティン・ヒルトヨタ264
8トッド・ギリランドトヨタ253
9ハリソン・バートントヨタ252
13ブレナン・プールトヨタ143
16タイラー・アンクラムトヨタ124
23コービン・フォリスタートヨタ83
24ナタリー・デッカートヨタ80
25アンソニー・アルフレッドトヨタ77
29デイビッド・ギリランドトヨタ56
31ラファエル・レサールトヨタ52
32デレック・クラウストヨタ48
34ライアン・リードトヨタ31
39クリスチャン・イクストヨタ23
48クリス・フォンテイントヨタ10
50ベイリー・カリートヨタ8

マニュファクチャラーズポイント

順位メーカーポイント
1トヨタ308
2フォード281
3シボレー280